イエス・キリストはゲイだった

『ドアの向こうのカルト 九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録』

脱退した元エホバの証人二世が書いた絶版本。読むなら中古で。

 

作者は、ゲイのエホバの証人からカミングアウトを受け戸惑っている。ものみの塔協会は同性愛を禁じているため。

現代社会の規範では、同性愛者を批判すると総スカンをくらうのだが、ものみの塔協会は未だに超保守的。エホバの証人は同性愛厳禁である。同性愛者と友人関係を築くことすら許されない。

このようなセンシティブな問題は時代と共に移り変わる。同性愛者の権利が日本でも認められるようになったのはつい最近のこと。その時代に生きる人間は、心中はどうあれ社会の流れに合わせざるを得ない。

社会の流れに逆らい、何千年前の聖書の規範を字義通り守り続けようとするものみの塔協会は明らかに異常。時代に調和できないカルトである証拠。

とはいえ、同性愛OKです。とか言い出したら、それこそ真理の組織であるはずがない証拠になる。移ろう時代に合わせて普遍性が無いから。つまり、どっちに転んでも、ものみの塔協会はタダの嘘つきカルトなのだ。

作中には下記の記述。

実はギリシャ語聖書には同性愛を断罪する聖句が無い

ヘブライ語聖書では同性愛は死刑だとある

旧約聖書の時代はゲイNGだったのだが、時代は変わり、新約聖書の時代には特別禁止事項ではなくなった。時代に合わせて聖書内でも規範は変化している。旧来の律法を適用し続けるのは無理があったのだ。

旧約聖書の律法によると(作中より引用)

反抗的な子供は皆、石打ち

浮気をした人も同様に死刑

月経の女性は穢れているので七日間、人と接触してはならない

豚肉は食べてはならない

こういった旧約の律法を現在のエホバの証人たちは守っていない。ということは、ゲイOKということ。輸血もウェルカム。同性愛や血の問題だけに目くじら立てているのは筋違い。

イエス・キリストはゲイ

作中に以下の記述がある

イエスが常にヨハネと寄り添っていたので、二人はゲイだったと主張するリベラル派もいる

いやあ、私にとってみればキリストがゲイだろうがチンピラだろうがどうでもいいのだが、エホバの証人にとっては許されない響きだろう。面白いので3回くらい書いておこうか。

「イエス・キリストはゲイだった」

「イエス・キリストはゲイだった」

「イエス・キリストはゲイだった」

キリストがゲイという文献でも見つけてきてエホバの証人のwikipediaに書き込んでみるか。キリスト、キリストって崇め奉っているけど、所詮は歴史上の英雄の一人に過ぎない。英雄色を好むという。キリストが好色だったのは間違いない。

『仁義なきキリスト教史』


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