エホバの証人(JW)の懲らしめという名の体罰=児童虐待

エホバの証人の懲らしめという体罰=児童虐待

エホバの証人は王国会館と呼ばれる集会所に集まり、集会と呼ばれる宗教講演や機関紙『ものみの塔』の討議を行う。

この集会には多くの子供も連行される。中には、集会の最中に泣き出したり、ソワソワし始める子供もいる。小さな子供にとって、2時間近くも大人しく座っているというのはなかなかの苦行。

大人しくしていられない子供は、王国会館の外や声が漏れないような別室に連れて行かれる。そこで、懲らしめと称して体罰が加えられる。

たいていの場合はズボンを脱いで、お尻を何回か叩かれる。大人の素手で思いっきり叩かれたり、ベルトで叩かれたりとエホバの証人の体罰の種類は様々。ターゲットがお尻になっているのは、骨折のような怪我をすることもないし、叩いた跡も目立たたないから。

懲らしめはエホバの証人の王国会館だけで行われる訳ではない。エホバの証人の家庭でも日常的に懲らしめと言う名の体罰が行われている。エホバの証人の懲らしめは単純に児童虐待。

世代を超えて、さらに拡大するエホバの証人の児童虐待

私が子供の頃の1980年代には、エホバの証人の体罰が問題化することは無かった。エホバの証人組織は徹底的に内部の情報統制をしている。そのため、組織の只中に捕らわれていた子供の私の耳に入らなかっただけかも知れない。

事実、同時代に発生していた北海道広島でのエホバの証人の大量排斥事件について、私の周囲で知っている信者は皆無だった。この事件については下記の記事などで紹介している。

エホバという神は存在するのか?

一緒にものみの塔を崩壊させてくれるエホバの証人大募集!/エホバの証人の会衆・支部ごと排斥大作戦

私が子供の頃、1980年代には既に、「懲らしめの時には子供の声が王国会館の外に漏れないようにしろ」という指示が組織側から発信されていた。外部の人に不審感を与えないようにと。もしかすると既に過剰な体罰問題が露見し始めていた頃だったのかも知れない。

組織のどの階層からの指示であるかは子供の私の知る所ではなかったがが、上からの指示であったのは間違いない。一般信者だった両親はそう話していたし、その指示にも従っていた。

最近では、エホバの証人の体罰は暴力、児童虐待として取り上げられるようになった。親に不条理な体罰を受けて育ったエホバの証人2世たちが、自身の子供に懲らしめを与えるという世代交代が始まったこともその一因ではないだろうか。

幼い頃から、親が懲らしめという暴力でものごとを解決するのを散々見てきた。実際に痛みとして味わい、暴力というのは有効な解決手段だとエホバの証人2世たちは身体で感じている。それはその場限りの解決で問題を先送りしているに過ぎないのだが。

虐待は遺伝する。増幅し、癖になる。エホバの証人2世は教団の偏った教育を受け、深い洗脳状態にある。彼らは成長しても姿形が大人になるだけ。エホバの証人以外の世界をろくに知りもしない。

エホバの証人2世は人を罰することが出来るほど精神的に大人ではないそのため、彼らの懲らしめは限度を超えてしまう。体罰の結果、死に至るエホバの証人3世以降の子供も存在するに違いない。

エホバの証人2世は子供の頃から厳しい教義に縛られ、この世のほとんどの行事に参加することを禁止。その抑圧状態と親からの体罰、洗脳によるハルマゲドンに対する恐怖、エホバの証人親や教団の誤った教理によって歪んだ精神状態で成長する。次世代のエホバの証人の子供たちは、さらい歪んだ教育を受け育つ。

我々の世代で、この負の連鎖を打ち切らなければならない。

変態的な懲らしめという児童虐待の犠牲者であるエホバの証人2世


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