極悪行為が無いから真の宗教だというエホバの証人の主張

エホバの証人は統一教会よりヤバくないのか?

統一教会が騒ぎになっていて、ヤバさは「統一教会 > エホバの証人」という論調になっていたり、エホバの証人の信者本人が「統一教会はあんなに異常で、エホバの証人はこう違うから真の宗教だ」みたいな寝言を言っていたりする。

ここできっちり否定しておきたい。

エホバの証人も統一教会もカルトで、有害。本質は同じ。この国に、いやこの世界に存在を容認してはいけないもの。

エホバの証人の方が統一教会よりヤバくないとされる理由3つ

  • 霊感商法で壺を売らない 
  • 合同結婚しない
  • 政治家と癒着し、選挙に干渉したり組織票を投じない

エホバの証人の信者が自らを真の宗教だと言うときも、上記をしないからという理由をあげる。

上記3点が表面的なモノで本質は同じだということを証明すれば、エホバの証人は統一教会よりヤバくないという論調に一石を投じられる。この点は明日。

カルトに操られた、「人間のような者」のたどる末路

宗教団体の極悪行動三兄弟

エホバの証人は前述の「壺・結婚強制・政治干渉」をしないと主張する。しかし、そもそも高額の壺を売らない、結婚相手を強制しない、組織と金の力で政治家を利用しないなんてのは、宗教組織として、むしろお天道様の前で胸を張って生きる人間としては当然。

「極悪なことをしないから、私の宗教は真の宗教です」なんてのはちゃんちゃらおかしな話。極悪行為をしないのは最低限のルール。当然。よって、

エホバの証人が「壺・結婚強制・政治干渉」を持ち出すのは詭弁。「壺・結婚強制・政治干渉」の極悪三兄弟をやってないから真の宗教だという証明にはならない。

エホバの証人が統一教会を本能的に同類と感じて、否定しているに過ぎない。エホバの証人には、「他の宗教の短所をあげつらう」という短所がある。信者はそれを無自覚に実行しているに過ぎない。極悪行動の無いことが自宗教の正当性の根拠には決してならない。

どれか一つを真の宗教だと証明できるのなら、数多の異教はとうの昔に淘汰されている訳で、そうなっていない現状を鑑みると、真の宗教など存在しない。

強いて言うなら、真の宗教だと自称しない宗教の方が信用に足る。だって、嘘ついてないから。

無根拠に真理、真理言う奴は嘘つきか、騙されて思い込んでいる奴。真理だと断定しようがないモノに対して「私は信じている」という姿勢以上はない。そうやって数多の宗教が信仰を集めているわけで、どれが真理かは決着がつかないし、全てが真理ではないという可能性も大いにある。

結論として、真理、真理言う宗教は信じちゃならないし、エホバの証人が「壺・結婚強制・政治干渉」の極悪三兄弟に手を染めていないから真の宗教だという話にもならない。

「壺・結婚強制・政治干渉」をやってないから無害だという話にもならず、それらは表層に過ぎず、本質は変わらない。統一教会もエホバの証人も同じ穴のムジナ。見方によっては、エホバの証人も「壺・結婚強制・政治干渉」の極悪三兄弟を充分以上にやっている。この話は明日の記事で。


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