エホバの証人の内部文書「会衆へのお知らせ」、カルトに自浄作用はない

エホバの証人の内部文書とは・・・

2023/05/11の報道より。エホバの証人が信者に周知 内部文書「虐待、容認していない」

厚労省が、3/31にエホバの証人日本支部に対して「虐待容認せず」の信者への周知を要請。これに対する後手後手の対応がこの内部文書。

エホバの証人の集会で信者向けに読まれる内部文書。これが早々にSNS上に出回っていて、末端の現役信者よりも早く読める状態。もはや、神より大事なスマートフォン、神は博物館にでも飾っておけばいい状態。SNS様様。

これだけ情報がダダ洩れになると、信者のマインドコントロール維持にも限界がきそうなもの。

とはいえ、ゴリゴリの現役信者は、報道もSNSも見ないし、見ても自分や教団にとって都合の悪いモノは「サタンの罠」で切り捨ててしまう。エホバの証人のマインドコントロールは、そうは簡単には解けない。

カルトは、どこまで行ってもカルト

さて、内部文書の内容。厚労省からの外圧があったという経緯を知っていて、まともな感覚の人ならば、内部文書の「虐待、容認していない」という内容が、「児童を鞭で叩くことを容認しない」と、受け止めるだろう。

しかし、かつてビシバシ鞭で叩いてきた信者にはそうは響かない。以前までの表現の使い回しで、ハッキリと「子供を叩くな」とは書かれていないから。

さらに現役信者たちは、事態の流れをよく知らない。まさか、厚労省にエホバの証人が詰められているとは思ってもいない。厚労省に釘を刺されたのを知っていたとしても、「サタンの迫害」くらいに軽く受け止めている。

そして、現在進行形で鞭で子どもを虐待している親。こいつらには、鞭をヤメるわけにはいかない事情がある。

鞭で制御してきた子どもを、鞭以外で制御する術を持っていないから。愛情を持って子どもを導いてこず、暴力で支配してきたから。鞭をヤメれば、子供を従わせることはできない。

そして、暴力は一旦始めると蜜の味。もはややめられない。麻薬と一緒。

だから、エホバの証人の暴力親は鞭をやめるわけにはいかないし、やめるつもりもない。

そういう頭で今回の内部文書を聞くと、「直接、鞭をやめろとは書いてない。懲らしめの愛の鞭は虐待ではない」と自己の虐待行為を正当化する。そして、子どもを叩き続ける。

そういった暴力虐待親を、組織は嗜めることはしない。お得意の責任逃れ「各家庭の事情なので関知しない」の一点張り。

結局、今までと変わらない。苦しむのは一番弱いモノたち。無垢の子供たち。

この内部文書周知の後でも、エホバの証人の公式サイトには、体罰を推奨する記事が氾濫している。エホバの証人組織は、かつての過ちを認めることはせず、撤回するつもりもない。

エホバの証人というカルトに自浄作用はない。だから、私は無垢の子どもたちが、誰一人としてエホバの証人被害を受けない正しい世界に戻すには、教団を物理的に解散させるしかない、と信じている。

今回の周知だって、厚労省の要請から1ヶ月以上も時が経ってから。何たる鈍重さ。その間に叩かれたり、輸血拒否で死んだりする子どもがいるかも知れない。そういう最悪の事態を一切無視した愚鈍さ。

そのナメ腐った態度が、内部文書の文面から見て取れる。内部文書への細かなツッコミは明日以降の記事にて。


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