神を待つ必要はない。ものみの塔に終焉を

世界が変わっても変わらないエホバの証人の心

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)より。『ものみの塔の終焉』を読み始める。前書きが以下のように締めくくられている。

預言の解釈と教理が崩壊してしまうことは、極めて大きな意味を持つ。その宗教にとっては、『終焉』を意味するからである。ものみの塔協会の幹部が悔い改めることはもはやあり得ない。ものみの塔の『終焉』は時間の問題であろう。

この本は1988年4月に発行された書籍であり、2022年現在も『ものみの塔の終焉』は訪れていない。

1988年、私がガチガチのエホバの証人の子供であることを強制されていた時期。組織内の情報統制下にあったので、この本の発行など知る由もなく。

現在、信者の高齢化に伴い、ものみの塔組織の影響力も低下、終焉は近いという意見も聞くが、それでも日本の伝道者数は20万人。20万人とその周りの家族が不幸のどん底に突き落とされている。

20万人の現役エホバの証人被害者に対しては、私の頃よりも情報は伝わりやすい。インターネットの普及でこの20~30年は世界が変わった。だが、変わらないのはエホバの証人の心。自ら背教情報と遮断すれば、真実が伝わりようもない。

統治体絶対視、組織盲従というエホバの証人の罪

墓がない日本のエホバの証人は復活しない

神を待たずにものみの塔に終焉をもたらす

この本の筆者は基本的に、『神を待つ』姿勢。

ものみの塔の上の統治体という

見張りは不治の病に侵され、いやしの道はすでに閉ざされた。天の法廷の霊的判決はすでに下ったと判断してよい

天の法廷の都合で、ものみの塔が裁かれるのが1000年後とかでは意味がない。私は、私が生きている間に『ものみの塔の終焉』を見たい。何らかの外圧を加えて、ものみの塔を崩壊させるしかない。

エホバの証人にしてもそう。生きている間にハルマゲドンが来ないんだったら、ものみの塔の言うことなんか聞く必要はない。寿命で死んだあとに

「復活がー」とか信じているのかも知れないが、復活した先にあなたの家族はいませんよ。今どき家族全員エホバの証人なんて、不幸の極みな家庭はないだろうから(無いと信じたい)。

復活なんてあり得ないものにかけて、一度きりの人生を全て棒に振る。そんな分の悪いギャンブルに挑むエホバの証人の気が知れない。

神を待つ必要などない。ここは人間の住む世界。目の前の現実と向き合う人間の住む世界。『ものみの塔』などという幻覚に囚われ、人々を惑わす悪しきものは必要ない。人間によって造られた『ものみの塔』に、人間の手で終焉を。


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