天界の神エホバの玉座にツッコミ

悪魔サタンの啓示を受けた預言者ヨハネ

ネットでダウンロードしたエホバの証人解約のための資料、第6弾「原理主義者の限界」より。「同じ幻?」の項目。

JW解約-エホバの証人の真理を検証する

ものみの塔協会の出版物「啓示の書」に出てくる挿絵が掲載されている。天の神エホバの玉座を描写したもの。

中央に光輝く神がいて、その周囲に4体の羽を帯びた人型の生物が浮かんでいる。人型だが頭部がそれぞれ、獅子、牛、鷲、一人だけ人間。羽はそれぞれ6枚。4枚の翼を広げ、2枚は身体の正面で折り畳んでいる。

これだけで十分にヤバい気持ち悪さがあるのだが、この資料では頭部が動物、身体は人型という形状を、異教の神々と同じであると指摘している。具体的にはエジプトの神、アヌビスやホルス。頭部がジャッカルであったりハヤブサ、身体が人間という神々。

神エホバがアッシリアやバビロンから啓示を受けたのか?預言者ヨハネが悪魔サタンから啓示を受けたのか?いずれかだと、この資料では皮肉っている。

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天界の神エホバの玉座にツッコミ

ものみの塔協会の出版物「啓示の書」。天界の神エホバの玉座を描写した挿絵。子供の頃に見たときは、不思議さを感じつつもカッコ良いと思って眺めていた記憶がある。分かりにくい本文より、挿絵に目が行くのは当然。

現在、この挿絵を見ると気持ち悪さ満点。神エホバがピッカピカに光っていたり、周囲に半人半獣の物体が4体浮んでいる。物理的にあり得ない描写なので、圧倒的な違和感。そして気持ち悪さ。半人半獣の牛の顔がリアルだったり、背景の青白さに邪悪な空気を感じる。

半人半獣の神々に似た者を聖なる玉座の周囲に配置する時点で、これは偶像崇拝に等しい。神々をリアルに再現したのが偶像。それを神の周囲に配置した絵を書いている。まさに偶像。この挿絵には偶像崇拝を禁じるエホバの証人の教理との矛盾がある。

仏教の守護神で東西南北に配される四天王との類似点も見て取れる。四方に配置されるという点、また四天王が眷属として半人半獣の神を引き連れている。

エホバの証人は異教、異教というが、歴史はつながっている。エホバの証人という新興の宗教は、漏れなく彼らが異教と呼ぶ歴史のある宗教の影響を受けている。ものみの塔協会の自分たちだけが唯一の真理であるという主張には無理がある。

最後に。この挿絵では神が玉座にドカンと座っていて、その周りに24人の長老が座っているという設定。24人が丸く座っているので、全員は描けないのだが数人は絵に描かれている。それらも神同様に座っている。

暇かと。ただボケーっと座っているだけ?すぐ飽きるよね。子供の頃にも同じことを考えた。この啓示の本の書籍研究中に「暇だな飽きたな」と思いながら、玉座の神も周りの奴らも暇そうだなと感じたのだった。


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