他人の進路にまで容喙する宗教、エホバの証人
エホバの証人問題支援弁護団のエホバの証人の児童虐待の調査報告書。
エホバの証人の組織的な高等教育の否定。この問題について、この調査報告書内では様々に調査・分析がなされている。
教団が、一時的に高等教育に肯定的な時期があった可能性が示されている。1992年~2011年のこと。
私もこの時期にちょうど進学を経験している。
地方に住んでいた私の身の回りでは、次のような認識だった。
- 高校まではOK、でないと職がなく、生活すら困難でエホバの証人活動などできないから
- 高校はOKだが、進学校の普通科ではなく、工業系や商業系が推奨
- 夜間の定時制や通信制が大推奨、空いた時間を教団活動に使えるから
- 成績がよほど優秀なら、大学進学を踏まえて進学校の普通科もOK、しかし、大学は工学系に進むべし
なんとなく、こんな記憶がある。私は、進路を決める頃には既に脱会していたので、自分の意思で進学先を選んだ。なので、記憶は定かではないが。
それでも、工業系・工学系の推奨圧力が強かった記憶がある。
理系は喰いっぱぐれない神話がエホバの証人信者内にあったのか、集会場の建設に役立つとか、ハルマゲドンで世界中を滅ぼす設定上、再度インフラの整備が必要になるため、工業系を推奨していたのか。
いずれにせよ、
人の一生を左右する進学問題に、アホみたいな宗教が容喙する不条理。影響を受けた人の無念は、計り知れないものがある。
『解毒』:大学進学禁止の愚民であるエホバの証人、下半身で理解するしかない
エホバの証人の「受けて良かった大学教育」
調査報告書内で、受けて良かった大学教育の事例が、エホバの証人の教団誌から引用されている。
姉妹の考え方は大学教育によってどんな影響を受けたでしょうか。こう述べています。「今考えると恥ずかしいのですが,大学教育のせいで,他の人,特に兄弟姉妹を批判的な目で見るようになり,できていないことが気になり始めました。兄弟姉妹と距離を置くようにもなりました
それで良いんだよ。エホバの証人は意思決定を他人に任せ、自立せず、無意味で無駄な宗教活動に逃避している。ろくに勤労もせず、公益を害している。何もできていないのだから、批判されて当然だし、そんな奴らから距離を置くべき。
大学教育で目を覚まし、正しく現実を認知できるようになった事例。しかし、この人は残念ながら、また元の盲目に戻り教団に復帰するのが残念でならない。