「神」の名を騙る伝統的なやり口
2023/11/20のエホバの証人問題支援弁護団の記者会見。宗教虐待について全国調査の結果が公開されたことに伴なうモノ。
『神の羊の群れを世話してください』という長老の教科書が、本調査報告に活用されていることが報告された。
この長老の教科書には、
当該書籍の情報は長老だけの内密とされる旨
明記されているのだが、今回、全世界に向けて一部内容が公開された。教団的には無様な状態。
こういった長老の教科書や日本支部事務所からの手紙は、「神の組織の指示」とされているそうな。
神の組織て・・・アホやん。
神の組織なんかあるわけないのだが、盲信エホバの証人たちは、その「神の組織の指示」に対して、完全なるイエスマン。「神」の名を騙るオーソドックスかつ伝統的なやり口なのだが、盲信者の目には、それが唯一の真理とうつる。
エホバの証人の内部文書「S-401」の内容とは・・・
エホバの証人組織の子どもに対する輸血拒否の現在地についても、記者会見で説明が。
- 2023/3/31
厚生労働省(現こども家庭庁)とエホバの証人日本支部との話し合い
これが、既に異例らしい。
まあ、輸血拒否では子どもが死んでるからね。当然だよね。
「長老が親に対し、子どもの輸血拒否をするよう指示するな」と周知せよとお達し - 2023/5/10
エホバの証人日本支部のステートメントが出る。「喜んで協力する」と。
建前だけ「ゼロ回答」の各会衆へのお知らせも出る。
エホバの証人の内部文書「会衆へのお知らせ」、カルトに自浄作用はない - 2023/8/7
長老への指示を改訂(S-401)
「S-401」は、長老しか見られない内部文書。
3月に行政機関に指導され、5月にナメた対応でお茶を濁した状態からの、8月の内部文書改訂。ここは真摯な態度を取るべきところなのだが、エホバの証人日本支部は世界本部の傀儡なので、自浄作用はない。
「S-401」冒頭・太字で「この資料は特定の治療法を勧めたり、あなたの代わりに決定したりするためのものではありません。この情報を使って、自分で考えて決定して下さい」
姑息な責任逃れのためのエホバの証人組織らしいやり口。
「ハルマゲドンガー」って頭やられている信者に「神の組織の指示」だと、指示を出したら、言いなりになるに決まっている。
「S-401」の内容。追記された部分。
早産で生まれた赤ちゃんに
輸血以外のあらゆる方法を駆使して治療を受けられるように
依頼せよと。
黄疸のある新生児には
輸血以外の方法でどう治療できるか
医師と相談せよと。
これが、一般の信者が見られない長老向けの資料として、行政からの指導を受けた後の行い。
見事な二枚舌!ブレないエホバの証人組織。
調査報告書では以下のようにまとめている。
信者である親が本当に瑕疵のない真の自由意思に基づき実行するとしても、児童虐待(医療ネグレクト)に明確に該当する行為の推奨としか言いようがない
児童虐待を推奨する組織に宗教法人として公益性はない。解散一択よ。
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