王国会館に病気の人が多い理由

王国会館という病人の巣窟

私は物心がつく頃から14歳になるまでエホバの証人2世として育てられた。両親ともに熱心なエホバの証人という神権家族で成長したのである。両親にものみの塔協会の伝道活動にほぼ毎日連れて行かれていた。そして週に3回もあるエホバの証人の集会にも必ず出席させられていた。

病気で学校を休んだ日でも夜になってちょっとでも回復していようものならばエホバの証人の集会には連行された。ものみの塔協会による深い洗脳状態にあった両親にしてみればエホバの証人のことが何よりも最優先事項だったのである。周りが見えなくなるのがカルトの特徴である。この三度の飯や親族や仕事やときには家族よりも大事なエホバの証人の集会は王国会館という場所で開かれる。

エホバの証人の王国会館に集まってきている信者には病気の人が多かった。頭や精神的な病気のことではなく具体的な体の病気である。子供の私には気付けなかったが精神的な病を抱えていた人も多くいたはずである。子供が重度のアトピーだったり四肢に不具合があったりと様々な病気や体の異常を抱えたエホバの証人の信者がいた。

彼らはハルマゲドン後の楽園で完全な体に生まれ変わることが出来るという幻想に救いを求めている。パラダイスで完全な体になり永遠の命を享受するという妄想である。救われない人々である。





未来より今、楽園より現世

彼らは現状の自分を認めることが出来ない。現実の自分自身に価値を見いだせないのである。もしも自分が健康体だったらということしか考えていない。その隙をものみの塔協会につかれて深く洗脳されることになったのである。

そもそもハルマゲドン後に与えられるという完全な体とは何だろうか?誰でも体のどこかに何らかの都合の悪い部分はあるものである。それが極端に重度だったり普段は気にもならないレベルだったり人によって差があるだけなのだ。オリンピックに出るようなアスリートでもそうだろう。

完全完璧な人間とはロボットやクローンのように無個性な面白みのない人間である。来世のことなどどうでも良い。ものみの塔協会に騙されて幻想にすがっている暇はない。今というこの生をいかに生きるかということを考えなければならない。でなければ一度きりの人生を無駄に捨てることなる。

『天』という漫画で登場人物の一人がこう言う。

ジャスト生涯

我々の命はものみの塔という偶像に捧げるためのものではない。自分自身の望みを叶えるために使い切るべきなのである。考えることを放棄し今という現実を捨て未来の永遠の命というまやかしの希望にすがってはいけない。

 

 

 


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