日本のエホバの証人自称「定量的」研究の決定的な間違い

自称学術的、科学的調査のうさん臭さ

エホバの証人の自作自演アンケート(JWJ-QS)の調査結果報告。昨日の記事の続き。

やっと、冒頭の部分が終わって、「はじめに」の部分へ。ここでも似たようなことが書いてあるんだけど、冒頭文はいったい何だったんだろう・・・。

こういう無意味さが積み重なって、この自称学術的、科学的調査のうさん臭さが増していく。

エホバの証人に関する科学的データの欠如は,少数派宗教を巡る最近の2世問題との関連で大きな注目を集めている

そんなことないって。エホバの証人に解散命令が出たって、国民のほとんどは注目しないだろうよ。

注目しているのは関係者だけ。自分たちが注目しているから、世間も注目しているに違いないなんて断定しちゃえるのは、マインドコントロールで思考を停止させられ、視野が狭められたカルト信者そのもの。

2022年7月,安倍晋三元首相が統一教会信者の成人した息子に殺害された事件を受けて,少数派宗教に対する扇動的な言説が展開されている

そんなことないだろ。エホバの証人と統一教会という二大カルトがメインで、他の少数派宗教はとくに批判されていない。

本報告書のこういった定性的な表現は一切あてにできない。

決定的に信頼できないエホバの証人の調査結果報告書

一般集団とエホバの証人サンプル集団の教育レベルを比較した表が出てくる。

元の表

こんな感じの表。これでエホバの証人は一般社会より教育程度が劣っていないと結論付けたいのだが、この表には大きな間違いがある。

「正式な教育は受けていない」という人が、15才以上の日本人の6.9%もいることになっている。当初からこれには違和感があったのだが、元文献をあたると決定的に間違っていることが判明。

実は、この6.9%の中には15才以上の「在学中」の人数を含んでいる。この調査が引っ張っている元資料は、教育程度を問う調査で卒業生に学歴を聞いている。そのため、

学歴を答えていない人の中に、すべての「在学中」の学生が含まれている。学歴を答えていないからと言って、「正式な教育は受けていない」のではない。そんなことも分からない奴らが、このエホバの証人の自称定量的調査の結果をまとめている。

1億人の6.9%だと約750万人。義務教育の国、日本でそんなに正式な教育を受けていない奴がいるわけない。

日本には、大学生が250万人、高校生が300万人くらいいる。適当にググって出てきた数値なのだが、ざくっとこんなものだろう。これに15才を迎えた「在学中」の中学3年生を加えるとさらに人数は増す。

こんなことも理解できずに、日本に750万人も「正式な教育は受けていない」と書いちゃう自称学術的な調査報告書。ウソつけと。

無能な奴が書いた適当な報告書なのか、エホバの証人素敵!の結論ありきで書かれたモノなのか、マインドコントロール下の思考停止野郎の作ったモノなのか。こいつらが導いている結論は一切信用ならないことは明らか。


“日本のエホバの証人自称「定量的」研究の決定的な間違い” への3件の返信

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください