エホバの証人に示すべき、ホンモノの寛容とはなにか?

人類として良い方向に変化を

カルトに寛容さを示すべきではないと、変化すべき

ここ数日、エホバの証人に寛容さを示したり、多様性を認める必要はないということを書いている。

我々の死を待ち望んでいるエホバの証人は、多様性や寛容さの適用外

昨日の記事では、多様性とか寛容という現代感覚でエホバの証人に美徳を示すのは甘い。しっぺ返しをくらうと書いた。

今日は、寛容という言葉でエホバの証人を見逃すのは中途半端であると。それは表面的な善性に過ぎない、ということを示す。

寛容とか多様性ってのは、時代とともに変化して現れた感覚。以前は寛容ではなかった、昔に比べて良くなっている、というのが大方の共通認識。かつて肌の色とか人種で差別されるのが当然だったが、それが今では変わり、人類の愚だったという反省点になっている。

かつての差別が人類の誤りであったと考えられるようになった。

これが表すのは、今現在の価値観が普遍的で人類共通に未来永劫正しい価値観ではないということ。人種差別は非で、多様性を認めるべきとなった。このように価値観というのは時の経過とともに変化していく。

ならば現代社会は、カルト宗教には多様性も寛容さも示す必要はない、というふうに変化しなければならない。カルト宗教許すまじと。

それが質のよくなるほうへの変化だから。悪いカルト宗教に多様性を認め、さらに野放しにするなんてのは、人類としては劣化方向への変化。

寛容さの本質とは?

“エホバの証人に示すべき、ホンモノの寛容とはなにか?” の続きを読む


宗教感情を傷つけるのは・・・攻撃的なカルト宗教そのもの

宗教感情を攻撃しているのはカルト宗教

カルト信者の宗教感情が傷つくと・・・

¥1,100 (2024/01/23 17:16時点 | Amazon調べ)

宗教2世の被害を描いた『「神様」のいる家で育ちました』。当初のウェブ連載が中止された理由が以下のように説明されている。

ある宗教団体から出版社あてに抗議を受け

「信者の宗教感情を傷つけ」るから

という理由で公開停止になった。

信者の宗教感情なんて建前に過ぎない。既存信者が真実を知り、目ざめて脱会されたり、新規信者を騙したりするのに支障が出るのを嫌っているだけ。世論を敵に回すのに怯えているとか。

つまり、何らかの打撃を受けて集金・収奪システムが毀損するのを防ごうとしているだけ。

信者の宗教感情が傷つくと、目が覚めちゃうからやめろってこと。

カルトから救われる信者が増えるならば、宗教感情なんかザクザクに切り裂いちゃえばいいわけで。

『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち』

他の宗教は攻撃するくせに・・・

“宗教感情を傷つけるのは・・・攻撃的なカルト宗教そのもの” の続きを読む


『「神様」のいる家で育ちました』、ラストに素敵な言葉が

一人より二人、宗教2世

カルトに信教の自由はない、ガッチリ規制すれば良い

2世信者の救済だけが私のゴールではない。カルトの消滅。少なくとも私の知る限り100%カルトのエホバの証人には消え去って貰わなければならない。と昨日の記事で書いた。

宗教2世が特に問題視されている現状、信教の自由がカルトにも適用されるという既存の枠組。こういった土台の上のストーリーに何となく違和感を覚える。

今はたまたま信教の自由がカルト信仰にまで適用されているけど、それはおかしい。おかしなモノはおかしいと直してやらないといけないし、愚かな行為は正すべき。それが例え、信教・信仰の自由という触れるべからずな領域であっても。

この点に価値観の転換が必要なのと、エホバの証人憎しという私のエゴが発端なので、誰にでも簡単に理解して貰えるものではない。

誰にでも共感を得られるのは、生まれのせいだけで不条理にカルトを強要されている子ども、2世信者の被害。分かりやすいところから攻めるというのなら全然良いのだけど、私は、最終的にはエホバの証人そのものに消滅して貰いたいわけで。

やはり最近の宗教2世だけが注目を集めているのとは隔世の感。自身が宗教2世でありながら。

『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち』

宗教2世被害者、一人で泣くことはない

“『「神様」のいる家で育ちました』、ラストに素敵な言葉が” の続きを読む


ものみの塔を崩壊させ、すべてのエホバの証人が絶望すべき理由

ものみの塔を崩壊させるべき理由

元エホバの証人2世の復讐とは

昨日の記事の続き。世間を騒がせている宗教2世問題。何だか自分とはズレがあるような気が・・・それはなぜか考えている。自分の場合、発端は宗教2世の救済とかではなく、単なる私怨。ものみの塔に汚された前半生の復讐。

徹底的に楽しく生きることで、自分自身を中心とした復讐は完了した。元知り合いのエホバの証人たちなど、歯牙にもかけないほど人生をエンジョイした。当初はエホバの証人の待ち望むハルマゲドンに怯えながらだったが。

後に私の中で、ハルマゲドンなど来ない、と明らかになった。そのときには、エホバの証人でない生き方をするしか幸せになる方法はないと思ったし、事実そうだった。エホバの証人をやめたおかげで、世界中のどんなエホバの証人より私自身が幸福な実感がある。他人に操られている人間の不幸なことよ。

復讐第一弾は現在進行形(楽しく生き続けること)だが完了したので、第二段、外的な復讐を始めた。エホバの証人組織、ものみの塔に対する復讐。

エホバの証人というカルト団体の目的は組織の維持と拡大。自己目的化したしょうもない組織。しょうもないというか有害。であれば、組織の維持ができないほどに壊滅的打撃を与えて崩壊させてやれ、というのが私の復讐第二段階。

すべてのエホバの証人が解放されるべき理由

“ものみの塔を崩壊させ、すべてのエホバの証人が絶望すべき理由” の続きを読む


『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち』

「神様」のいない宗教2世

カルトど真ん中のエホバの証人、第一話に登場

『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち』を読了。複数のカルト宗教2世のストーリーが一話完結マンガで描かれている。

登場する宗教が全部カルトと言ってしまっていいのかは微妙で、他と比べると一つだけ、まだまともに思える宗教も。とはいえ、当人の子ども、そして親の思想・生活に大きな影響を与えている時点でカルト的要素は強い。

宗教は、その宗教との接し方次第でカルトにも心の支えにでも変えていける。しかし、エホバの証人やこの本に出てくるようなカルトど真ん中の宗教は全然ダメ。論外。心の支えというか、心を害し蝕まれるだけ。

¥1,100 (2024/01/23 17:16時点 | Amazon調べ)

そのカルトの中のカルト、エホバの証人は第一話に登場。web連載当時にも読んでいて、ラストカットで震えたのをよく覚えている。その後、他の作中に登場すると思われる某カルト団体から圧力がかかり、連載が休止に。

カルトにも、我々の育った家にも神はいないのだが、捨てる神あれば拾う神あり。他社にて本書が発刊される運びとなる。その辺の経緯もサイドストーリーとして描かれている。

この間に宗教2世被害者による安倍元首相銃撃事件が起こり、現在に至る。世間では今までにないレベルで宗教2世問題が注目されているのだが、何だか自分とは隔絶された感じ。同じ元宗教2世なのに。

爽やかとは対極のエホバの証人(JW)の霊的パラダイス。

「信教の自由」という言葉を盾に見て見ぬふりするな

“『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち』” の続きを読む


日本発でつくる、エホバの証人の存在しない美しい未来。

日本のエホバの証人、停滞の理由

『近現代日本とエホバの証人』。第五章「忍従の時代」末尾部分。

¥3,300 (2024/01/16 10:08時点 | Amazon調べ)

日本のエホバの証人の歴史を世界本部の思惑、世界本部と日本支部・日本人信者との関係から追ってきた本書。そして、5章末尾で現在に追いつく。この後の歴史は、今を生きる我々が切り開くもの。

未来をどう描くか、本書による現状の分析がその材料となる。

日本のエホバの証人は明らかな停滞期にあり、ライフサイクルの最期。日本のエホバの証人の

教勢の停滞要因は、それまで集合的に成立していた個人レベルにおける<本部志向>が成立しなくなっている点にあった

エホバの証人の米国世界本部を絶対崇拝するという図式が、信者個人の我慢や好意的解釈だけでは守り切れなくなった。

私の意見では、喰い散らかすだけ喰い散らかされて、日本という漁場が獲り尽くされたと考えている。カルト予備群の人々、端的に言うと騙されやすい人、心に隙間を抱えている人、孤独を抱えている人。こういった人々がむさぼり尽くされただけ。

獲り尽くされた後は、あらたにそのカルト予備群に加わる不幸な人々が漁場となる。しかし、その新規加入群を漏れなく獲ったところで、以前のような大漁は期待できない。既に取り尽くした後であるし、そして、そんなふざけたカルトに騙されないほどに日本人が賢くなったから。

賢くなった。民度が上がった。そう表現すればいいのだろうか。インターネットという人類の叡智のおかげで、「エホバの証人」と検索すればトップページにカルトの文字が躍る。

アダムとイブが知識の実を食べて刮目できるようになったように、現代日本人の目は見開かれ、エホバの証人がカルトであると認識できるほどには賢くなった。

エホバの証人からの脱会ステップ、認知的離脱と組織的離脱

エホバの証人の存在しない未来は日本から

“日本発でつくる、エホバの証人の存在しない美しい未来。” の続きを読む


エホバの証人(JW)、統一教会と横並びに雑誌掲載

宗教とカネ

客観的に自分の宗教さえ見られれば・・・

週刊東洋経済 2022年10/8号 宗教 カネと政治にエホバの証人の記事が出ていると聞きつけ、早速購入。当然、昨今の統一教会騒動が発端。

読み進めていくと、統一教会の記事の後にドーンとエホバの証人の特集ページが出てくる。話題の統一教会と横並びになっていて、良い傾向。極悪さは統一教会と変わらないというか、似た者カルト。

現役エホバの証人にもこれを見てもらいたいところ。ほとんど響きやしないのだろうが、客観的に見れば統一教会とかオウム真理教と何ら変わりのないカルトだ、と気付くきっかけになりやしないかと。

エホバの証人の掲載ページのすぐ前の記事が『無制約ではない「信教の自由」』。記事の内容は3つ。

宗教法人の解散請求が文化庁によって潰されている件。宗教法人の財務諸表はなぜか公開されない件。そして宗教2世が苦しむ家庭への介入は警察や通常の行政でなく、児童相談所がベターだという件。

エホバの証人を解散させるには・・・

“エホバの証人(JW)、統一教会と横並びに雑誌掲載” の続きを読む


エホバの証人(JW)の新規入信者が減っている理由

エホバの証人、漸減

エホバの証人になる人が減っている理由

『近現代日本とエホバの証人』、第五章「忍従の時代」から。

¥3,300 (2024/01/16 10:08時点 | Amazon調べ)

昨日の記事でエホバの証人の入信者が減っていること、組織自体の新陳代謝が無いことを書いた。エホバの証人の入信者が増えなくなった要因として、本書著者は以下のように考察している。

救済観におけるアピール性の乏しさにくわえ、宗教そのものに対する警戒心の増加、布教機会の減少につながる社会状況の変化、またエホバの証人に対する消極的な意味での認知の定着などが関係していた

まあ、世間が「エホバの証人ってヤバい」と普通に認識したということ。

“エホバの証人(JW)の新規入信者が減っている理由” の続きを読む


エホバの証人に権利とか自由は必要ない、なぜなら・・・

可哀想なエホバの証人をサポートしてやるのが成熟した社会の役目

信教上の都合で学校行事に不参加というのはあり得ない

昨日の記事でカルト宗教親の親権は停止しろと書いた。それではどこから親権停止事由とするか。どこからカルト宗教親と認定するか。

判断は難しいのだが、子どもが学校で「信仰上の理由でこれこれが出来ません」と言い出したらアウトで良いと思う。

「カッコ悪いから」とか「面倒くさいから」何らかの活動をやりたくない、と子どもが言えば、それは教師や親によって矯正される。それが教育。しかしそれが「信仰上の・・・」になると皆尻込みする。

しかし、「子どものわがまま」も「信仰上の理由」も同じ。やらせればいい。大人になるまでは強制してでもやらせる。逆に強制してやらせられないことを、他の子どもに学校でやらせているのがおかしい。

エホバの証人がどう言おうと、学校行事に宗教的意味はないと言い切ればいい。実際にない。単なる真似事。学校のクリスマス会もハロウィンも異文化教育。武道も護身術、体育教育の一環。

親がそこに口を出して制限することこそ、信教の自由の濫用、社会の風紀を乱す行為。

カルト信者に自由や権利など必要ない

“エホバの証人に権利とか自由は必要ない、なぜなら・・・” の続きを読む


エホバの証人の組織主導の人生放棄、とりあえず働け

マトモに働かないエホバの証人

エホバの証人はとりあえず働け

『近現代日本とエホバの証人』、第四章「従順の時代」から。

¥3,300 (2024/01/16 10:08時点 | Amazon調べ)

1980年代の日本のエホバの証人がいかに従順であったか、本書ではものみの塔誌掲載のエピソードを紹介している。

開拓奉仕という、エホバの証人の布教に専念する信者として

情報処理の教師職を退職し、牛乳配達で生計を立てるようになった者

家族を養う立場にありながら「大手の建設会社」を退職した者

退職し、古紙回収で生計を立てている者

首から下が麻痺していても手紙による伝道で開拓奉仕に参加する者

いや、全然美談とかではないですから。逆に無意味を通り越して有害。

仕事辞めればいいみたいになっているけど、仕事辞めてカルト活動して、得をするのはカルトの内部の人だけ。

勤労の義務を果たさないことで、本人、本人の家族、本人の住む国に対して、多大な迷惑をかけている。さらに、有害なカルトの布教をおこなうことで世界に害を及ぼしている。

本人だけが気持ち良ければいいという話ではない。他人に布教・勧誘している時点で、さらなる被害者を拡大する可能性があり、それだけで罪。

カルト信者とはいえ、山の中に一人で住んでいるわけではなく、公共の福祉サービスを受けている。ならば国民の義務を果たすべき。有害なカルト活動してないで働けと。

エホバの証人の組織主導の人生放棄

“エホバの証人の組織主導の人生放棄、とりあえず働け” の続きを読む