「雪だるま禁止」は組織の構造から生まれる
昨日の記事の続き。元エホバの証人2世だった私の子どもの頃の特殊事例「雪だるま禁止」からあぶり出すエホバの証人全体の極悪さ。
「雪だるま禁止」は、単なる親の厳しさや家庭の特殊性では片付かない。むしろ、そこにこそエホバの証人という組織の構造的な危うさが凝縮されている。
なぜなら、こうした“禁止”は、個人の判断ではなく、組織内の空気や上層部の発言によって簡単に広がっていくから。
マインドコントロール教育の現場で起きること
エホバの証人の親が自分自身で「雪だるま禁止」に至る思考パターンもなかなかにイカレているけど、仲間うちのエホバの証人から
- 「雪だるまってダメじゃないですか?」
- 「雪だるまってふさわしくないんじゃないですか?」
と言われることもある。
これが末端信者からの苦言だったり、ババア信者の小言みたいのだと、「パリサイ気質」とか言われて、「人を裁くな」みたいな空気になることもある。しかし、これが一転、マインドコントロール教育を施す”ものみの塔研究”の”司会者”と”研究生”の関係だったりすると、話が変わってくる。
すなわち、「雪だるま」禁止になってくる。
マインドコントロール教育を施している司会者のほうも単に末端信者なんだけど、いっちょ前に人を教え導いてるつもりなので、妙な自信を持ち、強気に出がち。
マインドコントロールされている側も教わっている手前、反論しづらくなり、司会者に言われるがまま、我が子に対して「雪だるま」禁止を申し渡したりするようになる。
一言が地域全体を縛る構造
この問題は、駆け出し信者のマインドコントロール中に限った話ではない。エホバの証人全体の由々しき悪徳な問題。
たとえば、「雪だるま」禁止を言い出したのが、会衆の長老という中間管理職的な立場だったら?
「雪だるま」禁止とまで言わずとも、長老が自分の息子や付近で遊んでいたエホバの証人の子どもたちに「雪だるまはふさわしいかな?」のようなことを言ったりしたら。
その地域の信者たちは空気を読み、「あ、これはやめたほうがいいんだな」と判断する。マインドコントロール教育の過程で、エホバの証人は思考を奪われ、言いなり根性を身に付けている。子ども経由でその地域全体が「雪だるま」禁止になる。
これが巡回監督や地域監督と言われる立場の人間だったら?地方全体、日本全体で禁止になる。
統治体が言えば、世界が従う
さらに、エホバの証人の最高指導層である統治体が「雪だるまはふさわしくない」と言い出したら?
はい。世界中のエホバの証人800万人の信者が一斉に「雪だるま」禁止になる。この“上意下達”の構造こそが、エホバの証人の本質。思いつきの教理が、瞬時に全世界に波及し、誰も逆らえない。そこに個人の思考や判断は介在しない。
こうなると、これは命に関わる大きな問題につながってくる。明日に続きます。


