ピラミッド構造のものみの塔協会、エホバの証人の行う統治体崇拝

ピラミッド構造のエホバの証人組織

エホバの証人組織の異常なところは、自らが批判している状態に自身が成り果てていること。内部の信者ゃたちはその異常さに気付きもしない。

ものみの塔は、ローマ教皇を頂点とするカトリック教会を、他の宗教組織とひとまとめにして異教として強く批判している。エホバの証人の組織には教皇や司祭、牧師と言った権力者がいない、というのがものみの塔の主張。しかし、

エホバの証人組織の最上位にも、複数人のメンバーで構成される統治体が存在している。その下に何人もの監督を置くピラミッド型の体系は、世俗の組織やカトリックと何ら変わらない

エホバの証人の組織には、牧師や司祭という聖職者はいないのだが、地域監督、巡回監督、長老といった監督者がしっかりと存在する。呼び方が違うだけで、やっていることは信者の指導(エホバの証人の場合は扇動)・教育など。全く同じ。

エホバの証人組織は男尊女卑社会で、妻は夫に従う、男性に敬意を払うというのが決まりになっている。前述の監督や長老といった役職につくのは男性だけ。もはや世俗の組織よりも古臭く、たちが悪い。

醜悪なエホバの証人の巡回監督と統治体という意味不明集団

エホバという呪文と巡回乞食監督

ものみの塔という偶像、統治体がエホバの証人の崇拝対象

私は生まれながらのエホバの証人2世信者だった。2世信者とは親の宗教を強制的に踏襲させられた子供のこと。14才のときに自分の意志で退会し、親と決別するまで、エホバの証人というカルト信者であることを強制された。

機関紙の名称にもなっている”ものみの塔”はエホバの証人の信者により偶像崇拝の対象とされている。私も幼い頃から、ものみの塔の出版物をまたいだり踏んだり粗末に扱うことのないように両親に躾けられた。

ただの紙切れになんの効力があるというのか?しかも、ものみの塔の出版物は信者のマインドコントロール用の教材。エホバの証人が使っている新世界訳聖書はものみの塔に都合よく翻訳された代物。

ものみの塔出版物への敬意に表れているように、エホバの証人は『ものみの塔』という組織を崇拝している。『ものみの塔』というシンボルを偶像崇拝しているとも言える。

ものみの塔協会の教義では偶像崇拝を固く禁じている。しかし、その組織そのものが偶像に成り果てているというのは何とも皮肉な話。さらに、

ものみの塔という偶像を通してエホバの証人の信者が祈るのは、エホバという架空の神ではない。信者たちが日々、熱心に祈りを捧げるのは、組織の最上位に君臨し、自分たちが神からの唯一の伝達手段であるとのたまう統治体の老人たち

エホバの証人は統治体という老人集団を崇拝している。


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