家族まるっと入信するようゴリゴリに勧めるエホバの証人、なのに・・・

宗教に賭けて、ジャンプ

『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』の「第十章 道」から。

宗教という道について。

ある宗教に関心をもつ。次々と教義を理解していく。矛盾はないか、しっくりこないところはないか。理論的にどんどん詰めていくと、ある究極的な一点で、人は先に進めなくなる。その先に進むためには、もはや跳ぶしかないのだ。宗教が”賭け”であると論じたのは、一体どこのだれだったろう

ここで跳ぶと大概の場合、賭けには敗けるし、人生そのものを棒に振ることになる。特にエホバの証人の場合は、この無謀な賭けに勝ちの目が出ることはない。

考えるのをやめた安直な選択の末路。宗教に賭けて跳ぶなんてのは、愚の骨頂。現実逃避に過ぎない。

考えに考え抜いて、立場の違う様々な人に意見を聞いて、そしてさらに考え抜いて、家族や利害関係者で納得し合えるまで徹底的に議論する。その上で自分で考え抜いて出した結論に賭ける。人生はこうあるべき。

思考の途中で、なぜか片方に全人生を賭けるなんて無謀をするから、破滅が待っている。

エホバの証人の輸血拒否は生命に対する冒涜、生きて償わせるエホバの証人の穢れ

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エホバの証人(JW)の大会、現実逃避の茶番現代劇とは?

エホバの証人の現代劇からあぶりだされる真実

『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』より。川崎事件の調査のため、エホバの証人組織に潜入中の筆者。大会に参加したときのエピソード。「現代劇」を見てほのぼの、いいなあとつぶやいているのだが、全く同意できず。

エホバの証人の「現代劇」という茶番で繰り広げられる、現実逃避の「悲劇」にツッコミを入れておきたい。ほのぼのというか、お馬鹿さん過ぎるので。

現代劇の内容は4人兄弟の子供がいるエホバの証人一家の話。エホバの証人版ホームドラマ「ひとつ屋根の下」。4人がそれぞれ問題を抱えていて、父親が聖書から助言を与えると、あーら不思議、全解決という安易な展開。

  1. 長男、エホバの証人仲間としている事業で金銭トラブルでもめている。
  2. 次男、夫婦で開拓奉仕という年間1000時間ものエホバの証人活動を行っているので経済的に困窮
  3. 三男、クラスメイトの女の子に迫られている
  4. 長女、仕事に熱中し、若い上司を尊敬している

三男、長女は何の問題もないので、話を聞いておしまい、自分でどうしたいか考えさせれば良い話。

長男、次男の問題はエホバの証人に根ざしているので、エホバの証人やめようねで解決。

問題の根源は全てエホバ。

うっかり鯨やうっかり輸血は許される、エホバの証人

『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』~偶然サバイバルした者の務め

お先真っ暗、エホバの証人家族

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『星の子』~計算された後味の悪さ、宗教2世問題の本質

宗教2世問題の本質とは

宗教2世がテーマの邦画『星の子』、AmazonのPrime Videoでプライム会員無料になっていたので、早速視聴。ゴリゴリにネタバレするので、未視聴の方はご注意を。

¥300 (2024/01/31 05:49時点 | Amazon調べ)

キャストは豪華で、芸能事情に疎い私でも知っているキャスト多数。主人公は中学生で、アラフォーの私が忘れかけていた感覚がキッチリ描かれている。

今どき中学生が果たしてこの映画みたいなのかは分からないが、この年頃の子供が持つ普遍的な感覚は映像から匂いで伝わってくる高レベル。

なのだが・・・

 

 

以下、本当にネタバレ

 

 

なのだが、後味は悪い。主人公が最後まで救われなかったから。エンディングまでに詳細を語られない方式なので、解釈次第では、主人公の洗脳が解け始めている、もしくは解放済ともとれる。

宗教2世の問題は、本人の洗脳も大いにあるのだが、最大問題は保護者との関係。その保護者と肩を抱き合って終わるというのは何とも。

そして、その保護者は一切、マインドコントロールからの解放の気配がない。それでも主人公を深く愛している、または愛しているつもりというのが、宗教2世問題の本質。

エホバの証人の親は思考停止洗脳状態の「親のような者」

家族の無条件の愛を感じるにはエホバの証人をやめるしかない

カルトをぶっ潰さない後味の悪さも計算ずく?

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排斥処分から見るものみの塔、構造的に悔い改め不可能

家族を愛することを許さないものみの塔協会

エホバの証人には「排斥」という戒律がある。排斥とはものみの塔協会からの破門宣告。喫煙、淫行、輸血、背教など、エホバの証人的重罪を犯すと、組織により宗教裁判にかけられ、有罪になると排斥になる。

この宗教裁判は審理委員会と呼ばれ、結論ありき、上位下達の一方的な判決を下す場。

排斥者は家族内でも村八分、食事など最低限の接触以外は許されない。組織内の一般信者からは無視される。本人が組織への復帰を望んでも、一般信者が声をかけることは許されない。

エホバの証人に戻りたい場合は、村八分状態に耐え、一定期間の反省の姿勢を示す必要がある。その後、ようやく組織側の判断で排斥処分が解かれるケースもある。

私は、生まれながらのエホバの証人で14才のときに自分の意思で脱会。その後、エホバの証人の戒律を全無視していたが排斥にはならなかった。そのため、両親の態度は変わらず。

万が一、私が排斥になったとしたら?両親は組織の掟を守り、私を家族内で無視しただろう。こうなると、両親の愛情がどちらに転んだか。一人息子か、ものみの塔組織か。今となると定かではない。

ものみの塔協会は、排斥された家族は愛するなと言っている。家族を幸せにすることすら出来ない宗教がエホバの証人。ものみの塔至上主義の偶像崇拝集団。

一緒にものみの塔を崩壊させてくれるエホバの証人大募集!/エホバの証人の会衆・支部ごと排斥大作戦

『解毒』~日本初の排斥エホバの証人(JW)の本、排斥とは

「悔い改め」られないものみの塔協会

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エホバの証人、親子累々に及ぼす負の連鎖

元エホバの証人二世の親不孝

今日、コンビニでとある親子を見かけた。母と娘、娘の方は私より年上。50歳くらいか。母親の方はもう老人。親子と断定しているのだが、親子と決め付けられる空気を醸し出していた。

母親の方が必死に雑誌を選んでいて、娘の方が横でその姿を見ている。老人特有の身体の衰えによる不自由さで、必死に雑誌を選んでいる姿は、既に認知症ぎみなのかと思わせるほど。

壮健な年齢であれば、雑誌選ぶのにあぁも必死にならないだろう。それを暖かくでも、嫌そうでもなく、日常の一端として付き添っている娘。

近所の賃貸アパートに老人の親子が住んでいる。父と息子。父の方は100歳近いのだろう。身体の自由が利かないらしく車いす生活。毎日、ケアセンターの車が迎えに来て、日中は介護施設に行っている。

息子は毎日、車いすの父親を家の前で送り迎えしている。息子の方も老人、20年近く前に定年退職しているような年齢に見える。昼間に買い物に出るのを見かけるのだが、年齢が年齢がなので、歩くのが辛そうにも見える。

老人が老人を介護するという社会問題とか、この父子は愛想が悪く、挨拶しても挨拶を返してこない(父親の方はもはや前後不覚なのだろうが)。賃貸での老人二人暮らしで、近い未来に不安を感じているのではないかという諸問題は、今回は全く放っておいて、思うことがある。

近所の父・息子、コンビニでの母・娘の親子を見て、私がひしひしと感じてること。

あんな親子の子供側になれなかった。親孝行な子供になりそこなった。

ということ。

昨日のコンビニで母娘を見たときに、涙が出そうに、切ない気持ちになった。自分の母親があれくらいの年齢になったときに、私は母親の横にいないだろう。

エホバの証人の悲しい父親

エホバの証人、崩壊が約束された偽りの家族

エホバの証人、親子累々に及ぼす負の連鎖

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空虚な目的のために家族を失うエホバの証人

家族を不幸にする宗教、エホバの証人

私の両親はエホバの証人というカルト宗教の信者だった。エホバの証人は子供にも同宗教を強制する。そのため、私もエホバの証人として育てられることになった。いわゆる宗教二世信者。

エホバの証人は米国由来の新興宗教で、ものみの塔聖書冊子協会が運営を担っている。数々のスキャンダルが存在する。なかでも児童性虐待の隠蔽。かつて、子供に必死に体罰を加えていたのだが、今ではその事実を封印しようとしている。

ものみの塔スキャンダルを糾弾したJW解約資料の効果的な理由3点

私は、14才のときに両親と決別する決意をして、エホバの証人を脱会。その後、両親は時を違えてエホバの証人をやめる。この過程で一家離散。もはや家族関係の修復は不可能。

一家離散の原因は私の家族がエホバの証人だったからという理由以外にはない。

エホバの証人の創始者である初代ものみの塔協会会長チャールズ・テイズ・ラッセル、2代目の会長であるラザフォード、どちらも円満な夫婦関係は築けなかった。

代表者が目的を達成できないのに、組織の下の人間が目的を達せられるはずがない。同じ穴のムジナになるのは目に見えている。

エホバの証人の空虚な目的

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「愛情注ぎまくり暴力なし」の教育方針がJWにとってヤバい理由

エホバの証人の親の「懲らしめの鞭」の代わりとは

エホバの証人と懲らしめ(体罰)について最近Twitterで発見したことがある。

かつては、ものみの塔協会が出版物で懲らしめを推奨というか”やれ”と指示をしていた。それが、現在は世情に合わせて、「懲らしめの鞭というのは実際の鞭ではない」と、体罰非推奨の立場に様変わり。まるでカメレオン。

エホバの証人の親が、現在の協会の指令通りに体罰以外の鞭を行使すると、どうなるのか、怖い気もする。精神的な鞭なのか、食事抜きとかなのか(動物かよ)?

どちらにせよ、何らかの罰がないと、子供がエホバの証人活動に従事するはずがない。つまらないし、ダサいし。友達と遊んだほうが一千倍楽しいから。では、どうやってエホバの証人の親は子供を縛るのか?

体罰はダメとなると・・・言葉で精神的に抑圧したり、恐怖心を煽ったりして支配下に置くとか。こっちも相当根が深い。闇が垣間見える。

もしくは、親の愛情注ぎまくりでエホバの証人活動に従事させるか。これは一見、宗教としては正しそうな道。でありながら、やっている宗教がカルトというのは恐怖。このパターンが一番ヤバい。

体罰と虐待によるエホバの証人の幼児教育 子供の心が無くなる 王国会館は2世ロボット製造工場

変態的な懲らしめという児童虐待の犠牲者であるエホバの証人2世

「愛情注ぎまくり暴力なし」のエホバの証人の教育方針は激ヤバ

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家族の無条件の愛を感じるにはエホバの証人をやめるしかない

エホバの証人の愛情は条件付きの限定愛

昨日紹介した『てい少年と悪魔サタン』という本より。作者は二世信者なので、エホバの証人である毒親との関係が幼少期の根幹となる。作中で出てきた話が親が子供に示すべき愛情について。

子どもは無条件の愛情で育てて下さい。

いつも賢くしてるからかわいいとか、親のいう事をきっちり聞くから大好きとか、そういうのはダメ

・・・それは条件付きの愛情

産まれてきてくれたそのまんまのあなたが好き!あなただから好きなんだ!と・・・これが正しい親としての考え方

親が子供に注ぐべき『無償の愛』というのは、他の脱会本でも出てくる重要なキーワード。『解毒』~エホバの証人が持たない無償の愛

エホバの証人の親が子供を愛するのは、子供がエホバの証人であればという限定愛。エホバの証人がエホバの証人に対して抱く友情・隣人愛も、対象者がエホバの証人であればという条件付き。

つまりは、エホバの証人組織から排斥された者であれば、親子の愛情も友情も隣人愛も全て吹っ飛ぶ。

エホバの証人の親は行動で無償の愛を示すことはできない

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エホバの証人が誕生日を祝うべき理由、家族を取り返すために・・・

エホバの証人の子どもの誕生日の孤独と羞恥心

『ドアの向こうのカルト 九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録』

元エホバの証人2世の著者が書いた本。この本から、エホバの証人の誕生日の教理が間違っている理由を指摘したのが前回

ものみの塔協会の誕生日禁止が間違っている理由

聖書をよく読むと、イエスが生まれる時の方が、死ぬ時よりも盛大であった。馬小屋で生まれた時には大勢のみ使いが賛美にやってきた

それに対して杭の上で死んだ時は、み使いが現れなかった。あのみ使いたちはイエスの誕生日を盛大に祝っていたはずだ

み使いって表現が懐かしいというか、苦笑い。エホバの証人は天使と呼ばず、なぜか「み使い」と言う。おそらく翻訳が古臭くてダサいだけなのだが。英語では普通にangelなので。

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偽神エホバとものみの塔がまき散らした産物、崩壊家族

神の創造の産物より、ものみの塔がまき散らした産物の惨状を・・・

エホバの証人の住んでいた家は荒れ放題

私の家族は、エホバの証人になったばかりに崩壊してしまった。家族3人がエホバの証人をやめたり、マインドコントロールが解けたりするタイミングがずれたために、家族として必要なモノが完全に失われてしまった。

そのため一家離散し、実家が空き家になっている。その空き家を整理するために久しぶりに実家へ入ったのだが、もう何年も誰も住んでいないので荒れ放題。このお化け屋敷には近所の人も迷惑していることだろう。

両親の部屋にはものみの塔の宗教本が大量に置いてあり、それを見ると嫌な気分になる。きっちり1冊仕入れるごとに寄付金を献上していたはずなので、莫大な金額を喪失したことになる。

エホバを褒め称える詩編は、ツッコミどころ満載

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