エホバの証人2世の異常な性欲、私は如何にしてポルノを愛するようになったか

性的に抑圧を受けるエホバの証人

私は生まれながらのエホバの証人2世だった。エホバの証人というのはキリスト教を自称する新興宗教。日本ではものみの塔聖書冊子協会という宗教法人が中心となって活動している。

2世というのは宗教2世被害者のことで、親の宗教を強要された子どものこと。

※今回は大いに性的な話題を含みます。ご注意下さい。

エホバの証人は婚外での性行為やマスターベーションが禁止されている。これは若い2世信者にとっては究極の問題。

性という、至って個人的な領域を誰にも管理される筋合いはない。しかし、そんな正論が一切通じないのがカルト。

とにかくエホバの証人は婚前の性行為禁止。マスターベーション禁止。

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特別に強いエホバの証人2世の性欲

公式に「結婚を前提として」付き合っている2人なら手をつなぐのはOK。しかし、その前に適切なグループでの交際期間を経なければならない。

寝ぼけてんじゃねえのか?というような意味不明な戒律。

キスは婚姻直前になればたしかOK、ただペッティング、セックスは結婚後までは絶対NG、結婚しても口での性行為はNG、性器以外での性行為はなぜか禁止。

口にするのもちょっと恥ずかしいことを書いているが、エホバの証人の宗教本には単語はこのまま記載されている。エホバの証人の子どもは、これを徹底的に教え込まれる。就学前の本当に幼い頃から。

子どもに対するカルト強制だけでも相当な悪事なのに、子どもにセックスの細かなNG技の種類まで教え込むというのは、すでに性的な児童虐待の領域。

エホバの証人2世にとって一番の大問題となるのはマスターベーションの禁止。当然ポルノ雑誌やビデオなども禁止。

年頃になれば放っておいても爆発するような性欲を感じるのに、エホバの証人2世は潤沢な性に関する知識を、幼い頃から埋め込まれている。

私の場合、ものみの塔の宗教本にある性に関するページの挿絵や写真、文章でも興奮してしまうほどに性欲が限界に達していた。無限の想像力と性欲、そして、ものみの塔によって教え込まれた早すぎる性に関する知識の融合の結果。

エホバの証人の子どもが置かれる劣悪な環境

結婚するまで、完全にマスターベーションを我慢し続けることなど不可能。こうして、私は親に隠れて、しかし神には見られているという罪悪感にかられながら日々マスターベーションに走るようになった。

エホバの証人をやめて、マインドコントロールが解けても、この性的執着は拭えなかった。幼い頃にものみの塔に性教育と称して性的虐待を受けたせい。

それゆえに特別強い性欲と付き合っていかなければならないと考えていたのだが、40才を超えて、その性欲にも落ち着きが出てきた。

周囲の同年代と比べると、オレって普通なのか?とも思うようになってきた。今になって思うと、あの爆発寸前だった10代後半~20代前半の性欲も、もしかしたら通常の範囲内、正常だったのかもと思い始めた。

それはもはや検証しようがない。

一つだけ確かなことは、性欲はともかく、エホバの証人の子どもが置かれた環境は、劣悪な最低環境だったということだけ。性器以外を使ったセックスがあるって、自分の子どもに誰が教えたい?それを教えているのが、ものみの塔。


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