忠実で思慮深くないエホバの証人の14万4千人の生き”残りの者”

油注がれた14万4000人の生き”残りの者”のカウントダウン

エホバの証人には、14万4000人の油注がれた人々が死後に昇天し、キリストと共に地上を統治するという特殊な教義がある。彼らは忠実で思慮深い奴隷、天的級と呼ばれ、20世紀に入って14万4000人全員の選別が終了していることになっている。

昇天前の地上で生きている油注がれた人々は”残りの者”と呼ばれている。生き残りの者ということ。

この生き残りの者の人数は、ものみの塔協会によって毎年発表されている。最後の生き残りの者が昇天したときに、この世の事物の体制を終結に導くハルマゲドンが起こるというのがものみの塔協会のトンデモ教義。

この生き残りの者の人数が毎年減り続けているというのが、今がまさに終わりの日であるとものみの塔協会が予言する所以。

あと何人残っているのかは知らないが、残りの者が全員が死ねばハルマゲドンが起こるという設定生き残りの者の人数でハルマゲドンへのカウントダウンが行われている

しかし、ものみの塔協会の教義は全てが作り話なので、ハルマゲドンはものみの塔協会方式では絶対に起こらない。よって、生き”残りの者”が来るはずのないハルマゲドンに合わせて死に絶えることもない

逆に、残りの者全員に死なれてもものみの塔協会側は困る。「残りの者が全員くたばったのに、ハルマゲドン起こらねーじゃねーか」となるから。

エホバの証人の天的級油注がれた14万4000人への繰り上げ当選

キリスト以降始まった14万4000人の選別が20世紀に入って、我々の生きる時代に都合よく終わったということになっているのだが、不思議なことに毎年新たに油注がれてしまう人が発生する

それは、14万4000人の中に選ばれていた人物が神へ背いたということを示す。その欠番を埋めるために次席だった人が繰り上げ当選となり神の宣託が下ったということになる。

油注がれた14万4000人は、初期キリストの弟子である十二使徒たち(イスカリオテのユダは除く)と同様に天にも昇ろうかという聖者である。そんな聖人野郎が神に対して過ちを犯すなんていうことがあって良いのか?

この矛盾に対して、私がまだエホバの証人2世だった頃はこういう理論で言い訳がされていた。

“残りの者と言われる信仰の強い人でも道を踏み外すことがある。サタンの攻撃がそんなにも強まっているんだわ”

と完全な洗脳状態にあった私の母親たちは喋っていたものだ。

簡単に神への信仰を覆す。いったいどこが忠実で思慮深いのだか、冗談も程々にして欲しい。

記念式でぐいっといっちゃって

油注がれちゃったという勘違い


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