エホバの証人と同性愛、まずは1970年代から調査

エホバの証人と同性愛について調査

エホバの証人は、一切、同性愛者を認めておらず、同性愛者であることが発覚したら、瞬間排斥というイメージがあったのだが、どうやらこれは私の誤認らしく。

誤認というか、子どもの頃に私は14年間もエホバの証人であることを強要されたので、当時のエホバの証人の認識ということで良いような気もするが。

とりあえず、少し調べてみた。

結果、調べていくうちに、エホバの証人が、移り身早く見解を入れ替えた形跡や、今でも同性愛者に対して差別的偏見を抱いていることが分かった。

イエス・キリストはゲイだった

1970年のエホバの証人、同性愛者に対して差別的

まず、大きく時を戻して、「ものみの塔」1970年8月15日号『同性愛のわなを避ける』から。私も生まれる前だけど。

同性愛者が,見知らぬ人をしつこく悩まし,少年をそそのかし,あるいは同性愛者による暴行が刑務所で絶えないことから,同性愛行為がいかに利己的で,無情なものであるかがわかります。証拠の示すところによると,異常な性欲は,正常な性欲よりもはるかに制御しがたいものです

ひどい差別的内容。同性愛者をおとしめ、「異常な性欲」を持っているかのように書いている。

多くの同性愛者は,自分を変えることができないと主張します。しかし,真に願うなら,自分を変えるのは可能であることを,医学に携わっている人々の多くが明らかにしています。精神分析学者協会の調査委員会の著わした「同性性欲倒錯症」という本は,「すべての同性愛者は,潜在的異性愛者である」と述べています。また聖書も,人間は,いまわしい汚れた行ないをやめて,みずからを変えることができると,あかししています。

同性愛者が異性愛者になることが可能だと書いている。

同性愛者は神の御国を相続することができない

同性愛者は、神の是認を得られない設定になっている。

これが私の持っていたイメージどおり。エホバの証人の同性愛者に対する態度。聖書原理主義のそれ。

自分を変えたいと願う同性愛者は,その行ないがたとえどんなに安易で,官能的に快いものであっても,それが悪いことを自分自身に絶えず言い聞かせねばなりません。

そんなに自分を責めさせるから、エホバの証人はみんな病んじゃうんだよ。自分なんか、なかなか変わらないんだからさ。

まとめると

1970年時点のエホバの証人組織の同性愛に対する見解

  • 同性愛者に対して差別的
  • 同性愛者は、異性愛者への転換が可能
  • 同性愛者は神の是認なし

時代を進めると、この見解が変化していく様子が明らかになった。次回は1980年代へ


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