エホバの証人の両親が、急に放任主義になった理由
私は中学2年生の秋にエホバの証人をやめた。そして高校へ進学、気ままな生活を送る。高校2年の頃から、喫煙、飲酒を始め、家にも帰らないような生活を始めた。
その頃は、両親もまだエホバの証人だったが、特に厳しく言われるようなことはなかった。
両親にしてみれば、私がエホバの証人をやめてしまえば、それ以降どこまで道を踏みはずしても同じことだった。どうせハルマゲドンというこの世の終わりで死に別れる。それなら、息子の生活態度がどうだろうと関係ない。
完全な放任だった。手に負えない、というのもあったのかも知れない。一番は、両親はエホバの証人基準しか持ち得なかったので、どうして良いのか分からなかったのだろう。
エホバの証人の脳裏には、ハルマゲドンが常に焼き付いている。神が下す裁きの火による、この世の終わりがハルマゲドン。この最終戦争を生き残れるのは、エホバの証人だけという設定になっている。
エホバの証人は、ハルマゲドンへの恐怖により、精力的に宗教活動を行っている。
エホバの証人基準で不適切であれば、ハルマゲドンで滅ぼされる。両親にしてみれば、私がハルマゲドンで死ぬのなら、現在の世界で喫煙していようが、警察に捕まろうが同じことだった。
私の両親は、親として不適切だった。その理由はエホバの証人だったから。ハルマゲドンという妄想に囚われ、子どもの教育を放棄。
元エホバの証人2世に残された時間
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