ものみの塔の字義病偽装によるこじつけ解釈
エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)の『欠陥翻訳ー新世界訳』。ものみの塔の翻訳した新世界訳聖書について。
第5章『聖書の翻訳と教義』の前半部分から。ものみの塔の教理がいかに都合よく聖書を解釈したモノだらけなのか、例を挙げて説明されている。
資料中で
もうほとんど字義病
と表現されている。
ものみの塔は、教理をこじつけるために字義病を装っている。聖書のAとBで同じ意義の言葉があった。であれば、AとBは同じ予言を意味していると。完全なこじつけ。自分たちに都合よくこじつけるため、字義訳を濫用している。
日本昔話シリーズの『桃太郎』も『浦島太郎』もどっちも太郎なので同一人物。「よって、鬼ヶ島も竜宮城も同じ場所、乙姫は実は鬼だった」「亀の頭は犬を、亀の手は猿を、亀の甲はキジを表している」みたいなこじつけ。
ものみの塔の字義病偽装による解釈はこのレベル。
ものみの塔にとって都合の良いこじつけ解釈の例が本資料で引用されている。『ものみの塔誌1987年7月1日』号。
すでに『立って』いるイエスがその時に「立ち上がる」とはどのような意味ですか(ダニエル12:1)それは、イエスの支配権が言わば新しい局面を迎えるということです。
すでに立っている奴がさらに立つわけない。ただの誤訳。それを「新しい局面」というふざけた解釈を持ちだしている。なんすか。新しい局面って?勝手に都合の良い解釈を付け加えているだけ。
この記事は、時期的に私の家族もリアルタイムで読んでいる。父は聡明だと思っていたのだが、この記事を鵜呑みにしていたと思うと・・・。私も気を付けなければと思う。ものごとを信じやすい性格、同じ血が流れているのだから。
エホバの証人の統治体の聖書的無根拠
さらに本資料では、エホバの証人の頂点に君臨する統治体が聖書的に無根拠であることが指摘されている。統治体が無根拠であれば、ものみの塔そのものの存在意義が崩れる。正真正銘のカルトであることの証明。
まず、以下の重大事実が指摘されている。
聖書のどこにも統治体や、なんらかの人の集団が神の組織を統治するとは出ていない。ものみの塔の翻訳した新世界訳聖書にすら。この時点で統治体が偽物、信者搾取システムのための教祖の代替え品であることが明らか。
これだとまずいので、ものみの塔協会は『王国行間逐語訳聖書』というものに、統治を意味する英語「govern」をむりやり登場させている。
「govern」をあてた元のギリシャ語には「導く、案内する」の意味しかない。それに無理矢理あてた「govern」の意味は「統治」、逆に「導く、案内する」の謙虚な意味はない。
現在そういう意味は全くないにもかかわらず、昔は「導く、案内する」という意味があったから正しい
統治体という言葉に謙虚さの欠片はない。支配するの意味だけ。元のギリシャ語の方に謙遜なキリスト教っぽい意味があるから、統治体は正義と。なんのこっちゃ。
統治体の教義は
昔の意味の一つを持ってきて今の意味をカモフラージュするという、典型的なすりかえ論理によって成り立っている教理
その実、統治体のやっていること、統治体の持つ組織的性格の
実質は「統治体」という名称と見事に一致しているわけだから、これは実に悪質な教理である。まさに紛れもなく「統治する、支配する人々」というのが統治体の真実の姿である以上、二重の欺き
統治体の存在は聖書的に無根拠であり、信者から搾取するための教祖システム。統治体が偽ならものみの塔の権威の根拠も無い。ものみの塔はニセモノでカルト。
“エホバの証人(JW)の統治体の聖書的無根拠~すりかえ” への9件の返信