Amazonプライムビデオ『カルト集団と過激な信仰』
Amazonプライムビデオのエホバの証人のドキュメンタリーの件。『カルト集団と過激な信仰』のエピソード2。登場する元エホバの証人二世は、エホバの証人組織内で児童性虐待の被害に遭っていた。
この被害者は、幼い頃からエホバの証人組織内で性的暴行を受けていた。繰り返し繰り返し何度も。信頼していたエホバの証人の長老という役職者に相談するも、エホバの証人組織側は体面のため組織ぐるみで隠蔽。
悲惨、惨めな体験、心と体に大きな傷が残る。
私も生まれながらのエホバの証人2世信者だったので、自分がこんな目に遭っていたらと考えると恐ろしい。精神的なダメージは計り知れない。立ち直れない恐怖心に囚われるか、恐怖心を暴力に昇華させるという低次元での復讐を行っていたはず。
無力な者に対する性的暴行。こんな非人道的行為を体面を保つために組織的に隠蔽しようとしたものみの塔協会の存続を許してはいけない。ものみの塔は破壊すべき存在なのだ。
エホバの証人世界本部の性虐待被害者に対する対応
この被害者は、番組中でエホバの証人との断絶届を提出するためにエホバの証人の世界本部に向かう。
世界本部の受付で、エホバの証人被害者で断絶届を統治体のメンバーに直接渡したいと申し出る。被害者に都度会っていたらきりがないので、統治体が会う訳ないのだが、これはやることに意味がある。
お騒がせyoutuberみたいなのだが、番組になっているのでジャーナリズム。ものみの塔相手ならどこまでやってもいい。カルト対策に手段は問わず。
この女性被害者は受付で待つように言われ、指定された場所で車の中で待つことに。しばらくすると建物の中から車が出てくる。敷地の奥で車の中から女性側を監視している様子。
この風景はまるでカルトそのもの。日本のカルト施設でもよく見る風景。カルト側からカメラなどで撮影され記録されているとでも思うと、うすら寒い気もしてくる。報復されることを考えると怖すぎ。
車中でにらみ合いが続き、散々待たされるも誰も出てこない。
誠意の全くない態度。通常の組織なら、統治体そのものは出てこないのだが、下っ端の秘書くらいは出てくるはず。それを待ってて下さい。で待ちぼうけさせる。会わないなら会わないって言えよ。
接触を避けるのは、会うと都合の悪いことがあるから。自分たちが揉み消そうとした児童性虐待の被害者に対して会わせる顔がない、統治体みたいな連中にも良心のかけらがあるのか。いや単に面倒くさいだけだろう。
受付のエホバの証人の態度もエホバの証人らしさ満天。一見親切そうなのだが、実際は愛のない態度。涙ながらに被害を訴える女性の意見を、個人としては一切耳を貸そうとしない。完全に洗脳されている人間の態度。
そもそもがものみの塔は百害あって一利なし。ものみの塔こそ早々に破壊すべき対象。
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