エホバの証人の子供向けの黄色い本の思い出

懐かしいような毒々しいようなエホバの証人の子供向けの本の記憶

私はほぼ生まれながらにエホバの証人という宗教を強制された。このカルトに両親がハマっていれば、子供も漏れなくエホバの証人化される。いわゆる二世信者。

エホバの証人を信者として囲っているのは、ものみの塔協会という米国由来の宗教法人。ものみの塔協会は、子供も漏れなくエホバの証人に仕上げるよう指導している。そのため、子供向けの宗教本も製作されている。

子どもたちはその宗教本で、エホバの証人の教義や戒律を仕込まれる。私の記憶では、黄色い表紙の本。挿絵が多めで聖書の逸話が一話完結で書いてある。私も漏れなくこれを読まされていたのだが、やがて40年近くも前のことなので内容はほとんど覚えていない。ときどき挿絵がフラッシュバックする程度。

最近、思い出したのは水を飲む時の逸話。兵士が川辺に列になって並んでいる。水を飲む順番を待っているところ。順番に水を飲んでいく。実はこの水を飲む様子が兵士団の上層部によってチェックされている。

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ものみの塔協会を倒壊させるための3つの条件

ものみの塔協会が崩壊の3ステップ

昨日の記事で、エホバの証人を0人にし、ものみの塔協会を早々に崩壊させるには下の3つの条件が必要と書いた。

  1. 高齢化した信者が寿命を迎える
  2. 新規信者が増えない
  3. 外圧で信者を減らす

昨日の記事では、1.信者の寿命に関してエホバの証人は1%でも迷いがあれば引き返すべきだと書いた。

3.外圧は、このブログのように警鐘を鳴らしたり、ものみの塔協会の不義を摘発したり、実際に脱会サポートを行ったりと。私以上に積極的に活動されている方々がいる。

今日は、2.新規信者が今以上にグイグイ増えないという前提条件について、私の危惧を書く。

ものみの塔協会が良心的組織に生まれ変わったら・・・

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エホバの証人が激減しない3つの理由

エホバの証人が激減しない3つの理由

昨日の記事で思ったよりもエホバの証人が激減していないと書いた。現在は、インターネットが普及して、誰もがものみの塔協会が不義の組織であると気付ける環境。であるのに、信者の退会が進んでいない。

信者が激減していない仮説を3つ考えた。

  1. エホバの証人は高齢化が進んでいてネット利用が少ない
  2. ネット情報では揺るがないくらい頑強・頑迷な被洗脳者が多い
  3. 実はエホバの証人の使っている情報端末にはセーフJWロックがあって、JWサイト以外は見られないようになっている

1.高齢化でネット利用が少ないに加えて、ネット利用をしていても、セルフでJWロックをかけているということが想定される。信者自身が「この世」の情報を避けようとして、背教サイトを開こうともしない。信者自らが反対者のサイトをシャットアウトするパターン。

このブログのように、タイトルからして背教・反対を打ち出しているページからは一瞬で離脱してしまう。これが一番可能性が高いのだろうか。見ようとしない。知ろうとしない。見えてしまっても目を背ける。

だから、今でも2021年というこの情報化社会でも、神エホバが天にいて、地上を悪魔サタン一味が徘徊していて、そのうちハルマゲドンが来ると本気で本気で信じちゃっているパターン。

自らエホバの証人というキーワードを避け続けた結果は・・・

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ものみの塔協会が名を連ねる偽預言者の系譜

根本を正すとものみの塔はやはり偽の塔

最近、調べているネットでダウンロードできるJW解約資料より。4つ目の『神の経路と奴隷級』

JW解約-エホバの証人の真理を検証する

昨日の記事で、私は不真面目なエホバの証人の二世信者だったので、年代計算の教義についてほとんど覚えていないと書いた。もともとが突っ込みどころ満載な教理なので、うさん臭くて信じられなかった。だから覚えていないのだろう。

「1919年がどうのこうのって全てものみの塔の主張だろ」と親に言ってみたところで、

「ものみの塔協会は神からの霊的経路だから正しい」と言われる。

エホバの証人に対して、

「あなたの言っていることはjw.orgからの引用でしょ」と言うと、

「はい、jw.orgの記載は検証可能な信頼できるものです」となる。話が通じない。いやいやそれカルトだから。信頼しちゃあかんのですよ。

洗脳下のエホバの証人は根本を疑うことをしない。根本とはものみの塔協会のこと。その権威の根源。統治体という老人集団なのだが、果たしてそれは信用に足るのか?詐欺師であるとか、精神に異常をきたしている人が紛れ混んでいる可能性を一切鑑みないのか?

そんな不安定なものに信仰という名の妄信だけで、人生の全てをフルべットして良いの?取り返しがつきませんよ。

ものみの塔協会が名を連ねる偽預言者の系譜

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ダサいエホバの証人の予言は当たらない

ダサい預言者「ものみの塔」の預言は当たらない

ネットで読める「真理真」氏作成のJW解約資料。4つめの『神の経路と奴隷級』を読んでいる。JW解約-エホバの証人の真理を検証する

私は生まれながらのエホバの証人二世信者だったのだが、早くにものみの塔が嫌いになったので、真面目に教義を勉強していた期間が少ない。基本教義のハルマゲドンとか世界の主権者といった概念は洗脳により叩きこまれているのだが、統治体の権利の根源や終わりの日の預言の根拠などはあまり頭に入っていない。

分かりにくい年代計算によるこじつけなので、理解したくとも理解できなかったのだろう。私の両親などは、ものみの塔協会の年代計算に感動して信じ切っていた。その年代計算が理解できないのは、私が子供で教理を理解していないせいなのだろうと思っていた。

ところが、実はそういう訳でなく、ものみの塔の教理は、ややこしく分かりにくくして「こじつけ」た点をごまかしている。信者の頭を混乱させて信じ込ませているだけ。出版物にいろいろ書いてあるのだが、行き着く所、それって「お前ら、ものみの塔の主張だよね」。

「根拠は?」

「聖書に書いてあります。」となるのだが、

エホバの証人の使っている新世界訳聖書はエホバの証人が改ざんしたものだし、特殊教義が書いてあるのは、全てものみの塔の出版物。私の場合は、そのものみの塔が何だかダサくて嫌いだったので、そりゃ信用ならんとなった。ゆえに教義の細かい点はあまり記憶に残っていない。

エホバの証人は「聖書の中の緋色の野獣が国際連合だ」とか、「北の王がゴルバチョフだ」とか言っていたけど、そんなもんお前らの予想だろ。そもそもダサくて格好悪い奴の予想なんか信じられねーと、子供の私は思っていた。

ものみの塔崩し

ものみの塔協会にとってだけの都合の”良い便り”

地盤の緩いものみの塔は蹴飛ばせば傾く

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2007年にハルマゲドンが永遠に来なくなったエホバの証人の教義変更

ものみの塔誌が意味不明なのはエホバの証人を騙すため

インターネットで見られるJW解約資料を読んでいる。今は4つ目の『神の経路と奴隷級』。ダウンロードはJW解約-エホバの証人の真理を検証する

2007年5月の教理変更があったという記載があるのだが、この資料を読んでも、その変更内容がよく分からない。ものみの塔誌の抜粋が載っているのだが、意味不明。

2007年には、私はとうにエホバの証人を辞めているので、この情報を知りようがない。現在は、ものみの塔が大ウソつきであることも知っているので、真剣にこの記事を読みようがないのだが、どう記事の抜粋を読んでも理解できない。

意味が分からないのは、読者の知識がないから、信仰がないからと言われかねないが、それは詭弁。分かるように論理立てて説明すべき。意味不明なものに人生をかけられる訳がない。

あやふやにしておいて、とりあえず信じれば救われると妄信させたいのだろうが、そこは信者たちもきっちり批判すべき。きちんと説明されないものに一生をかけるのは妄信。騙されているということ。

つまり、エホバの証人はものみの塔協会に騙されている。

ハルマゲドンは怖くない~滅びを覚悟したエホバの証人二世に恐れはない

エホバの証人の騙され方

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家族の無条件の愛を感じるにはエホバの証人をやめるしかない

エホバの証人の愛情は条件付きの限定愛

昨日紹介した『てい少年と悪魔サタン』という本より。作者は二世信者なので、エホバの証人である毒親との関係が幼少期の根幹となる。作中で出てきた話が親が子供に示すべき愛情について。

子どもは無条件の愛情で育てて下さい。

いつも賢くしてるからかわいいとか、親のいう事をきっちり聞くから大好きとか、そういうのはダメ

・・・それは条件付きの愛情

産まれてきてくれたそのまんまのあなたが好き!あなただから好きなんだ!と・・・これが正しい親としての考え方

親が子供に注ぐべき『無償の愛』というのは、他の脱会本でも出てくる重要なキーワード。『解毒』~エホバの証人が持たない無償の愛

エホバの証人の親が子供を愛するのは、子供がエホバの証人であればという限定愛。エホバの証人がエホバの証人に対して抱く友情・隣人愛も、対象者がエホバの証人であればという条件付き。

つまりは、エホバの証人組織から排斥された者であれば、親子の愛情も友情も隣人愛も全て吹っ飛ぶ。

エホバの証人の親は行動で無償の愛を示すことはできない

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偽神「エホバ」と偽りの塔「ものみの塔」

エホバの証人よ、神の目を持て

北海道のエホバの証人広島会衆で起きた集団排斥事件の資料より。最後まで読み終えた。資料が進むにつれ、筆者の洗脳が解けていく。

資料はここで。エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)

この事件が始まったころ、教義に関する疑問は誰も持っていなかった。悪いのはものみの塔協会の体質であって教義ではない、教えは正しいのだから、やがてものみの塔協会はエホバによって正されるはずであると考えていたからである。ところが去年の秋ごろから、次第に教義もおかしいのではないかと思うようになった

思考の順番として、

  1. 教団によって酷い目に遭わされる
  2. 悪いのは教団の人間たちである
  3. 悪い教団の人々に真理がもたらされるはずがない
  4. 真理そのものが間違っていた

この思考の順番である。この順を辿れば、目下フル洗脳中のエホバの証人でも洗脳解除に至る。とはいえ、1の酷い目に遭うというのは避けたい所。信じていた仲間の信者や組織に裏切られるというのは辛い経験だし、大きな傷を負うことになる。

では、逆からいくのはどうだろうか?そもそもの真理=「エホバの証人の教理」をまず疑ってかかる。発想の飛躍。メタの視点、視点の次元を上げる。神の目を持つということ。

  • ものみの塔協会が真理を語る証拠があるか?
  • 統治体が油注がれた者である証拠があるか?

答えはいずれもnothing!

統治体が聖霊を浴びているというのは、全くの自称。自己申告。言ったもの勝ち。オレなんか毎日パチンコ屋行っていた頃、朝に宣託が降りてきて出る台が分かったよ。夕方にはそれがハズれることが多かったけれど。スパンの差。統治体の予言がハズれるのが分かる頃には、信者も老いて手遅れになっちゃう。

エホバの証人が正しい宗教である証拠など一切ない。預言は全ハズれと訂正の繰り返し、信者は心身を病み、児童虐待の温床。それでも真理を語る組織ですと言っているのは、嘘つき。ということはエホバの証人は間違った宗教であるということ。

世界の破滅を祈るエホバの証人

エホバの証人の王国会館という虚構の世界の架空の友人

偽神「エホバ」と偽りの塔「ものみの塔」

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エホバの証人は『統治体の証人』か『統治体教』に改名しよう

統治体のやり口

エホバの証人の統治体というイカサマ霊能力教祖

北海道のエホバの証人広島会衆の集団排斥事件の資料より。

資料はこちらで閲覧可能。エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)

ものみの塔協会は、

統治体に逆らうのは神への反逆、ものみの塔協会の代表者に従わない者はみな背教者とみなす

たとえ神やキリストを信仰していたとしても。大きな矛盾が生じている。キリストよりも統治体が上にきているので、エホバの証人はもはやキリスト教ではない。エホバという神よりも統治体が上にきているので、エホバの証人というのもおかしい。

エホバの証人は統治体教とか、統治体の証人に命名を変更すべき。そして、その統治体様の権威の根拠は、自称「油注がれた」という霊能力のみ。この大きな矛盾に気づけば、エホバの証人なんてすぐにやめられると思うのだが。

統治体の根拠

あ、そう言えば、「オレ、昨日夢の中でキリストのお告げを受けました」と私が言い出せば、統治体と同様の権威の根拠を持つことになる。この偽預言者ってあらゆるイカサマ新興宗教の教祖と同じ。エホバの証人の統治体もそれに連なる者。

ものみの塔協会の統治体の予言は時代ごとに現れる偽預言者の世迷言

贅沢三昧の統治体メンバーを追放せよ

エホバの証人の統治体教の目的と手段に逆らえば背教とされる

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体罰と愛情と恐怖で洗脳される、エホバの証人2世の不幸

不幸なエホバの証人の子ども

体罰と愛情と恐怖によるエホバの証人の洗脳

昨日の記事の続き。

田舎へ引っ込んだ両親は、ますます熱心にエホバの証人活動を行なうようになった。父は、会衆というエホバの証人コミュニティで長老というリーダー的立場に就く。母は、年間1,000時間※をものみの塔の布教活動に従事する正規開拓者になった。
※現在は年間800時間、2022年段階ではコロナ禍で要求時間撤廃中らしく

私も両親に引きずられて、エホバの証人2世としてものみの塔の活動を中心とした、小学校高学年を送ることになった。もちろん強制的に。

内心、非常に嫌だったが、小学生だった私が親に抵抗するすべは無かった。兄弟もおらず一人っ子だったので、自分が動かない限り改善は望めない。

しかし、「今日だけはエホバの証人の集会に行きたくない」、そう言い出すことすらできなかった。懲らしめという名の体罰が待っているから。

体罰の恐怖が、脱会意志を表明できない理由の一つではあったが、

子どもだった私は、ものみの塔のマインドコントロール下の両親からですら愛情を得なければ、物質的にも精神的にも生きていけないという要因もあった。

また、物心ついた頃からものみの塔に洗脳された影響も大きい。天にはエホバという絶対的で愛に溢れた許しの神がいる。しかし、彼のその許しの精神も間もなく限界に達し、自身の創造物すべてを焼き尽くそうとしている。

その大患難を生き残るためには、しこしことエホバの証人の王国会館で開かれる集会に通い続け、終わりの日が近いと布教して回らなければならない。私はそう信じ込まされていた。

田舎のエホバの証人の子どもの不幸

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