エホバの証人が脱会・覚醒を阻まれるマインドコントロール

エホバの証人の相互監視

エホバの証人が背教者を毛嫌いする理由

『マインド・コントロール 増補改訂版』「第一章 なぜ彼らはテロリストになったのか」

純粋な理想主義者が抱えやすい一つの危うさは、潔癖になり過ぎて、全か無かの二分法的な思考に陥りやすい

エホバの証人がまさにこれなんだけど、エホバの証人を完全悪だと主張しているオレも同じなのか!?

二分的思考においては、完全な善か、さもなくば完全な悪かという両極端な認知に陥ってしまう。自分たちと信条を同じくする者は、選ばれた善き者であるが、そうでないものは、すべて敵であり、悪だとみなされていく。教団を離れていく者は、敵に寝返った「裏切り者」であり、何より許せない存在となってしまう

エホバの証人が背教者を毛嫌いするのがこれ。普通の悪よりも悪。

教団の運営側にしてみれば、これは都合がいい。教団の不義や矛盾を知っている「背教者」「裏切り者」から、教団にとって不都合な情報が内部の現役信者にリークされるのを防げる。

エホバの証人のマインドコントロール構造

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純粋培養のマインドコントロール装置、エホバの証人

エホバの証人のマインドコントロールトンネル

エホバの証人のマインドコントロール

『マインド・コントロール 増補改訂版』「第一章 なぜ彼らはテロリストになったのか」

マインドコントロールがトンネルに例えられている。

スポーツチームやクラブに所属することも、ある種のトンネルに入ることだ。難関校を目指して、受験のための進学クラスに入ったり、優秀な子どもたちを集めた塾に通うことにも、トンネルの要素がある

こういう話をすると、「他にもトンネルチックなモノがあるのだから、エホバの証人漬けの生活がそんなに悪いわけではない」なんて、頭の悪いことを言い出す人がいる。

驚くことに脱会者の中にもそう言う人がいて、私からすると「こういう人ってまだ治ってないんだな」と思ったりもする。

スポーツクラブや受験の弊害を語っているのに、それに乗じてカルト宗教に免罪符を与えようとするなっての。進学クラスにどんだけ悪影響があったからって、スポーツチームにどれだけ害があろうが、エホバの証人が1ミリたりとも容認されることはないからな。

エホバの証人2世以降の子どもの悲劇、洗脳と愛着の罠。

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かつて、宗教やカルト団体のことで困っていた者より。

宗教で困っていた者より

宗教やカルト団体のことで困っていた者より。

『みんなの宗教2世問題』6章「改めて宗教2世問題を展望する」。

学校の廊下などにポスターが貼られて、そこに「宗教やカルト団体のことで困っている子、いませんか」などといった呼びかけが見られるようになったら、宗教2世の救済はだいぶ進展するはず

一見、良さそうに見えるが悪手。小手先だし、見落としていることが多すぎ。救う側の心意気はそれで良いんだろうけど、方法や展望が間違っているというか。

まず、「宗教やカルト団体のことで困っている子」の立場で考える。そんな怖ろしいポスター貼られたら学校行けなくなる。顔写真入りの指名手配の貼り紙をされたようなモノ。

「あれ、お前だろっ」って悪意があろうとなかろうと同級生に言われる恐怖。そもそも「困ってる奴」なんて同級生に思われたくない。「かわいそうな奴」なんて思われたくない。

宗教2世は、困っていてかわいそうで悲惨なんだけど、ソレの事実を公開処刑みたいに晒されるのはキツイ。

そして、その弱みが白日のもとに晒されたところで、何か救いにつながるのか?Noだろ。

学校の教師や大人が「宗教やカルト団体のことで困っている子」だと認識したところで何かできるのか?

宗教親を呼び出して、マインドコントロール解けるまで理詰めで攻めるの?そんなことできないだろ。子どもの宗教やめさせるの?そんなこともできないだろ。

宗教2世の子どもは追い詰められ、晒し者にされ、そして特別救われるわけでもなく。

宗教虐待を批判されると出しゃばってくる連中

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潰せるカルトから潰していけば、世界は必ず良くなる

潰せるカルトから潰していこうぜ

行動につながらない学問は宗教2世問題に容喙するな

『みんなの宗教2世問題』6章「改めて宗教2世問題を展望する」。

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3章で、エホバの証人、ハッキリ言って邪魔。少なくとも日本には不要。の記事で触れた論考について。

行動につながることがない、私にしてみれば中身のない内容だったのでさほど触れなかったのだが、最終章で以下のようにまとめられている。

無神論、ナショナリズム、科学主義、世俗主義、資本主義などが疑似的な宗教として機能していて、私たちは多神教と偶像崇拝の世界を生きていると論じる

そういった疑似的宗教がカルト化しているからという理由で、統一教会やエホバの証人のようなカルト宗教2世問題を矮小化しようとするよくある腐った論調。

いやいや、そういう疑似的宗教の危険性は分かってるっての。

とはいえ、宗教2世を論じる本に寄稿しといて、疑似的宗教について個々人が考えていく必要がある、みたいなので結論とするのはおかしいだろ。

考えているあいだにエホバの証人2世はお尻を叩かれ、家庭は崩壊し、輸血拒否や体罰で死人まで出ているわけで。現在進行形の宗教2世という問題に対して、行動につながらない学問は必要ないっての。

多神教歓迎。偶像崇拝問題無し

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ものみの塔が醜く言い逃れをしなければならない理由とは・・・

ものみの塔が信者を欺くのは容易い

醜い言い逃れをするものみの塔

『みんなの宗教2世問題』6章「改めて宗教2世問題を展望する」。

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宗教団体は2世問題について、一部の家庭で起こった行き過ぎとして切りすてようとしがちだが、親は信仰の実践として虐待行為をおこなっている。それなのに宗教団体が責任を取らないで済むと考えるのは卑劣というほかなく、そのような言い逃れをする教団はおよそ宗教の実践と布教に従事する組織として失格している

だがら、物理的に解散させ葬るべき。

著者は元エホバの証人2世なので、これはエホバの証人のことを言っていると考えていい。他のカルトにもあてはまるケースもあるのだろうが、エホバの証人にこそピタリとあてはまる。

教団側は「体罰をしていた親がいたとしたら残念」とエホバの証人の虐待親ごと切り捨てる姿勢。対してエホバの証人公式サイトには「体罰が必要でしょう」の文字が踊る。つまり、エホバの証人の虐待親は教団の言うとおりに体罰を行ってきた。

この構図が卑劣そのもの。公益性の問われる宗教団体にあるまじき極悪さ。まさに解散一択のカルト。

エホバの証人の異常な鞭、逃れようのない責任から逃れようとする者

真理でなくても大丈夫なものみの塔

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腐ったカルト宗教団体は散るしかない。解散一択な理由とは?

カルトが解散一択な理由とは・・・

宗教2世の奪われた人生を回復させるには脱会しかない

『みんなの宗教2世問題』5章「宗教2世はいかに描かれてきたか」。

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宗教2世が記した手記のたぐいはさまざまに刊行されてきたが、訴訟リスクもあって、大手の出版社はなかなか手を出して来なかった

個人的に体験したことを手記にして訴訟される。自らが生み出した宗教2世相手に訴訟を起こすとは、さすがカルト。救いどころか害でしかない。こんな卑怯なモノを許すな。野放しにするな。

読んだことがないのだが、エッセイマンガ『ゆがみちゃん-毒家族からの脱出コミックエッセイ』について。

主人公が家族も親戚もみな同じ宗教を信仰しているという環境に圧迫されていて、その世界から脱出することに、人生の回復を見出していくという展開には説得力を感じる

宗教2世が奪われた人生を回復させるには、その宗教から脱出するしかない。脱会するしかない。宗教にとどまっている限り、癒やされることはない。卑怯なカルトに人を救えるわけがない。

家族や親戚を失うことになっても、脱会以外に宗教2世の救いはない。たとえ、家族や親戚を失っても、新しく作ることは可能。しかし、自分の人生の時間は取り返せない。人生の損失を最小限にするには、一刻も早く宗教をやめるしかない。

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虐待されていない宗教2世は存在しない。その存在が宗教虐待の負の産物

虐待されていない宗教2世は存在しない

カルトを一切容認するな

『みんなの宗教2世問題』5章「宗教2世はいかに描かれてきたか」。

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今村夏子『星の子』。

『星の子』~計算された後味の悪さ、宗教2世問題の本質

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『星の子』の両親、早く風呂入れ~世界を広げることの効能

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原作も映画版も、カルト宗教と主人公を対立的に描かないことに力を尽くしていることは注目されて良い。つまり、単純な二項対立を避けている。

いやいや、カルトに対して単純な二項対立を避けちゃダメだろ。悪いモノは悪い。排除されるべきモノは排除されるべき。

カルト宗教に属していて対立していない者は、取り込まれ騙され搾取されている者。それが、もしも子どもなら虐待されている。

そこを勘違いしちゃダメ。

宗教2世は親を人質にとられ、誤った価値観や世界観を絶対的なモノとして刷り込まれている。存在しやしない強大なモノや強烈な暴力性によって脅されている。これが宗教虐待。

エホバの証人の場合は神エホバや悪魔サタンだったり、世界を滅ぼすハルマゲドンだったり。そういったモノで脅され信仰を強要されている。

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『新NHKにようこそ!』エホバの証人臭が薄くなるも・・・

たかが知れてるエホバの証人の陰謀論

『新NHKにようこそ!』

『新NHKにようこそ!』、『NHKにようこそ!』のリライト令和版。前作に比べて、エホバの証人臭が劇的に薄くなっている・・・のだが、エホバの証人的なモノに対抗するエッセンスのようなモノは健在のようで。

序文より。エホバの証人にこそ読んで欲しい名文。

ネットにあふれる陰謀は、99パーセント以上の確率で、ただの妄想、もしくは意図的な大噓にすぎない。

エホバの証人もそう。ハルマゲドンやら神の王国やらサタンやら、ただの妄想、大嘘にすぎない。

そんなものに気をとられるのをやめ、人は身の回りの生活を少しずつ改善していくことに注力すべきである。

エホバの証人もそうしてくれ。老後破産して生活保護受給するとかやめてくれ。

自らがコントロールできるものに力を注ぐことでのみ、人は自分の人生を、より良いものにしていくことができるのだから。

結局、

適切で地道な努力だけが実を結ぶのだが、そういった努力をしたくない人々が、一発逆転を謳うエホバの証人に堕ちていく。「神の王国がー」なんておバカなことを言っていれば、当然人生は悪化する。

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『NHKにようこそ!』、エホバの証人に入信しちゃダメ。

宗教虐待を受けるエホバの証人の子ども

エホバの証人が喰い物にする底辺情弱者

エホバの証人がモデルの新興宗教が出てくる『NHKにようこそ!』。

集会所「帝国会館」を抜け出した宗教2世少年がこう言う。

だからなぁ、あんたたち。間違っても入信しちゃダメだぜ

そう、世界中の皆さん、間違ってもエホバの証人に入信しちゃダメだよ。

家族や友人を失って不幸になる。将来を棒に振る。ハルマゲドンで殺されると脅され、輸血拒否を強要されて死ぬことになる。

今日はチヤホヤされただろ。結構気分が良かっただろ。こんな優しい人たちとなら一緒にやっていけるかもしれないなぁ、なんて、そんなバカげたことを思ったろ?

普通はそんなこと思わず、バカバカしい熱烈歓迎と距離間のバグった連中に気持ち悪さしか感じない。エホバの証人の集会で扱われる異常な内容にもドン引き。

なのだが、もともとそういった残念な素質があったり、何らかの欠落を抱えていると、あのバカバカしさを心地よく感じてしまう。歓迎されたり注目されたりする機会を持たない人だと、たとえエホバの証人にでも歓迎されると、嬉しく感じてしまう。つまり、

エホバの証人はそういう社会の底辺にいる情弱者を喰い物にする宗教ビジネス。

宗教2世少年が、普通に見ればあからさまな裏事情を話してくれる。

アレがあいつらの上手いやり方なんだよ。別に、無償の愛じゃあないんだぜ。あんたたちを入信させるための手段なんだぜ

家族に対してすら無償の愛を持たないエホバの証人が、他人にそんなモノを示すはずがない。エホバの証人の愛情・友情は常に条件付き。相手が盲従するエホバの証人であればという条件付き。

こんなあからさまな手段に、まさか我が家の両親が騙されたとは・・・一族末裔に至るまでの恥だな。

エホバの証人入信ダメ、エホバの証人が子どもを持っちゃダメ

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『NHKにようこそ!』、帝国会館でご奉仕会とは・・・

宗教2世少年の独白

エホバの証人を待つ悲惨な将来

エホバの証人がモデルのカルト宗教が出てくる『NHKにようこそ!』。

じわじわと、本当にじわじわと、あまりに遅くて気がつかないほどの、どこまでもどこまでもイヤらしいスピードで、俺たちはゆっくりと追いつめられているのだ。困ったり、参ったり、泣いてみたりしても、どうしようもないのだ。誰もがみんな、いつかは大変な目に遭うのだ。それは遅いか早いかの違いだけで、結局いつかは、ものすごくやりきれない事態に陥ってしまう

エホバの証人もこんな感じ。

じわじわとエホバの証人にハマっていく人ばかりでもないだろうし、進行に遅かれ早かれあるのだが、いつかは大変な目に遭うのは共通。カルトにハマったつけを払う日はくる。やりきれない事態に陥る。

家族や友人を失い、職も変え、取り返しのつかない時間を失う。そして、エホバの証人組織の約束は何一つ果たされない。

世界を滅ぼすハルマゲドンが来て地上が楽園になって、そこでエホバの証人だけが永遠に生きるなんていうバカげた約束が果たされるはずがない。そんなこと聖書のどこにも書いてないのだから。

『NHKにようこそ!』アホウな新興宗教団体に弄ばれる宗教娘

帝国会館でご奉仕会

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