ズレまくりのカルト親、早く風呂入れ
『星の子』、映画版を見て後味が悪いと言っていたわりには原作にも手を出してしまった。AmazonのAudibleで会員無料だったので聴く。こんなにも惹かれてしまうのは、宗教2世問題の占める割合が私の中で大きいからか。
主人公の両親は宗教にハマり途方もなくズレている。ラストシーンを聴きながら、私は「早く風呂入れ」とずっと突っ込んでいた。そんな親のような者でも、子どもを愛している。この愛が宗教2世の子どもの足かせとなる。
親の信じちゃっているモノを否定できない。親の愛を拒絶できない。ゆえにカルトから逃げられない。
私はカルトにハマる親を捨てる覚悟で、エホバの証人を脱会した。しかし、当時は相当に悩んだ。私自身も洗脳され、カルトを信じちゃっていたのだが、それはさほど関係なかった。
信じちゃっている神から裁かれようが、それは私自身の問題で覚悟を決めるだけ。甘んじて裁きを、死を受け入れる。
ただ、親の期待や愛情を裏切るのは難しかった。決断はできていて、実行に踏み出せないままひたすら時が過ぎた。
そうしてダラダラと脱会出来ないままカルトの中で時を過ごすと
薬を飲まされ、ICチップを埋め込まれ、催眠術をかけられ
高額の壺や水晶を買わされ、輸血拒否で殺され、人生のすべてを失うことになる。
世界を広げることの効能
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