エホバの証人とクリスマス
明日がクリスマスなので、これから子供たちが寝静まったらプレゼントを枕元に置かないと。子供たちは靴下を吊り下げて寝たけれど、そんな小さな靴下じゃプレゼントは入らないな・・・うっかり寝てしまわないように気をつけよう。
息子は4歳で、まだサンタクロースがいると思っているのかいないのか。手紙で欲しいプレゼントと「ちゃんとお片付けします」と約束を書いていた。幼稚園にもサンタクロースが来たらしいので、まさかソリで空を飛んでくるとまでは思っていないのだろうが。
私の場合は、物心ついた瞬間からクリスマスはこの世の商業戦略だと親に教えられた。だからプレゼントを貰ったことも、クリスマスにケーキを食べたことも一度もない。理由は我が家がエホバの証人一家だったから。
子供の年に一度の楽しみなので、商業戦略だろうが何だろうが、ある程度乗っかってやれば良いのに。本当にエホバの証人はしょうもない細かい所にこだわる。クリスマスはキリストの誕生日ではないとか何とか。どうでも良いです。そんなこと。
クリスマスはプレゼントを交換してシャンパンを飲んだくれる日。それで良くないですか?
禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続~エホバの証人のできないことまとめ
エホバの証人二世にとって苦痛のクリスマス
今日は、学校とか幼稚園ではクリスマス会があるのかな。息子の幼稚園は今日終業式なので、昨日がクリスマス会だった。
12月は、学校で歌われる歌もずっとクリスマスにちなんだ曲になる。エホバの証人2世の子供にとって、12月は憂鬱な一か月。クリスマスの歌は歌っちゃダメだから。そしてクリスマス会のある日が最も憂鬱な日になる。
エホバの証人の子供たちはクリスマス会に参加することは出来ない。学校でクリスマス会が行われる場合には見学。
楽しそうにクリスマス会をしている同級生たちを見ていなければならない。まるで拷問。ただ一人苦行に臨んでいる子供に対して哀れみの視線が同級生や先生から投げかけられる。
体育館などで全校揃って行われるパターンの方が、まだ良かった。教室に一人残り自習になるから。少なくとも悪目立ちすることはない。
私が小学生の頃は、家に帰ってもエホバの証人の集会へ行かなければならないし、エホバの証人の集会の無い日は集会の予習が義務付けられていた。家で宿題をする暇がないので、教室での自習の時間に宿題を終わらせていた。
しかし、何が楽しくて体育館で全員揃ってクリスマス会を楽しんでいるときに自習をしなければならないのか。イヤーな思い出。自分の子供たちには決して同じ思いをさせないように。今晩は寝過ごしてプレゼント置き忘れないように気をつけないと。