生ビールの3杯目と4杯目の間、そこに神は存在する

神の居場所は生ビール3杯目と4杯目のあいだ

人類に神は不要

ようやく聴き終えた『同志少女よ、敵を撃て』より。現在、2周目に突入。AmazonのAudibleにて。

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自分たちは神ではない。では神は何をしているのか?神がいるというのなら、彼は安寧の世界から地上に地獄を創り、その様子を俯瞰しているというのか

同胞を誰一人救えず、地獄の光景が広がったとき。神の存在意義に疑問が提示された。

狙撃銃のスコープに的をおさめて、銃弾が当たると確信して引き金を絞るとき。彼の生殺与奪権を完全に掌握。無我の境地で引き金を引く。神にも等しい瞬間。高みにいる。

主人公たち狙撃兵は神を信仰していない。人間の能力を遥かに超えた飛び道具で何百人もの人間を射殺する。神にも救いようが無い罪深さだからなのか、一瞬とはいえ、敵兵の生死をつかさどり、神にも等しい頂きに到達するからなのか。

おそらく本質は後者。狙撃兵に神は必要ない。

これは生死をつかさどる狙撃兵だけにあてはまる話ではなく、すべての人間にあてはまる。神は不要。

一瞬の集中。高み。無我の境地。そこに達すれば、人間にとって神の存在など無用の長物。永遠にダラダラしている神が到達できない地点。たった一瞬のきらめき。

『同志少女よ、敵を撃て』~共感と帰属意識による癒し

儚くもひたむきな一瞬に神は宿る

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サタンの啓示を受けたヨハネ、天界の神エホバの玉座にツッコミ「暇か!」

気持ち悪い天界の玉座

悪魔サタンの啓示を受けた予言者ヨハネ

ネットでダウンロードしたエホバの証人解約のための資料、第6弾「原理主義者の限界」より。「同じ幻?」の項目。

JW解約-エホバの証人の真理を検証する

資料内に、ものみの塔の宗教本「啓示の書」に出てくるイラストが掲載。天の神エホバの玉座を描写したもの。

中央に光輝く神がいて、その周囲に4体の羽を帯びた人型の生物が浮かんでいる。人型だが頭部がそれぞれ、獅子、牛、鷲、一人だけ人間。羽はそれぞれ6枚。4枚の翼を広げ、2枚は身体の正面で折り畳んでいる。

これだけで十分にヤバい気持ち悪さがあるのだが、この資料では頭部が動物、身体は人型という形状を、異教の神々と同じであると指摘している。具体的にはエジプトの神、アヌビスやホルス。頭部がジャッカルであったりハヤブサ、身体が人間という神々。

神エホバがアッシリアやバビロンから啓示を受けたのか?予言者ヨハネが悪魔サタンから啓示を受けたのか?いずれかだと、この資料では皮肉っている。

ノアの箱舟は神話であるとコアラが証明する

天界の神エホバの玉座にツッコミ

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エホバの証人は宗教と言えるのか?否、カルト宗教です。

輸血で命を賭けるエホバの証人はカルト

エホバの証人は宗教なのか?

否、カルト宗教。

エホバの証人は危険で有害なカルト。この証拠を示す。下記の本を参考に。

『ドアの向こうのカルト 九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録』

脱会した元エホバの証人の2世信者が書いた本。絶版なので読むなら中古で。

著者は、「エホバの証人自身はエホバの証人を宗教だとは思っていない」と書いている。「聖書研究しているだけ」と思っているそうな。

ものみの塔とは何か?宗教法人として登記しているが、自分たちは決して宗教ではないと考えている。

でたー。ものみの塔のご都合主義。宗教法人として優遇は受けるが、決して宗教ではないと。そんな理屈が通るかよ。宗教法人なら宗教で間違いない。自ら宗教臭を消そうとしているということは、後ろめたさがあるから。

後ろめたくなくても、信者を勧誘するために宗教臭を消したい。そこまで勧誘して信者を増やす目的は、寄付や労働力を集め、組織を維持させるため。

エホバの証人が正しく勧誘するのなら

「エホバの証人という宗教団体です。私たちの兄弟姉妹になると暖かく迎えられますが、命がけで輸血を拒否したり、全時間の仕事を辞めたりしなければなりません。万が一、家族が教団から排斥されたら忌避しないといけません」と、はっきり言うべき。

都合の悪いカルト臭のするところは隠して、「熱心に聖書の勉強しています。あなたみたいな自己肯定感の低い、依存心の強い人を暖かく受け入れます」という都合の良い面しか見せないのは、卑怯。

伝道と呼ばれるエホバの証人のねずみ算的集客システム

エホバの証人がカルトである証拠

中には本当に真面目な一世兄弟もいて、勤めていた会社を辞めてパートになってしまう人もいる

仕事を変えないといけないのに、「ただの聖書研究」なはずがない。ある団体に関わることで、日常生活に支障をきたすのであれば、その団体はカルト。生活を破壊するカルト。

また、エホバの証人には輸血拒否の教理がある。”聖書に血を食べるな”と書いてあるので、それをエホバの証人の上層部の誰かが拡大拡大拡大解釈して、輸血もNGと思い付いた。

輸血を拒否して死んでいったエホバの証人も存在する。最悪、命を失うことが「ただの聖書研究」?冗談もほどほどに。

エホバの証人は間違いなくカルト宗教。カルトの証人。

『ドアの向こうのカルト』~エホバの証人のベテルという強制労働施設


エホバの証人がカルト宗教だと言える理由、祈りのない王国会館

生活に支障をきたすカルト

宗教の真の目的とは・・・

宗教は、信者全員が死んじゃったら消滅する。いわば妄想。この点で「命を捧げよ」という宗教は、大いに矛盾している。信者全員が命を捧げたら、その宗教そのモノが消滅する。

自己矛盾を抱えている宗教が救済になるわけがない。根本や目的が間違っている。

宗教とは、人々の救済を目的とした宗教ではなく、教祖の自己実現や自己満足・儲けを目的として構築された集金・集客システム。

さらに、命までを要求する宗教はカルト。

命もしくはそれに等しいものを要求された時点で、その宗教の目的が見えてくる。教祖の自己顕示欲と財布を満たすという目的。ものみの塔の場合は、統治体の高水準の生活確保と、教団システムの維持。

エホバの証人がカルト宗教である理由

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人生から宗教を切り捨て、目に見えるモノを指針とする

エホバの証人をやめたあとの人生

エホバの証人のマインドコントロール

2002年から2003年頃、私は20代前半だった。20年もの間、ものみの塔の深い洗脳下にあったのだが、遂に解放された。

私は、生まれながらのエホバの証人2世だった。「天にエホバという神がいて、ハルマゲドンというこの世の終わりは近い」、ずっとそう信じ込んでいた。しかし、それらは全部、ものみの塔の虚偽だと気付く。これが洗脳が解けた瞬間。

洗脳が解けた瞬間についてはこちら

洗脳解除によって私は、20才をすぎて自分の根幹を失ってしまった。どうやって生きていったら良いのか、何を人生のファーストプライオリティとすべきなのか全く不明。生まれたての赤ん坊状態になってしまった。

惰性で生きる元エホバの証人2世

この後、私は惰性で生き始める。吸っていたタバコを、そのまま吸い続けた。なぜタバコを吸い始たのか?そして、なぜ吸い続けるのか?そのメリット、デメリット、タバコをやめた場合のメリット、デメリットは?

自身の根幹を失ったのだから、一から全部考えるべきだったのに、私はそれをせず、惰性のまま生活を続けた。

心の底からものみの塔が憎かったし、ものみの塔のせいで失った家族のことは悲しかった。とはいえ、ハルマゲドンで明日にでも即死する恐れはなくなった。これは喜びだったし、洗脳が解けた興奮状態にもあった。

そのため、何かをじっくり考えるというよりは、そのまま目先の楽しさを享受する安易な選択をしたともいえる。洗脳解除の翌日は普通に会社に行き、退社後はパチンコ屋に行き、勝てば飲みに行くという、いつも通りの享楽的な生活。

新しい人生の指針が、小さな小さな反エホバ思想

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