『みんなの宗教2世問題』、謎の新宗教2世の体験談

謎の新宗教2世の体験談

謎の新宗教、2世信者の体験談

『みんなの宗教2世問題』1章「当事者たちのさまざまな声」から。謎の新宗教2世の体験談。

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謎の新宗教の、激しく怪しい儀式が紹介されている。

本番はダメなんですけど、性的なことを一部の人がやって、みんなで見ているんです。性器と性器の交渉には至らないようなことを

もう、普通に違法。乱交パーティーと一緒で公然わいせつ罪でしょ。宗教以前の問題。この変態騒ぎに、子どもも巻き込まれているので論外。

どこからどう見てもカルトなのだが、ここまで暴走すると止まらなくなる。体験談の女性は、中学三年生のときに教団内で集団による性的暴行にあっている。

何の宗教か分からないのだが、身バレの恐れが高い小規模の宗教らしく。現代の日本に、こんな宗教が存在するというのに驚愕。

性的虐待を受けた者が、加害者側に回るエホバの証人

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エホバの証人組織の同性愛への見解:差別的な姿勢と神の是認の変動

エホバの証人組織の同性愛者に対する見解

エホバの証人と同性愛、結局は差別的

昨日までの記事で、エホバの証人組織の同性愛に対する見解の変遷を振り返った。1970年以来、現在まで。

まとめると

  • エホバの証人組織は、現在でも同性愛的指向を「恥ずべき性欲」で間違っているとしている。これは差別的偏見。
  • 1995年を境に、同性愛行為を行わない同性愛者が、自身の性的指向と戦っているなら存在を容認するようになった。
  • 1995年を境に、同性愛者の性的指向を矯正するのではなく、性的衝動を抑える指導に変わった

1995年以前は、行為を行わない同性愛者が、自身の性的指向を教団に対してカミングアウトすることがなかっただけなのではないか、という気もする。つまり、行為の無い同性愛者の存在が表面化していなかっただけ。

であるなら、エホバの証人組織の同性愛者に対する見解は大きく変わっていない。根本は同じで同性愛者に対して差別的。エホバの証人でありたいなら、性的指向を矯正しろとは言わなくなったが、欲求を押さえ続けろ。それは間違った欲求だからという姿勢。傲慢な態度。

性的マイノリティの人にとって、決してエホバの証人組織は居心地の良い空間であるとは思えない。

1995年以降、信者離れの抑制のためか、時代に迎合したのか、性的指向を治せとは言わなくなったが、本来の性的指向を認めてくれることはない。エホバの証人組織にとって、あくまで性的マイノリティは「間違った」「恥ずべき性欲」の持ち主であるから。

やはり、性的マイノリティの人にとって、一般社会の方が多様性を認めており、生きやすい。

エホバの証人と同性愛、まずは1970年代から調査

エホバの証人と同性愛、その変遷

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エホバの証人の見解と同性愛:我慢させるだけの教義

エホバの証人の抑圧的教理

我慢させるだけさせて、何もくれないエホバ

エホバの証人と同性愛について、昨日までの記事で1970年から21世紀に至るまで、エホバの証人組織の見解の変遷について振り返った。

現在の見解は、1995年に転換して以来、変わっていないと思われるのだが、今少し確認してみる。

聖書Q&A、『聖書は同性愛について何と述べていますか』より引用。これは記事の更新年月が不明なのだが、最新解釈ということでいいかと思われる。ここでは、下記のように指導されている。

異性に引かれる大勢の人も,聖書の規準に従いたいと願いつつ,同じような葛藤を経験しています。例えば,結婚の見込みがほとんどない独身者や,性的能力を失った人の配偶者は,様々な誘惑に直面しても性的な衝動を抑えるように努めています

とりあえず、他の状況に置かれた人と一緒くたにして、同性愛者も性的衝動を抑えろという乱暴論。

エホバの証人の教理の邪悪なところはここ。

我慢させるだけさせて、何もくれない。

結婚の見込みがほとんどない独身者、見込みがあるかないかなんてのは本来誰にも分らないし、これもすげー偏見よね。

話が逸れたが、結婚の見込みがほとんどない独身者のエホバの証人は、教団の指導のまま、性的衝動を抑えて寿命を終えることになる。当然、ハルマゲドンとか復活とか嘘なので、それで人生終わり。性的衝動を抑えたまま人生終了。

性的快楽を封じ込められて、たった一度の人生に幕を下ろすことになる。

『ニュータイプの時代』、ものみの塔サバイバーの倫理観

同性愛者に対して、偏見に満ちている聖書とエホバの証人

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エホバの証人と同性愛、1995年の転換点以降~21世紀まで

21世紀、エホバの証人と同性愛

同性愛者に対する、エホバの証人組織の態度の軟化

エホバの証人組織の同性愛に対する見解の変遷。昨日までの記事で、1970年~1995年までを振り返った。1995年に転換点があることが分かった。さらに、少し時代を進めて、「目ざめよ!」1997年12月8日号から。

クリスチャンは,必要とされる霊的な支援をいつでも喜んで差し伸べます。同性愛の傾向とまだ闘っている人たちに対してさえそうします

ついに支援が始まった。

そして、21世紀になってからの記事、ここからは教団の主張の主旨はほとんど変わっていないので、順不同。

「目ざめよ!」2016年 No.4より引用。

聖書は同性愛行為を非としているものの,同性愛者に対する偏見,ヘイトクライム(憎悪犯罪),不当な扱いを勧めていません。

同性愛行為を退けることと,同性愛者を退けることとは違う

行為はNGだが、同性愛的指向を持った人はNGとはしないと読める。同性愛者を偏見・ヘイトしないという好ましい態度にも読める。過去に散々、偏見文書を撒き散らしておいて、今さらという気もするが。

ものみの塔は緋色の野獣に股を開く娼婦

エホバの証人組織の、同性愛者に対する根深い偏見

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エホバの証人(JW)と同性愛、転換点となった1995年

1980年代~1990年代、エホバの証人と同性愛

1980年代のエホバの証人の同性愛者に対する見解

エホバの証人と同性愛者の関係。昨日の記事では1970年代のエホバの証人組織の同性愛者に対する見解を調べた。

時を進めて、「目ざめよ!」1984年2月22日号。私が生まれて、雨の日も風の日も、真夏の酷暑の日も大雪の日も、エホバの証人の布教活動に連行されていた頃。

記事のタイトルが『同性愛という流行病』、既に病気扱いしている。

他の汚れた欲情や有害な欲望と同様,同性愛的な傾向は抑えることができます。それは,克服し,古い人格の一部としてぬぎ捨てることができる

病気なので治せるという書き方をしている。

1980年時点のエホバの証人組織の同性愛に対する見解

  • 同性愛者に対して差別的
  • 同性愛者は、異性愛者への転換が可能

基本的には1970年代と変化なし。

エホバの証人(JW)の禁止事項まとめ~過酷なJW2世の子供の学校生活

1990年代のエホバの証人の同性愛者に対する見解、転換点

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エホバの証人と同性愛、まずは1970年代から調査

エホバの証人と同性愛、1970年代から調査

エホバの証人と同性愛について調査

エホバの証人は、一切、同性愛者を認めておらず、同性愛者であることが発覚したら、瞬間排斥というイメージがあったのだが、どうやらこれは私の誤認らしく。

誤認というか、子どもの頃に私は14年間もエホバの証人であることを強要されたので、当時のエホバの証人の認識ということで良いような気もするが。

とりあえず、少し調べてみた。

結果、調べていくうちに、エホバの証人が、移り身早く見解を入れ替えた形跡や、今でも同性愛者に対して差別的偏見を抱いていることが分かった。

イエス・キリストはゲイだった

1970年のエホバの証人、同性愛者に対して差別的

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エホバの証人の「ハルマゲドン」は事実無根の妄想であると、国が認めた

エホバの証人の異常な性教育も虐待の一種

昨日(2022年12月26日)の記事の続き、厚生労働省により宗教2世救済のガイドラインが用意されているという報道。ガイドラインの内容は子供を脅して宗教活動を強制することが虐待にあたるとしているとのこと。

本日の続報では、性教育と称して性的な描写を子供に見せることも虐待の一環とされている様子。

エホバの証人はもろにこれに該当し、私のような2世信者も子供の頃に性虐待を受けたと言える。

以下露骨なので見たくない人は要注意。

 

 

 

 

私は、小学校入学前にして、性行為に口や肛門を使ったものがあると教えられた。異常な性教育。さすがのカルト宗教「エホバの証人」。

ハルマゲドンは恐喝のたぐいだと国が認めた

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エホバの証人(JW)の結婚問題、無理ゲーの一発勝負

エホバの証人の結婚、3つの極悪規定

以前の記事で、エホバの証人は「壺・結婚強制・政治干渉」の極悪三兄弟がないから真の宗教だという寝言、その矛盾を指摘した。

また、エホバの証人は「壺・結婚強制・政治干渉」をやっていないどころか、この悪事を十二分に働いている。昨日の記事では「壺」について触れた。

本日は「結婚強制」について。統一教会だと悪名高い合同結婚式がある。大金を払って、激ヤバな結婚相手を斡旋される。斡旋相手のチェンジは不可能という人生を賭けた無理ゲーギャンブル。

エホバの証人の場合は組織的な結婚相手の斡旋はないし、結婚相手を探すのに金銭が発生したりはしない。しかし、

  1. 結婚相手のチェンジが不可能
  2. 人生を賭けた無理ゲーギャンブルである
  3. 結婚相手には制限がある

といった点での極悪さは統一教会にも劣らない。

エホバの証人の死刑宣告

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性的抑圧により性欲を腐らせるエホバの証人(JW)

性行為まで規定されるエホバの証人

昨日の記事に続き『1984年』。

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「1984年」の世界で面白いのが党員に強制されている性生活がエホバの証人そっくりだということ。エホバの証人のギャグのような性に関する規定がそのまま「1984年」の世界では党員の性生活の規定となっている。

市民は「良セックス」が何を意味するか-即ち、それが夫婦間の正常な性行為であり、しかも、子どもを作ることだけを目的とし、女性側の肉体的な快感を伴わないものを意味すること-を承知していた

エホバの証人もほぼ同じ、「良セックス」を規定されている。夫婦間以外の性行為はNG。過度に快感を求めない。行える体位の規定までされている。

おバカですか?こんなことしてたら子孫絶滅するよ。生殖活動なんて疲れて面倒くさいので誰もやりたがらない。だから快感とセットになっている。それを否定すると子孫が先細るか、エホバの証人のように抑圧に対する反動で不健康な方に走るか。エホバの証人内部が児童性虐待の温床になっていることがそれを物語っている。

『一九八四年』~塔から与えられればどんなに愚かしいことでもそのまま信じられるJW

性的にも救いとならないエホバの証人という宗教

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エホバの証人2世の異常な性欲、私は如何にしてポルノを愛するようになったか

エホバの証人による性的虐待

性的に抑圧を受けるエホバの証人

私は生まれながらのエホバの証人2世だった。エホバの証人というのはキリスト教を自称する新興宗教。日本ではものみの塔聖書冊子協会という宗教法人が中心となって活動している。

2世というのは宗教2世被害者のことで、親の宗教を強要された子どものこと。

※今回は大いに性的な話題を含みます。ご注意下さい。

エホバの証人は婚外での性行為やマスターベーションが禁止されている。これは若い2世信者にとっては究極の問題。

性という、至って個人的な領域を誰にも管理される筋合いはない。しかし、そんな正論が一切通じないのがカルト。

とにかくエホバの証人は婚前の性行為禁止。マスターベーション禁止。

禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続~エホバの証人のできないことまとめ

特別に強いエホバの証人2世の性欲

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