エホバの証人2世が抱える異性問題、異常なものみの塔の戒律

異常なエホバの証人の性に関する戒律

エホバの証人が異性の交際相手として認められるのはエホバの証人のみ。しかも、バプテスマという洗礼の儀式を受けた正式な信者同士でないと、異性と付き合うことは許されない。

その上、結婚直前でないと2人きりのデートが許されない。結婚しないとセックスできないので、セックスに至る日は永遠に来ないと言って良いほどの未来。未婚のエホバの証人2世は、全員が童貞か処女であるはず。

ものみの塔は、性欲を独特の教義で抑え込んでいる。現代社会でこの了見の狭さは異常。30代で童貞とか考えられない拷問。

しかし、この組織の中にどっぶりと浸かってしまうとこの異常さが日常となる。目が覚めるまで、異常に気付かない。これがマインドコントロール。

親元を離れてもつきまとうエホバの証人2世の行動制限

親元を離れ、”必要の大きな所”で羽を伸ばしている若い信者たちにも同じように異性問題はつきまとう。当然、自身同様にバプテスマ儀式を受けた正式なエホバの証人としか交際することは出来ない。

“必要の大きな所”とは、地方の田舎のようなエホバの証人が少ない地域のこと。ものみの塔は、若い信者を動員してエホバの証人の布教活動にテコ入れしている。

私の子供の頃、1980~90年代には、私の住んでいた田舎へ、大都市からエホバの証人の若者が送り込まれて来ていた。20代とか30代前半のエホバの証人2世たち。

彼らは、エホバの証人である親元を離れ、ようやく自由な生活を手に入れたと思いきや、男女交際など生活全般に制限は残る。エホバの証人の世界は監視社会。よそ者の若い信者への監視の視線は厳しい。教団の戒律に対してグレーゾーンと思えることでも注意されるし、すぐに親元に連絡が入れられる。

若いエホバの証人にとって重大なのが、子どもの頃から溜めこんだ性欲をいかに発散するかということ。エホバの証人2世は結婚しなければセックスできないので、早急に結婚相手を探したい。

エホバの証人の男女交際と終着地点

エホバの証人は、結婚直前でなければ男女が2人きりで会うことが許されていない。そこでお互いに同年代の同性の信者を連れて異性の交際相手と会うことになる。計4人以上でのグループでの交際。もう50年も60年も昔のような清らかさ。

だが、これも明らかに異常。本人らが望んでのことならば何の問題もないのだが、時代錯誤した意味不明なグループ交際を強いられている若年者の鬱憤はいかほどか。

エホバの証人の親元に留まっているにしろ、離れているにしろ、このようにエホバの証人2世たちは性に対する問題を深めていく。性欲を発散できないのは明らかに不健康で、それを抑え込んでいるのが親や組織という権力。

若い2世信者がエホバの証人をやめるのは異性との交際が原因となっていることが多い。例えエホバの証人をやめられたにしろ、多くの元エホバの証人2世は性に関する問題を抱えたまま生きていく。

子どもの頃から受けたものみの塔の性教育が直接の原因。エホバの証人の性教育は、性欲を抑えつけたいのか、助長したいのか意味不明。エホバの証人2世はこの混乱を抱えたまま、病んでいく。

エホバの証人のエロチックな幼児への性教育


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