エホバの証人に児童労働疑惑、またまた児童相談所通告案件か?

子どもたちの未来を守るのが大人の役目

エホバの証人の怪しげな手紙

ここ数日のエホバの証人の集会で読まれた手紙。

『王国会館のメンテナンスと清掃を子どもたちに手伝ってもらう』

上部団体にあたるエホバの証人日本支部から、エホバの証人の各会衆に送付されていると思われる。子どもたちに、エホバの証人の集会所である王国会館のメンテナンスと清掃を手伝うよう呼びかける内容。

以下お知らせの手紙の一部を抜粋。

エホバのために働く楽しさを味わえます

若い皆さん、実際に役立つ技術を身につけて、王国会館の外観をよく保つ仕事を手伝ってみたいと思いますか?

親と相談してメンテナンスの仕事に一緒に参加できるか考えてみて下さい

親子一緒に仕事のトレーニングをしてくれます

子どもたちと一緒に仕事をすると、エホバのためにもっと働きたい、おとなになったらこういう立派な仕事をしたいという子どもたちの気持ちが高まるでしょう

非常にもやっとする手紙。児童労働なんてNGじゃね?

子どもの頃、自発奉仕という名の強制児童労働をさせられ、日付が変わるまでエホバの証人の大会の後片付けをさせられたことがあった。両親ともにやっているので、私も当然のように帰宅できず。

次の日の学校は休ませてくれて、朝寝坊も許されたんだけど、これ完全にダメなやつだよね。

エホバの証人は、「王国を第一にしちゃいかんから」

エホバの証人(JW)の大会へ潜入、児童相談所に通告

子どもの未来を守るのが、大人の役目

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バッドエンド、エホバの証人のメロドラマ:排斥とは?

エホバの証人のバッドエンドなメロドラマ

エホバの証人の排斥とは?

エホバの証人のテキスト『いつまでも幸せに暮らせます』レッスン57『重大な罪を犯してしまったら?』

重大な罪を犯した人がエホバの基準に従おうとしないなら,会衆にとどまることはできません。その人は排斥され,私たちはその人と話したり連絡を取ったりしません

エホバの基準っていったい何?

自分の基準や美意識、規範を持たないマインドコントロール人間の哀れ。こんなしょうもない、存在すらしない架空神のために、生きている生身の人間を排斥する。

この排斥ルールは、家族にも未成年の子どもにも適用される。こうして、エホバの証人は家族を失うことなる。

分かりやすいカルト性。これがカルト宗教エホバの証人。

バッドエンド、エホバの証人のメロドラマ

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エホバの証人の子どもがイジメられる原因と、一番の解決策は?

いじめに打ち克つには

いじめに対して「仕返ししない」は・・・

エホバの証人の週日の集会。『エホバに頼って,いじめに対処する』というプログラム。

いじめを乗り越えるために・・・

・いじめっ子になるべく会わないようにする。
・いつも祈る。
・仕返しをしない。

といういい加減なアドバイスが教団動画で出されている。昨日の記事の続き。

教団動画内での解決方法の提案「仕返しをしない」が、正しいとはあまり思わない。決して「仕返ししろ」と言っているわけじゃない。

しかし、私が子どもの頃にいじめられていたときは、体を鍛えて数年後にキッチリやり返したり、いじめられている瞬間でも戦おうとした。

私の経験が正解なのかは分からないが、エホバの証人をやめるのと並行して、私はこの方法でいじめられていたのを解決していった。

単純な暴力だったら、暴力で返せば良いんだけど、SNSいじめだとか、無視されるだとかは体験してないから、何とも言えない。

エホバの証人2世の陰険な性格は、どのように形成されるのか

いじめの一番の解決策は・・・

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エホバの証人『いじめに対処する』プログラム、浅はかなアドバイス

祈っていじめが解決すりゃ苦労しない

エホバの証人は、いじめ問題を解決できない

エホバの証人の週日の集会。『エホバに頼って,いじめに対処する』というプログラム。

反対、迫害、嫌がらせ、ハマン宰相のユダヤ人ジェノサイド計画、そういったモノをいじめと同一視し、聖書から解決策を探そうとするプログラム。

浅い。浅はか。浅すぎる。原因の異なるモノを一緒くたに考えて解決するわけがない。

反対も迫害もエホバの証人が自ら呼び寄せているモノで、しょうもない盲信を捨てれば解決する。

嫌がらせって何だろうか?嫌がらせをしている側にその認識があるのか?あるのなら、なぜ嫌がらせをしてくるのだろうか?そうやって相手の立場で考えないと解決しない。もしかすると、自分に原因があるのかも知れないし、単なる気のせいなのかも知れない。

10代向けの動画も用意されているのだが、とてもいじめられている子どもの助けになるとは思えない代物。

動画内のフォントが妙に軽いテイストなのと、くだけたBGMがついている。いじめられている子がみたら、ふざけんなと思うだろう動画。

恐らく、ふざけているんだろう。エホバの証人の子どもがいじめられるのは、教団にとって、別に困ったことではない。

迫害、反対と紐づけて、子どもの盲信を煽れる。学校や外界に馴染まれるよりは、いじめられていた方が子どもの将来を支配しやすい。

小学生以下の低レベル、エホバの証人の「排斥」者いじめ

エホバに祈っても、いじめは解決しない

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NHK『私の人生を生きていく 宗教2世「小川さゆり」の1年』

宗教2世被害者状態からの脱出

宗教2世「被害者」からの脱出

2023/8/7放送、NHKの『事件の涙 私の人生を生きていく 宗教2世「小川さゆり」の1年』をようやく視聴。

夏休み中は、小学生の息子がずっと家にいて、こんな番組を見せるのはどうかと控えていた。

視聴後、息子には見せなくてよかったと実感。カルト宗教の不条理に涙する女性の姿。世の中にこんな過酷な現実があるのを知らせるのはまだ先で良くて、今は、親が不条理な世界から守ってやらないと。

逆に、保護者たるべき親から宗教を強要された宗教2世の話。「小川さゆり」さんは1才付近の子どもを抱え、カルト宗教という不条理と闘った。

「小川さゆり」さんのような旧統一教会の2世の場合は、親の結婚が祝福結婚という教団側の斡旋だと、自分の出生理由すら宗教絡みになってしまう。教団の否定は、自身の出まれの否定でもあり、自分自身、共闘する家族にも痛みをもたらす。

宗教の裏と表、光と影というか、外部から闇を照らし正そうとする側と、内部の闇に染まっている側。脱出して外から正そうとしていて、その結果、家族や自分に悪影響が及んだら?

それだと、中にいても外にいても行きつく先は同じ。自分や家族の不幸。カルトの中にいても外にいても、結果が同じになる。

それこそ、元首相暗殺事件の容疑者と同じ。外に対して、教団に対して一矢どころか、何矢も放ったのは良いとしても、自分が不幸になるなら、その人生ってなんのためだったんだ。結局、宗教2世「被害者」のまま。

外部にいながら、宗教2世「被害者」状態に陥らないようにしないと。教団から脱出してまで被害を受け続けるなんて悲劇は、繰りかえして欲しくない。被害者状態から抜け出さないと。

『みんなの宗教2世問題』、宗教2世の肌感覚とは・・・

元宗教2世の子育て

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衝撃告白:超常現象的なウソ偽りで、子どもたちが危険に晒されるカルトの実態

エホバの証人のハルマゲドンによる脅し

友だちがつくれない宗教2世

『みんなの宗教2世問題』1章『当事者たちのさまざまな声』より。マイナー新宗教2世の体験談。この記事の続き。

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王道カルトのエホバの証人と、マイナー新宗教カルト。両者の間に共通点がある。

毎週末、イタコ婆の口寄せ儀式に連行されるマイナー新宗教2世、毎週末、エホバの証人の王国会館での集会に連行されるエホバの証人2世。

私の週末はこのように退屈な宗教儀式によって奪われ続けた。友人と鬼ごっこで遊んだり、ゲームに興じたり、お出かけする時間なんて無かった。気がつくと、友人を作ることすらできなくなっていた

普通の子どもが遊んでいる時間に、しょうもない集会に連行されていた。流行っているゲームのことなど知りようもない。エホバの証人の場合は平日の夜にも集会がある。私は、平日の集会の日は外で遊ぶことが許されなかった。

これでは、なかなか普通の友達を作ることができない。

子どもの思考を操作する、超常現象的なウソ偽り

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『みんなの宗教2世問題』:カルトに共通する究極の目的と被害者の共通項

宗教2世の共通項

カルトの究極の目的とは・・・

『みんなの宗教2世問題』1章『当事者たちのさまざまな声』。マイナー新宗教2世の話。昨日の記事の続き。

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この本の1章には、10人もの「カルト被害者」が登場した。本のタイトルどおりの宗教2世でなくカルト被害者が登場と書いたのは、体験者の属性がさまざまだったから。

エホバの証人や統一教会、創価学会の宗教2世から、オウム真理教の1世信者まで、マイナーな新宗教の2世に正統派プロテスタントの2世、親がマルチ商法にハマった人まで。

この本の中で、カルト化した親やカルト宗教の被害者を、私自身の元エホバの証人2世という視点で見てきた。

そこにあったのは、多くの共通点。

結局、宗教の教理なんてのは後付けで都合よく作られたモノ。カルトだと特にそう。本来の目的は、信者を支配し収奪すること。搾取のために、教理や組織の決まりが作られる。

そこに表れる信者の考え方や行動、周囲の人々や子どもが受ける被害、こういったモノには同類項が多い。最終目的が、信者の思考と行動をコントロールし、人生そのものを搾取することにあるのだから。

カルトの共通項

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イタコ婆への復讐?宗教2世の理性とモラル、恨みの狭間で

カルトをやめたおかげで、今日もビールが旨い

殺しても殺したりないけど、理性がそれを防ぐ

『みんなの宗教2世問題』1章『当事者たちのさまざまな声』より。いよいよ最後の当事者、『たまたま人を殺さなかった、とある宗教2世の話』

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この当事者は、めちゃくちゃマニアックな名も知られない宗教の2世なのだが、読みごたえは抜群。昨今の宗教2世問題が総括されている。noteブロガーらしいが、羨ましいほどの文章力。

このマニアック新宗教にはイタコ婆が出てくる。このイタコ婆は、インチキ霊感商法でしこたま儲けている悪徳ババア。このババアに対して、ブロガー氏は

教祖や協力者にも、やはり殺意がよぎった。ただ、私は人を殺すことは経済的な後ろ盾や社会的な地位を失うことだと理解していた。だからわたしは我慢した。お金と地位のために、我慢しただけ

これが理性。殺したらいけないのはモラルなのだけど、殺しても殺したりない奴がいるのは事実。このブロガー氏にとっては、それがイタコ婆だったわけで、私にとっては、組織体としてのエホバの証人。

ここにモラルはない。殺しても殺したりないくらいの恨みがあり、殺しても殺したりないくらいの辱めを受けた。このモラルの欠如を裁くなら、お得意の天の法廷で裁いてみろって話。もしもそんなカルトな神が存在するのなら。

モラルのないカルトな場所でありつつも、実体としての世界には属している。そのため、殺人や暴力行為を行うとキッチリと地上の司法で裁かれる。それが嫌だから殺さない。これが理性。

理性と、理性の正反対の恨みの狭間で。

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宗教2世のわだかまりや後悔、発散しないで溜まりっぱなしは・・・

宗教2世のわだかまり

ヤマギシ会の中とは・・・

『みんなの宗教2世問題』1章『当事者たちのさまざまな声』より。ヤマギシ会2世の体験談。

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この記事の続き。前回の記事で、ヤマギシ会の中が作られたユートピアになっていることに触れた。しかし、

ヤマギシ会のなかもいろいろあるわけで、脱走者がいたり、不審死があったり、引きこもってるような子がいたりする。あとは、子どもたちのあいだでも精神疾患みたいのにかかっている子がいたり。小学校五年生、六年生になってもおねしょをしてる子がいたり、物が盗まれたり、髪の毛むしり取ってる男の子がいたり、片腕のない子がいり、そういうのがいっぱいあった

この世の地獄じゃん。既にユートピアですらない。特に理由もないのに、子どもを親から引き離して生活させることに、メリットがあるわけがない。

結果、ヤマギシ会を出たとしても

外での生き方がわからないんです。関わり方とかも対応の仕方もまるで村と違うので

という状態になる。あえて、社会不適合者を作り出している。外の世界に柔軟に対応されても困るのだろうが。

ヤマギシズム学園じゃなくて、例えば地域の更生施設でも保護施設でも、ともかくちゃんと普通にお金を稼いで、社会で生きていく方法を教えてくれるところに10代の頃に行っていれば

良かったと体験者も書いている。ヤマギシ会である必然性が全くなかった。

溜まりっぱなしは不健康

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『みんなの宗教2世問題』、謎の新宗教2世の体験談

謎の新宗教2世の体験談

謎の新宗教、2世信者の体験談

『みんなの宗教2世問題』1章「当事者たちのさまざまな声」から。謎の新宗教2世の体験談。

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謎の新宗教の、激しく怪しい儀式が紹介されている。

本番はダメなんですけど、性的なことを一部の人がやって、みんなで見ているんです。性器と性器の交渉には至らないようなことを

もう、普通に違法。乱交パーティーと一緒で公然わいせつ罪でしょ。宗教以前の問題。この変態騒ぎに、子どもも巻き込まれているので論外。

どこからどう見てもカルトなのだが、ここまで暴走すると止まらなくなる。体験談の女性は、中学三年生のときに教団内で集団による性的暴行にあっている。

何の宗教か分からないのだが、身バレの恐れが高い小規模の宗教らしく。現代の日本に、こんな宗教が存在するというのに驚愕。

性的虐待を受けた者が、加害者側に回るエホバの証人

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