禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続

エホバの証人2世にとって苦痛となる学校生活

エホバの証人の2世は学校の給食の前に合掌のポーズをとることが禁止されている。これが私にとっては大問題だった。小学生から中学生に至るまでの全ての給食の時間が私には苦痛だった。毎日昼が来るたびに憂鬱な気分になるのである。そんな学校生活がエホバの証人の2世の日常である。

全員が手を合わせて、「いただきます」という時に、私だけ両手を握り合わせた祈りのポーズをとらなければならないのである。今となっては人と同じことをしないということは、そんなにも悪くないことだと思うのだが、子供の頃にはそれが恐怖だった周囲の同級生に好奇の目で見られることがたまらなく嫌だったのである





他者の視線と変化を恐れるエホバの証人2世

進級して次の学年になるとまた一からやり直しである。新しい担任に自分がエホバの証人であると信仰の証言をしなければならない。校歌、国歌を歌わないことから、クリスマス、節分をやらないこと、給食の際に合掌出来ないことなどを告げなければならない。他にもその都度、宗教上出来ないことがあれば証言しなければならない。

また新しく同級生となったクラスメイトの視線がとても気になるのである。私はクラスが変わるということや先生が変わるということを恐れる子供になってしまっていた。変化を恐れる子供だった。変化こそが成長であるのに、これはとてももったいないことだった。

 

学校生活の全てがストレスとなるエホバの証人2世

私の場合は小学校1年生から中学校2年生に至るまで、毎年担任の先生が変わるという不運だった。エホバの証人2世でなければ面白い経験だったのだが、私にとっては毎年4月が苦痛だった。ちょっと怖めの先生だったり、物分りの悪い初老の先生だったりすると話が非常にこじれるのである。

国家の斉唱をしないことについては認めるが、校歌については歌うように説得されたことがあった。スポーツ大会の応援の練習に参加しないのは良いのだが、その間は自習をするのか、それともその場にいながら応援をしないでいるのか、担任の先生の裁量で決められた。柔道の時間は正座で見学した上でレポートを提出せよと難癖をつけてくる先生もいた。部活動への参加頻度が少ないことについても、新年度になり部活動の顧問と担任の先生が変わる度にエホバの証人の集会のためであると証言しなければならなかった。


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