エホバの証人に刺激される嫉妬心
『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』、「第十章 道」より。
家族を持ちながらも感じる孤独、日本でエホバの証人が拡大した20世紀の専業主婦特有の孤独、もしくは単なる人類共通の孤独。そういった孤独を安易に埋めようとすると、エホバの証人に騙される。ここまでが昨日の記事の内容。
その後、刺激されるのが嫉妬という感情。
集会に行くと、前の方に必ず、一家揃って”神権家族”が座っている。そのなごやかな雰囲気と、希望に満ちた表情
が
たまらなく羨ましかった。いつか自分たちもああなりたい。あの幸せな絵の中の一人になりたい。
彼らは、幸福の象徴だった。
“神権家族”というのは、一家揃ってエホバの証人という家族のこと。エホバの証人の毒牙にかかった後、神権家族を羨むようになった。こうなったときには、嫉妬という醜い感情に心を鷲掴みにされた後。既に手遅れなのかも知れない。
嫉妬心が湧く前に、冷静に、ものごとを多面的に見られれば。
“エホバの証人に煽られる嫉妬心、実は羨ましくも何ともない神権家族” の続きを読む