エホバの証人が背教者を毛嫌いする理由
『マインド・コントロール 増補改訂版』「第一章 なぜ彼らはテロリストになったのか」
純粋な理想主義者が抱えやすい一つの危うさは、潔癖になり過ぎて、全か無かの二分法的な思考に陥りやすい
エホバの証人がまさにこれなんだけど、エホバの証人を完全悪だと主張しているオレも同じなのか!?
二分的思考においては、完全な善か、さもなくば完全な悪かという両極端な認知に陥ってしまう。自分たちと信条を同じくする者は、選ばれた善き者であるが、そうでないものは、すべて敵であり、悪だとみなされていく。教団を離れていく者は、敵に寝返った「裏切り者」であり、何より許せない存在となってしまう
エホバの証人が背教者を毛嫌いするのがこれ。普通の悪よりも悪。
教団の運営側にしてみれば、これは都合がいい。教団の不義や矛盾を知っている「背教者」「裏切り者」から、教団にとって不都合な情報が内部の現役信者にリークされるのを防げる。
エホバの証人のマインドコントロール構造
“エホバの証人が脱会・覚醒を阻まれるマインドコントロール” の続きを読む