エホバの証人の昇天するというおこがましい妄想
私が子供の頃に連れて行かれていたエホバの証人の会衆に、急に油注がれてしまった老婆の信者がいた。油注がれたとは、後述するがエホバの証人の教理のこと。
その老婆姉妹(エホバの証人は男性の信者を兄弟、女性の信者とは姉妹と呼びあう)の息子と娘は、既に成人していたがエホバの証人として教団に献身していた。その老婆も正規開拓者としての活動に長年従事していて、会衆内でも一目置かれるベテラン信者。
エホバの証人の油注がれた人々の教理は特殊。14万4000人の神により油注がれた人々は、死後に昇天しキリストと共に地上を統治する設定。何ともおこがましい傲慢さだが、彼女ならそれに「ふさわしいのではないか」というのが会衆内の人々の所感。
それほど、その老婆姉妹は会衆内で幅を利かせていた。会衆内で信者の尊敬を得ているという感覚が、この老婆が傲慢な妄想を抱くきっかけとなる。
エホバの証人の老婆の悲しい妄想~油注がれちゃったという勘違い
男尊女卑のエホバの証人組織
“エホバの証人組織の14万4000人の嘘と、信者の錯覚” の続きを読む