現代人のモラルは決して低下していない
昨日までの記事の続き。エホバの証人的「終わりの時代」のしるしを終わらせるシリーズ。
エホバの証人的「終わりの時代」のしるし、それは何一つ成就していない。
今日は「モラルの低下」。1914年以降、エホバの証人的「終わりの時代」に、人類のモラルが低下しているらしい。エホバの証人いわく、これが現代が「終わりの時代」である複合的証拠のひとつ。
うーん、モラル低下してるか?人類は悪くなっているのか?
エホバの証人的「終わりの時代」以前と現代を比較してみる。例えば聖書中に出てくるソドムとゴモラの話。寓話にすぎないのだが、エホバの証人的には全て事実の話。なので、現代の状況と比較してみる。
エホバの証人の宗教誌「目ざめよ!」1981/12/8号から
ソドムはどんな訪問者も性的な暴行を受けかねない所だった
ここの住民は他の人の権利に敬意を払わず,自分たちの利己的な願望や情欲を満足させることばかり考えていました
人間の品位がこのようにはなはだしく損なわれている
場所だったと。続いて、教団機関紙「ものみの塔」1967/6/15号から。
「非道の者どもの放縦な行いによってなやまされて」いました。ソドムの住民は動物的な欲望を満たそうとして,明らかに無力な見知らぬ者に暴力をもって臨もうとしました
同じく「ものみの塔」1966/1/15号。
町の住民は「淫行にふけり」,不自然な肉欲を求め,女とみだらな行ないをしただけでなく,男に対しても肉欲をもやしました。おそらく獣とも交わったことでしょう
そして、ソドムから脱出した「義人」のロトは、酔っ払って父娘相姦というおぞましい事態に。しかも二晩に渡って。
こんなゴッサムシティみたいな無茶苦茶な都市は、現代の地球にはない。
ソドムとゴモラの住民とロト親子ほどに、現代の人類の「モラル」は低下していない。
エホバの証人と同性愛、まずは1970年代から調査
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