エホバの証人の主の記念式でぐいっといっちゃって

エホバの証人の14万4000人の残りの者とは

エホバの証人には重要な14万4000人の教義がある。14万4000人とは忠実で思慮深い奴隷と呼ばれ、神により油注がれた人々という設定。彼らは死後に天に昇りキリストと共に地上を統治することになっている。

昇天前に地上で生きている油注がれた人々は14万4000人の”残りの者”と呼ばれている。”残りの者”の中には、ものみの塔協会の頂点で世界中のエホバの証人を牛耳る統治体のメンバーがもれなく含まれている。

14万4000人の教義には矛盾が多い。統治体への権威付けのための教義なので当然。統治体成員は「我々は天に昇る特権階級なんだ」と主張し、一般エホバの証人たちを労働力として行使している。

主の記念式でグイっといっちゃって

興味深いことに、ものみの塔協会は油注がれた残りの者の人数を、毎年公表している。地上で現世を過ごしている残りの者の人数。

彼らは、エホバの証人最大のイベントである”主の記念式”で”キリストの血と肉を表す表象物にあずかる”のでキッチリカッチリ人数が把握されている。

表象物にあずかるという、エホバの証人風の言い方だと解りにくいが、簡単に言うと聖餐を食べるということ。キリストの肉を表す無酵母パンと血を表す混ぜ物の無い赤ワインをぐいっといっちゃう。

ワインをグイっといっちゃう根拠だが、何らかの方法で、本人にだけ自分が14万4000人に選ばれたことが分かるという曖昧なもの。何らかの方法とは閃きとか天啓。要するに昇天組は霊能力者と言える。

ものみの塔協会は霊能力者を否定しているので、ここは大きな矛盾。統治体も神の言葉を聞いている設定だし、完全に霊能者、自分たちは霊能力があっても良いけど、エホバの証人でない霊能力者はサタンの声を聞いているからNGだと。

いやいやお前らが純朴なエホバの証人を騙す蛇サタンなんだよ。

記念式でワイン飲んじゃう人は、たいていはエホバの証人を真面目にやり過ぎて頭がイッっちゃってる奴。他はこのエホバの証人組織の本質を見抜いた確信犯。

本当にエホバの証人組織で旨みを吸えるのは上層部まで昇りつめてからだから、確信犯でワインをグイっといっているのは、ほんの一部。もしくは身近な場所で称賛を得たいという小さな小さな自己顕示欲から、ワインをグイっといっちゃった小市民的確信犯か。

その他多くの”残りの者”は、元々の夢見がちな理想主義な性格と生真面目さゆえに、熱心に長年エホバの証人活動をして、取り返しがつかなくなった信者たち。現実逃避の結果、自身の望む天啓が、自分で造り出した幻影として現れただけ。

寒いな・・・。

エホバの証人の主の記念式は茶番かコメディー

忠実で思慮深くないエホバの証人の14万4千人の生き”残りの者”


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