衝撃告白:超常現象的なウソ偽りで、子どもたちが危険に晒されるカルトの実態

エホバの証人のハルマゲドンによる脅し

友だちがつくれない宗教2世

『みんなの宗教2世問題』1章『当事者たちのさまざまな声』より。マイナー新宗教2世の体験談。この記事の続き。

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王道カルトのエホバの証人と、マイナー新宗教カルト。両者の間に共通点がある。

毎週末、イタコ婆の口寄せ儀式に連行されるマイナー新宗教2世、毎週末、エホバの証人の王国会館での集会に連行されるエホバの証人2世。

私の週末はこのように退屈な宗教儀式によって奪われ続けた。友人と鬼ごっこで遊んだり、ゲームに興じたり、お出かけする時間なんて無かった。気がつくと、友人を作ることすらできなくなっていた

普通の子どもが遊んでいる時間に、しょうもない集会に連行されていた。流行っているゲームのことなど知りようもない。エホバの証人の場合は平日の夜にも集会がある。私は、平日の集会の日は外で遊ぶことが許されなかった。

これでは、なかなか普通の友達を作ることができない。

子どもの思考を操作する、超常現象的なウソ偽り

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『みんなの宗教2世問題』:カルトに共通する究極の目的と被害者の共通項

宗教2世の共通項

カルトの究極の目的とは・・・

『みんなの宗教2世問題』1章『当事者たちのさまざまな声』。マイナー新宗教2世の話。昨日の記事の続き。

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この本の1章には、10人もの「カルト被害者」が登場した。本のタイトルどおりの宗教2世でなくカルト被害者が登場と書いたのは、体験者の属性がさまざまだったから。

エホバの証人や統一教会、創価学会の宗教2世から、オウム真理教の1世信者まで、マイナーな新宗教の2世に正統派プロテスタントの2世、親がマルチ商法にハマった人まで。

この本の中で、カルト化した親やカルト宗教の被害者を、私自身の元エホバの証人2世という視点で見てきた。

そこにあったのは、多くの共通点。

結局、宗教の教理なんてのは後付けで都合よく作られたモノ。カルトだと特にそう。本来の目的は、信者を支配し収奪すること。搾取のために、教理や組織の決まりが作られる。

そこに表れる信者の考え方や行動、周囲の人々や子どもが受ける被害、こういったモノには同類項が多い。最終目的が、信者の思考と行動をコントロールし、人生そのものを搾取することにあるのだから。

カルトの共通項

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イタコ婆への復讐?宗教2世の理性とモラル、恨みの狭間で

カルトをやめたおかげで、今日もビールが旨い

殺しても殺したりないけど、理性がそれを防ぐ

『みんなの宗教2世問題』1章『当事者たちのさまざまな声』より。いよいよ最後の当事者、『たまたま人を殺さなかった、とある宗教2世の話』

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この当事者は、めちゃくちゃマニアックな名も知られない宗教の2世なのだが、読みごたえは抜群。昨今の宗教2世問題が総括されている。noteブロガーらしいが、羨ましいほどの文章力。

このマニアック新宗教にはイタコ婆が出てくる。このイタコ婆は、インチキ霊感商法でしこたま儲けている悪徳ババア。このババアに対して、ブロガー氏は

教祖や協力者にも、やはり殺意がよぎった。ただ、私は人を殺すことは経済的な後ろ盾や社会的な地位を失うことだと理解していた。だからわたしは我慢した。お金と地位のために、我慢しただけ

これが理性。殺したらいけないのはモラルなのだけど、殺しても殺したりない奴がいるのは事実。このブロガー氏にとっては、それがイタコ婆だったわけで、私にとっては、組織体としてのエホバの証人。

ここにモラルはない。殺しても殺したりないくらいの恨みがあり、殺しても殺したりないくらいの辱めを受けた。このモラルの欠如を裁くなら、お得意の天の法廷で裁いてみろって話。もしもそんなカルトな神が存在するのなら。

モラルのないカルトな場所でありつつも、実体としての世界には属している。そのため、殺人や暴力行為を行うとキッチリと地上の司法で裁かれる。それが嫌だから殺さない。これが理性。

理性と、理性の正反対の恨みの狭間で。

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宗教2世のわだかまりや後悔、発散しないで溜まりっぱなしは・・・

宗教2世のわだかまり

ヤマギシ会の中とは・・・

『みんなの宗教2世問題』1章『当事者たちのさまざまな声』より。ヤマギシ会2世の体験談。

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この記事の続き。前回の記事で、ヤマギシ会の中が作られたユートピアになっていることに触れた。しかし、

ヤマギシ会のなかもいろいろあるわけで、脱走者がいたり、不審死があったり、引きこもってるような子がいたりする。あとは、子どもたちのあいだでも精神疾患みたいのにかかっている子がいたり。小学校五年生、六年生になってもおねしょをしてる子がいたり、物が盗まれたり、髪の毛むしり取ってる男の子がいたり、片腕のない子がいり、そういうのがいっぱいあった

この世の地獄じゃん。既にユートピアですらない。特に理由もないのに、子どもを親から引き離して生活させることに、メリットがあるわけがない。

結果、ヤマギシ会を出たとしても

外での生き方がわからないんです。関わり方とかも対応の仕方もまるで村と違うので

という状態になる。あえて、社会不適合者を作り出している。外の世界に柔軟に対応されても困るのだろうが。

ヤマギシズム学園じゃなくて、例えば地域の更生施設でも保護施設でも、ともかくちゃんと普通にお金を稼いで、社会で生きていく方法を教えてくれるところに10代の頃に行っていれば

良かったと体験者も書いている。ヤマギシ会である必然性が全くなかった。

溜まりっぱなしは不健康

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おカネを信仰するマルチ商法、エホバの証人との共通点は?

カルトにハマる人

マルチ商法2世と宗教2世の類似点と相違点

『みんなの宗教2世問題』1章『当事者たちのさまざまな声』。マルチ商法2世の声。

もはや宗教ではないのだが、マルチ商法にハマる親とカルト宗教にハマる親の類似点を発見できる。

双方の子どもが決定的に違うのは、この体験談の人だけなのかも知れないが、マルチ商法2世の子どもがマルチ商法を行わない点。宗教2世の場合は、子どもの頃から徹底的に宗教活動を行わされる。

その意味では、マルチ商法2世という表現は、もしかすると適切ではないのかも知れない。「マルチ商法に狂う親を持つ子ども」というのが的確なのだが、長いので、この本ではマルチ商法2世としているのだろう。

『みんなの宗教2世問題』、謎の新宗教2世の体験談

おカネを信仰するマルチ商法

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『みんなの宗教2世問題』、謎の新宗教2世の体験談

謎の新宗教2世の体験談

謎の新宗教、2世信者の体験談

『みんなの宗教2世問題』1章「当事者たちのさまざまな声」から。謎の新宗教2世の体験談。

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謎の新宗教の、激しく怪しい儀式が紹介されている。

本番はダメなんですけど、性的なことを一部の人がやって、みんなで見ているんです。性器と性器の交渉には至らないようなことを

もう、普通に違法。乱交パーティーと一緒で公然わいせつ罪でしょ。宗教以前の問題。この変態騒ぎに、子どもも巻き込まれているので論外。

どこからどう見てもカルトなのだが、ここまで暴走すると止まらなくなる。体験談の女性は、中学三年生のときに教団内で集団による性的暴行にあっている。

何の宗教か分からないのだが、身バレの恐れが高い小規模の宗教らしく。現代の日本に、こんな宗教が存在するというのに驚愕。

性的虐待を受けた者が、加害者側に回るエホバの証人

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裏切り者のカルト親、人生迷子で裏切っているモノとは?

カルトから自由になる方法

裏切り者は、カルト親

『みんなの宗教2世問題』1章「当事者たちのさまざまな声」より。正当派プロテスタント2世の体験談。昨日の記事で、カルト化した正統派プロテスタントの家庭とエホバの証人との間の類似点を挙げた。

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『正統派』と呼ばれるところでも、場所とか親によってはカルト化することは普通にある

カルト化した家庭や場所で起きたことが、組織的に起きている宗教がカルト宗教。エホバの証人こそカルトど真ん中。昨日に続いて、正統派プロテスタントカルト家庭とエホバの証人の類似点を挙げる。

この人は、正統派プロテスタントに関わるのをやめて、

やっと自分の自由な人生が手に入ったって思うと同時に、自分はすごく罪深い人間だとか、ほんとうに両親とかいままでよくしてくれた教会の人たちとかを裏切っているんじゃないかという気持ちもあって

実生活に害がでた。

私もエホバの証人をやめるときには、両親を裏切るという思いが強かった。エホバの証人とカルト化した正統派宗教の類似点、人情や親子の情が脱会を阻ませるところ。

私は、この点をハッキリ割り切っていた。自由な人生を手に入れるためなら、それを妨害する者と敵対するのは仕方がないと考えていた。たとえそれが親であっても。

なので、親を裏切ることに強い罪悪感はあったが、それで実生活に害が出ることは無かった。

この場合、裏切っているのは、宗教を押し付けてくる親なのか、それを拒否して自由を得ようとする子なのか。

子どもは、親の保護下にあっても、言いなりになる必要はない。それを宗教なんてどうでも良いモノ、カルト化しているならば害でしかないモノを押し付けてくる。この状態、実は裏切りに相当するのは、カルト親の方。

カルト親のやっていることは、人間の尊厳に対する裏切り。

ハルマゲドンで人生迷子

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カルト化した正統派プロテスタントと、エホバの証人の類似点

当然、世の人より堕落しているエホバの証人

『みんなの宗教2世問題』、1章「当事者たちのさまざまな声」。正当派プロテスタント2世の体験談。昨日の記事の続き。

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働きはじめてから、世の中の人は堕落していて悪い人ばかりって教えられてたんですけど、関わってみたら、ぜんぜんそんなことないし、いい人もいっぱいいて、うちは明らかに他の家庭と違うなっていうのを、20歳過ぎてから自覚しました

これは、元エホバの証人2世の体験談だと言われれば、全く違和感がない。エホバの証人も同じ。

エホバの証人は、世の人は汚れているみたいに毛嫌いするんだけど、どの口が言っているんだという話。カルトの世迷言を流布して被害者を増やしている奴らが何言ってんだかと。

世の人は堕落している論調。テレビのニュースとか見て、「世の中がこんなに悪いのは・・・」とか、エホバの証人は言うんだけど、ニュースになっているのは極悪事例、一般的な庶民はきちんとマジメに働いているよ。王国第一のエホバの証人とは違うんだよ。

極めて劣悪な事例がニュースとして取り上げられる。んんん?エホバの証人が児童虐待組織としてニュースになるということは?どういうことなのかな?それはつまり、世界の最も悪い部分、醜い部分にエホバの証人が位置しているということなんだよ。

カルト化した正統派宗教と、エホバの証人との類似点

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余計に厄介?正当派プロテスタントがカルト化した家庭

正統派宗教がカルト化した家庭では・・・

正当派プロテスタントがカルト化した家庭

『みんなの宗教2世問題』、1章「当事者たちのさまざまな声」。正当派プロテスタント2世の体験談。以前から、カルトでない宗教にも2世問題があるとは言われていた。純正カルト出身の私からすると、「へー、そうなんだ」くらいの感想しか持っていなかった。

頭か心が弱い親が、何に依存したかの違いで、宗教2世問題はいわゆる毒親との問題とされる部分がある。

エホバの証人だったら、輸血拒否に児童虐待、児童性虐待、そして極悪教理のハルマゲドンと、360度どこから見てもカルトなので、糾弾しやすい。自分自身や親の過去だとしても全否定しやすい。

というか、全否定しないとダメですよ。一部容認している時点で、だいぶ怪しい。本当に、エホバの証人という病が癒えているのか?全快していなくとも、快方に向かっているのか?

エホバの証人の「中には良い人もいる」「良い教えもある」という主張はヤバいですよ。そんな程度の良いモノなんか、世界に満ち満ちている。

エホバの証人だった過去をトータルで見れば、大きなマイナスであることは間違いない。だったら、とっとと切り捨てて前進するしかない。

とにかく叩かれる、エホバの証人2世の子ども:『みんなの宗教2世問題』より

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『みんなの宗教2世問題』、宗教2世の肌感覚とは・・・

誰もがカルトに騙されない未来を

宗教2世の体験談

『みんなの宗教2世問題』、1章「当事者たちのさまざまな声」より。「被害者をもう出さないために反セクト法を」小川さゆりさんの証言より。統一教会問題。

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母はそれまで友だちがおらず、すごく孤独な人生を歩んでいたそうです。それが教会で初めてコミュニティーもできて、友だちもできて、統一教会に救われた

宗教は孤独を救わない。友だちもできない。それらは全部ニセモノ。宗教をやめれば、コミュニティーを追い出され、友人関係も消失。孤独は深まるばかり。

カルトコミュニティーから出て孤独になるのが嫌だから、よけいカルトに固執するようになる。これがカルトが信者の人生を収奪する仕組み。

『宗教2世』より:宗教と孤独、宗教とメディア報道

生まれながらに「神の子」ですって言われて生きてきました。ですが、親が統一教会に高額な献金をするので、家にはずっとお金がなくて、ほんとうに貧しくて。

「神の子」が、その神の教団のせいで貧しいわけがない。完全に騙されていた事例。

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