架空の神エホバに祈るのは残念無念
数日前、体調不良で倒れる。遠方に出張中のため、ホテル滞在中のこと。発熱もあり、コロナの疑いもあったためホテルの部屋に軟禁。ひどい嘔吐と下痢で脱水症状気味になる。胸の動悸が激しく、息も十分にできず、このまま
「死ぬんじゃないか」と頭をよぎる。おそらく大げさなのだが、こんなモノは個人差がある体感で、私は普段ほとんど病気をしないので、ちょっとしたことでも大げさに感じてしまう。
天井がグルグル回って見えるし、息もできているのか、できていないのか、頭が異常に痛いし、意識も不鮮明に。過去の現象が織り交ざって幻のように目の前をよぎる。これが走馬燈か!?(軽く夢を見ていただけかと)
いよいよヤバいなと思ったときにやっちゃいそうになったのが、
祈り。
「いやいや、誰に祈るんだよ」と冷静になる。
エホバの証人をやめて30年弱、やめた当初はものみの塔洗脳下にあったこともあり、うっかり
「天におられますエホバよ・・・助けて下さい」なんて恥ずかしいことをやっちゃったことあったけど。もう今は無いよね。あってはいけない。ありえない。こんだけ普段、批判ブログ書いておいて、死に際に祈るとかあり得ない。筋が通っていない。
うっかりエホバに祈っちゃうなんて残念無念、抜群に悔いが残るので
「死んでもエホバには祈らない。そもそも祈るくらいならエホバを呪って死んでやる。しかし、呪うと存在を認めたことになるので、正解は積極的姿勢で無視。エホバなんていう架空の存在とは全く関係のない所で死んでやる」
と苦しい体ながら、再決意。
神様は最後の最後の後回し
冷静に状況を考えると完全に脱水症状。ホテルのフロントからは2時間後に対応を決定して電話するので、それまで部屋から出ないように言われている。
保健所に電話した時に
「水分はこまめにスポーツドリンクでとるように」と。下痢と嘔吐で体内水分が奪われているので。電話したのが2時間くらい前、そのときからスポーツドリンクなんて飲んでいないし、水もほとんど飲んでいない。そりゃ苦しいよ。
約束の2時間まであと30分だったけど、我慢せずにフロントへ電話。
「後で清算するのでスポーツドリンクを部屋の前に置いて貰えますか?」
ホテルのフロントの人に早急にスポーツドリンクを差し入れてもらい
「お代は結構ですから」と抜群の優しさ。
おぉ、やはり
存在不明の神様より目の前の人。
水分補給して落ちつき、ひと晩ぐっすり眠るとだいぶ回復。
目の前の問題を淡々と片付けてからの、神頼み。
ことわざにも言う。
人事を尽くして天命を待つ
宗教第一に持ってくると、ここら辺を間違えて、目の前の問題がこんがらがって、さらに山積みに。生活が成り立たなくなる。それがカルト宗教。
“神さまに祈るのは最後の最後の後回しに。まず人事を尽くせ” への1件の返信