カルト信者の宗教感情が傷つくと・・・
宗教2世の被害を描いた『「神様」のいる家で育ちました』。当初のウェブ連載が中止された理由が以下のように説明されている。
ある宗教団体から出版社あてに抗議を受け
「信者の宗教感情を傷つけ」るから
という理由で公開停止になった。
信者の宗教感情なんて建前に過ぎない。既存信者が真実を知り、目ざめて脱会されたり、新規信者を騙したりするのに支障が出るのを嫌っているだけ。世論を敵に回すのに怯えているとか。
つまり、何らかの打撃を受けて信者という集金・収奪システムが毀損するのを防ごうとしているだけ。
信者の宗教感情が傷つくと、目が覚めちゃうからやめろよってこと。
カルトから救われる信者が増えるならば、宗教感情なんかザクザクに切り裂いちゃえばいいわけで。
他の宗教は攻撃するくせに・・・
そもそも、お宅の宗教は他の宗教のことを尊敬してますか?他の教祖に敬意を払ってますか?この本に取り上げられてるようなカルトはそんなことないでしょ。
自宗教だけが間違いのない唯一無二の真理だって言っているでしょ。そうでも言わないと信者の人生を収奪できないもんね。
他の宗教は偽者だと攻撃する。そりゃそうさな。信者個人は敬虔な宗教心からのつもりだろうけど、教団単位で言えば、貴重なカモの奪い合い。カルトに騙されやすい層のパイの奪い合い。敵を凹ませればこっちの収穫になる。
他の宗教のことは異教だ、偽りだと攻撃し、他の宗教の「信者の宗教感情」を傷つけることは厭わない。しかし、自宗教のことになると「信者の宗教感情」が傷つけられるから、元信者の被害体験が語られるのは辞めろと。そんな都合の良い言い分は通らない。
他の宗教に対する態度で・・・
他の宗教を認めない大らかさをもたない宗教はろくなもんじゃない。他の宗教を貶めるのは信者の視野を狭めるため。視野を狭めて自宗教しか見えないようにする。その上で何もかもをむしり取る搾取が目的。
他の宗教に対する態度で、その宗教の危険度が測れる。攻撃的なのはNG。カルト。逆にクリスマスツリー飾っている日本の寺とか最高に心広い。宗教者って、そう自由であるべき。
戒律に雁字搦めに縛られた状態で心に平穏が訪れますか?
生き様や人生を思索できますか?
身近な家族のことを思いやれますか?
子供の気持ち考えてみろよ。自分の家が由緒正しい日本寺院でも、楽しい楽しいクリスマスはやりたいに決まっている。
相手の気持ちも慮れずに制限する時点で、その宗教はろくなもんじゃない。
“信者の宗教感情を傷つけるのは・・・攻撃的な宗教そのもの” への1件の返信