エホバの証人の作為的アンケート(JWJ-QS)
エホバの証人の自作自演アンケート(JWJ-QS)の調査結果報告。昨日の記事の続き。
日本全国のJW信者の無作為サンプルに近いサンプルを対象にしたオンライン調査を実施することができた
さらっとウソをつくよね。今回のサンプルは全く無作為ではない。作為的。次のページにこうある。
参加資格は,18歳以上であること,現在日本語会衆の集会に参加しているバプテスマ(浸礼)を受けた信者であること,過去6カ月間伝道に参加していたことなど
「など」ってなんだよ?サンプルの条件を完全に明らかにしない調査報告なんてあり得ないだろ。隠された条件はいったいなんですか?
明らかにされた条件だけでも、
アンケートのサンプルがマインドコントロール下にある現役信者に絞られていることが分かる。
バプテスマ受けちゃっているって、相当ヤバい信者じゃねぇかよ。この情報化社会で過去6カ月間も伝道活動している奴らに聞いて何が分かるんだよ。
と言いつつ、数字は正直なので、実は本報告書が結論付けたいことと逆のことがいろいろと明らかになっている。本報告書は、偏ったサンプルから偏った結論をしれッと出してみたものの、見事に失敗してエホバの証人の悪事を暴く結果になっている。この点は明日以降の記事で順次。
18才以上に絞った理由も不明。児童虐待が問題になっているのに、子どもを避けたのはなぜか?
調査の結果,合計7640件の回答が得られた。合計447の回答が削除され,残りの7193の回答が分析に使用された。参加資格を満たさなかった回答者(160人)はサンプルから除外
とあるが、この参加資格を満たさなかった人こそ、意見を聴くべき。エホバの証人的には非模範的な信者ということになる。バブテスマを受けていなかったり、過去6カ月に伝道していなかったり。
やめたいのに周囲の圧力で信者を続けている。家族を人質に取られて続けている。そういう信者の可能性がある。
こういうマトモな被害者の声を黙殺し、マインドコントロール下の信者だけの声を集めた恣意的、作為的なアンケート。
そして、嘘八百の大本営発表は続く。
調査はJWの調査員によって実施されたが,独立した諮問委員会の存在は,この調査に信頼性を与えている
「信頼性を与えている」とか自分で言うなよ。信頼性がないのは、サンプルを作為的に抽出している段階で明らか。明日以降の記事でも書くが、結論ありきで恣意的グラフを使ったり、意味不明な集計を行っていたり、諮問委員会は役立たず。
調査デザインの他の要素(会衆の無作為抽出,
~中略~
データ収集と分析の透明性
~中略~
)が,このプロジェクト全般の妥当性を高めている
これも大嘘。嘘というか、会衆を無作為に抽出しようが、最も大事な信者を作為的に選んでいる時点で無意味。
データ収集と分析のどこが透明なんだっての?
150の各会衆の連絡担当者(会衆の世話役を務める長老)にメールを送り,研究プロジェクトについて説明し,一定の参加資格を満たした全信者に調査アンケートへのリンクを送るよう依頼
反社会的な行為が疑われている宗教団体の中でこんなやりとりがあったって、不透明そのもの。分析も速報だからなのかも知れないが、設問と回答選択肢も書いていないし、数値も隠されているものがある。
これらのデータは,日本で広まっているJWに対する批判に応える上で有用である
有用じゃないから、政府筋は相手しないんじゃないか?
不正資金流用が疑われる政党の党員にアンケートとって、疑惑を晴らそうとしたって晴れない。同様に反社会的行動が見られる宗教の中の信者にアンケートをとったって疑惑は晴れない。
しかも、これだけエホバの証人に有利な条件でアンケートをとったのに、出てきている数値はエホバの証人にさほど有利じゃない。これは明日以降の記事にて。