エホバの証人の存在しない、美しく安全な未来を・・・

エホバの証人の存在しない美しい未来

マインドコントロール下の危険な信者が1000万人存在する

エホバの証人の組織はピラミッド構造になっている。最上位に位置しているのが統治体と呼ばれる集団。ものみの塔の全権を掌握し、下層から吸い上げる寄付金と信者たちの奉仕活動で悠々自適に暮らしている老人たち。

つまりは、統治体こそがものみの塔というカルトの悪の権化。

エホバの証人が崇拝する統治体とは

エホバの証人たちは、ものみの塔の言うことには絶対服従。国家の法や家族関係よりも、ものみの塔の戒律や指針に忠実。

統治体メンバーがトチ狂ったことを言いだしたら、全世界1000万人のエホバの証人は暴走する。この仕組みはオウム真理教などと全く同じ、エホバの証人は危険なカルトそのもの。

子どもへの体罰や児童性虐待の組織ぐるみの隠蔽、輸血拒否による殺人、子どもへの布教活動や信仰の強制など、エホバの証人は激ヤバ集団。

しかし、一方でものみの塔は、良心に従い、模範的な市民であるようにとも信者に通達している。暴力を憎み、国家や上位の権威には、ものみの塔の戒律に抵触しない限りは従うように諭されている。

この辺りが巧妙で、エホバの証人たちは特殊な信条を持ちつつも、一般社会に紛れ込んでいる。信者一人一人を見れば人畜無害で、エホバの証人は危険なカルト集団ではない、というイメージを抱きやすい。

だがこれは違う。

エホバの証人は激しくマインドコントロールされており、「組織の言うことは絶対!」という暴走集団。統治体が「武装しろ」と言えば、武器を持ち、迷いなく他人を攻撃する。

これは、「奇妙とも思える指示にも従うように」と、信者に指示が出ていることから明らか。聖書内の神から奇妙な指示があったという記述に照らし合わせて、この指示を強調している。統治体は神ではないのにね。

現段階で、エホバの証人は「死んでも輸血するな」という奇妙な指示に従っている。統治体の奇妙な指示に従い、命を投げ捨てている。これがどこまでも暴走することは想像に容易い。というか、既に暴走中。

しかも、エホバの証人はこの世界の体制の終わり、ハルマゲドンを熱望している。ハルマゲドンでは、エホバの証人以外は全員殺され、エホバの証人だけが生き残るという設定。エホバの証人は、世界体制の破滅を待ち望む危険集団。

エホバの証人の統治体のメンバーが君臨し続けられる理由

“エホバの証人の存在しない、美しく安全な未来を・・・” の続きを読む


エホバの証人2世の子ども、悲しい「運動会」や「夏祭り」の記憶

エホバの証人の子どもの辛い記憶

エホバの証人の子どもが禁止される、夏祭り

私は元エホバの証人2世で、約15年をものみの塔というカルト集団で過ごした。両親がフルにマインドコントロールされたエホバの証人だったので、私は生まれてから自分の意思で脱会するまで、エホバの証人というカルト宗教を強要された。

エホバの証人は各種の行事への参加が禁止されている。ものみの塔が他宗教の行事すべてを禁じているため。これが私の苦い記憶になっていて、息子が学校の行事に参加するたびに、過去の忌ま忌ましい記憶を思い出す。

最近だと七夕祭り。エホバの証人は七夕も禁止。夏祭りも禁止。この時期になると、子どもの頃の夏祭りの苦い記憶がよみがえる。

短冊に願い事を書くと叶う理由~七夕禁止のエホバの証人

私が小学校に入る前のこと。同じアパートに住んでいた同年代のトシ君が、お祭りの屋台に誘いに来る。トシ君は真新しい青いハッピを着ていた。

私が家を出ようとすると、母親が「絶対にダメ」だと言い出す。泣く泣くトシくんに「一緒に行けない」と告げ、自宅でしょぼんとすることに。

この頃は、まだエホバの証人の教理が頭に入っておらず、体にも染み付いていなかった。理由も分からない不条理な思い出。

しかし、小学生の高学年にもなれば、宗教色のある行事はエホバの証人には禁止ということが体の隅々にまで染み渡っていく。学校で行われる節分やクリスマスなどの行事のたびに、自ら信仰を表明することを強要され、何度も悲しく恥ずかしい思いをした。

エホバの証人の子どもの悲しい運動会

“エホバの証人2世の子ども、悲しい「運動会」や「夏祭り」の記憶” の続きを読む


エホバの証人の統治体崇拝とものみの塔崇拝、人間崇拝と組織・偶像崇拝

エホバの証人の統治体崇拝

エホバの証人のヒエラルキー

エホバの証人の組織は完全な階級構造になっている。

最下層は女子どもの一般信者。この中でも献身という洗礼のような儀式を受けている・受けていないという差がある。その上が男性信者。

エホバの証人は完全な男尊女卑思想。

男性信者の中にも役職のような階級が存在する。下から一般信者、奉仕の僕(現在は「援助奉仕者」と呼称※2022年追記)、長老、巡回監督、地域監督(現在は廃止されている※2023年追記)、その上が最高権力機関の統治体。

長老までは無報酬で働かされ、逆に寄付金を集めて上納する義務が課せられる。

また、別枠で天的級という呼ばれる集団も存在する。これは油そそがれた者と呼ばれる。

エホバの証人の予言では、ハルマゲドンというこの世界の終わりが来て、地上が楽園になるという設定になっている(そんなわけないのだが)。

油そそがれた者は、ハルマゲドン前に死ねばその瞬間、ハルマゲドン時に生きていればそのときに昇天し、キリストと共に地上を支配するというイカれた幻想を抱いている。

油そそがれる瞬間は天啓のようなもので、本人にしか分からないとされている。

要するに、

  1. 確信犯的に油そそがれたことにして、上位階級に加わろうとしている権力欲にまみれた人間
  2. 完全にイカれて天啓を浴びちゃったエホバの証人

この人たちが天的級ということ。

統治体のメンバーは、もれなく全員この油そそがれた者なのだが、前者の確信犯ではないかと推測する。権力欲にまみれた老人の集団。

後者のイカれちゃった系は、もう人生の取返しがつかなくなった老婆とかが多い。

そもそも男尊女卑のエホバの証人社会で、女性が天に昇って支配するとか、世界観の設定が変わっちゃうので無理。その単純構造に気が付けないのがエホバの証人のマインドコントロール状態。

統治体を崇拝するエホバの証人

“エホバの証人の統治体崇拝とものみの塔崇拝、人間崇拝と組織・偶像崇拝” の続きを読む


『解毒』:すべてのエホバの証人の親は、子育てに失敗する

元エホバの証人2世の女性の『解毒』

元エホバの証人女性の書いた『解毒』

エホバの証人を脱会した女性が書いた『解毒』。著者は1977年生まれのエホバの証人2世信者で、私と同年代。境遇が似ていたので共感するところ多。同年代のエホバの証人2世や、その親世代にもおススメの一冊。

エホバの証人の子どもが下す親の評価

大人になった著者が自分の子ども時代を振り返る。そして、まだ若い両親が、もがきながら自分たちを育てていたことに気付く。

歳を重ね、知恵がついた自分の視点で親の子育てを批評するのは間違っている

著者は、自分の親は与えうる限りの愛情を注ぎ、全力で子育てをしたと評価を下す。

私の両親も若くして、私を育てた。そして、この著者同様に十分に愛情を注がれた。両親には非常に感謝している。ただ、この麗しい事実は、物事の一面に過ぎない。私の両親は、著者の母親同様にものみの塔協会に強烈にマインドコントロールされたエホバの証人だった。

“『解毒』:すべてのエホバの証人の親は、子育てに失敗する” の続きを読む


短冊に願い事を書くと、叶う理由:七夕禁止のエホバの証人

織姫に願い事をすると叶う

七夕が禁止のエホバの証人

昨日は7月7日、息子が通う幼稚園では七夕祭りがあった。

帰宅した息子は、「笹の葉さーらさら~」と歌っている。短冊や笹につるす飾りなどを持ち帰ってきている。お願いごとはまだ書けないのか、短冊は白紙。

こんな日常が、私の子どもの頃にはなかった。エホバの証人の子どもは、七夕が禁止なので。短冊に願い事を書く、作った飾りを笹に結ぶ、七夕の歌を歌う。すべて禁止だった。

なぜなら、七夕に逢瀬を重ねる織姫と彦星は神々の子孫で神話の登場人物だから。エホバの証人は、聖書以外の神話はすべて異教として、一切の関わりを禁じている。

私が小学生のときの、7月の朝の歌はずっと「七夕の歌」、これを歌うのも禁止。憂鬱な一か月が続く。12月も同様で、朝の歌は1か月「サンタが町にやってくる」、これも歌えないので、同じく12月も憂鬱な朝を迎えていた。

短冊に願い事を書いても叶わない。子どもの頃からそう教えられた。迷信だと。大人になって、エホバの証人の言う「短冊に願い事を書いても叶わない」こそが迷信であるとわかった。これに気付いたのはつい最近のこと。

短冊や絵馬に願い事を書くと、その願望は叶いますよ

短冊や絵馬が迷信ではない理由とは

“短冊に願い事を書くと、叶う理由:七夕禁止のエホバの証人” の続きを読む


『解毒』~エホバの証人のDV事件から得られる教訓3つ

エホバの証人が結婚するためには・・・

エホバの証人脱会本の『解毒』

エホバの証人を脱会した女性が書いた『解毒』。現役信者の人は、とりあえず読んでみよう。いつまでも、ものみの塔の言いなりになっていると、何もできないまま寿命が来て死んじゃう。

現役エホバの証人の人には電子書籍がおすすめ。実物で読むより気楽。すぐに削除も出来るし、再ダウンロードも可能。
AmazonのKindleUnlimitedに登録すれば無料で読める。(2023年11月現在)

外部の情報を取り入れて、自分の今まで信じていたことと比較してよく考える。そうしないと、本当に人生の無駄遣い。

今回は作者が体験したDV(ドメスティック・バイオレンス)事件から得られる教訓を3つにまとめた。

  1. すべての女性は、エホバの証人の男性と結婚すべきではない。
  2. エホバの証人の男性は、エホバの証人をやめないと結婚できない。
  3. すべてのエホバの証人は、エホバの証人をやめるべき。

DV夫を引き寄せるエホバの証人

“『解毒』~エホバの証人のDV事件から得られる教訓3つ” の続きを読む


元エホバの証人2世が初めて撃つ「水鉄砲」、過酷な幼年期のやり直し

40才にして、元エホバの証人2世が初めて撃った「水鉄砲」

エホバの証人の子どもが戦隊物を禁止される非合理的な理由

私は物心つくと同時にエホバの証人2世として育てられた。エホバの証人の子どもには禁止事項が多い。信者の親によって、ものみの塔の教理をガチガチに当てはめれた生活を強要されるから。

まず、子どもが大好きな仮面ライダーや戦隊物のテレビは見ることができない。こういう番組は、基本的に悪の組織を倒すために戦う。エホバの証人はこういう戦い、暴力といった情報に触れることを制限される。

なぜなら、エホバの証人が使っている新世界訳聖書には

彼らはもはや戦いを学ばない

という記述があるため。

このため、暴力的なテレビ番組は一切見ることが許されない。

ペテロ君の強烈な一撃

“元エホバの証人2世が初めて撃つ「水鉄砲」、過酷な幼年期のやり直し” の続きを読む


お祭りに行けない子ども、間違った子育てのツケを支払うことになるエホバの証人の親

お祭りに行けない子ども

自分の家が普通ではないと気付く瞬間

私は、物心ついたときには既にエホバの証人2世だった。両親は異常に熱心なエホバの証人で、ものみの塔のために自分たちの生活すべてを投げ出していた。

父はあえてフルタイムの仕事を辞めて、エホバの証人活動がしやすい、時間に融通のきく不安定な職へ転職。母は正規開拓者と呼ばれるエホバの証人で、毎月100時間近く布教活動を行っていた。

私が、自分が普通の家の子どもではないと、最初に気づいたのは4才とか5才のとき。同じ団地の同じ年頃の男の子が、私をお祭りに誘いに来た。その男の子は空色のハッピを着て、うちわを持って私の家に来た。

「一緒にお祭りに行こう」と誘いに来てくれた。団地内の砂場で一緒に遊ぶ仲だったので、その延長。お祭りの前の独特の高揚感が、その子から伝わってきたのをよく覚えている。

何だか良く分からないが、楽しそうなので「うん」と、私も家を出ようとすると母に制された。「ダメだ」と、家の中に引きずり戻される。母は外に出て、一緒に来ていたその子の母親に何か理由を話しているようだった。

母に、「エホバの証人だからお祭りに行くのはダメだ」と言われ、私はこの時、初めて自分は普通の子どもと違うと気付くことになった。

エホバの証人がお祭りに行けない理由

“お祭りに行けない子ども、間違った子育てのツケを支払うことになるエホバの証人の親” の続きを読む


『解毒』:大学進学禁止の愚民であるエホバの証人、下半身で理解するしかない

愚民は下半身で理解しろ

エホバの証人脱会本の『解毒』

元エホバの証人の女性が書いた『解毒』。

現役エホバの証人信者の人は、この本を読んでエホバの証人をやめよう。この本の著者は、まだ元気に生きているのだし、顔出し実名でものみの塔を批判しても、決して裁きが下ることはない。

エホバの証人をやめた方が楽しく豊かに生きていける。

ものみの塔協会の進める信者の「愚民化政策」とは

“『解毒』:大学進学禁止の愚民であるエホバの証人、下半身で理解するしかない” の続きを読む


『解毒』~エホバの証人の男よ、夢を見て幻滅して傷つけ

傷つき失敗するのが人生

エホバの証人脱会本の『解毒』

エホバの証人をやめた元2世信者が書いた『解毒』。筆者は基本的にものみの塔聖書冊子協会を否定しているので、いわゆる背教者の本。現役エホバの証人の方にもおススメだが、家族に隠れて読まないといけない場合には電子書籍が良いかと。

エホバの証人2世は『かぐや姫』?

作者は、青春時代の自分が月から来た『かぐや姫』のようだったと書いている。エホバの証人という不条理な世界の住民で、地球という一般社会を体験するのもつかの間、夜にはお城に帰らなければならないシンデレラ。

そもそも、エホバの証人の教理そのものがファンタジーなのだから、これは当然。

“『解毒』~エホバの証人の男よ、夢を見て幻滅して傷つけ” の続きを読む