『芸能人と新宗教』~法の下の無法地帯、宗教法人の認証制度とは

宗教法人の認証とは

『芸能人と新宗教』、AmazonのKindleUnlimitedだと無料だったので読み始めた一冊。

「はじめに」より。宗教法人の認証について。認可と何が違うのか?

認可の場合、学校法人の場合に見られるように、それを設立するにはさまざまな条件が詳細に定められ、それを満たしているかが問われます。しかし、宗教法人の認証の場合には、信仰の対象となる神や仏のような本尊があること、本尊を祀る施設を所有していること

などの基本的な条件を満たせば認証される。つまり、宗教法人は学校法人の認可に比べて、わりと簡単に認証される。

「本尊を有すること」が宗教法人認証の条件との記載があるが、エホバの証人の場合はこの手の崇拝対象のモノは一切ないはず。

エホバの証人が本尊をいい加減に設定して申請しているのであれば、それはそれで面白いスキャンダルになると思い調べてみる。結局、宗教法人認証のためには宗教施設があればよく、本尊は必須ではない様子。

宗教法人認証のための必要要件

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2023新年一発目、エホバの証人の存在しないより良い未来のために

エホバの証人の存在しない未来へ

エホバの証人2世という出自

2023年一発目。本年もよろしくお願いいたします。

私はものみの塔撲滅のための活動を細々と行っているのだけれど、元エホバの証人2世として現在進行形での被害というのはない。家族親族など身の回りに鬱陶しい現役信者もいないし、エホバの証人の友人知人も皆無。

エホバの証人の知り合いと私がエホバの証人だった当時の知人友人クラスメイトは、脱会後10年くらいかけて仕分け。今では、私のエホバの証人2世という出自を知る人は家族以外に周囲にはいない。全くの別人になり変わって生きている。

厳密に言えば、名前を変えたりしたわけではないし、子どもの頃の同級生とかに偶然会えば、当時の惨状がまざまざと明らかになる。履歴書にも小中学校名を正確に書いているので、ちょっと調べれば私がエホバの証人2世という宗教2世であることはすぐに分かる。

現在知られていない人たちに私の過去を知られたとしても、特に不都合はなく「厳しい出自を切り抜けて今ここにいる。もっと厳しい出自の人もざらにいるでしょ」と言うだけ。

今の生き方に逃げ隠れするところはないし、脱会後は相当に紆余曲折し、人に言いたくないことも多いが、その当時も一瞬一瞬に全力を尽くしてきた。後悔することも恥じることもない。

エホバの証人は私の人生の恥部である

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カルト宗教2世の子どもの本質的な救済とは何か・・・?

カルト2世でありつつカルト擁護者、その根底にあるもの

今年2022年最後の記事になるが通常運転。読んでいただいた方々、一年お世話になりました。

今年は7月に元宗教2世が起こした安倍元首相銃撃事件、年末に厚生労働省より宗教2世問題のガイドラインが出るという報道があり、カルト宗教2世問題には動きのある年になった。来年こそは、ものみの塔が圧倒的に傾くさまを見たく。

昨日の記事でカルト宗教2世問題に対するカルト擁護派批判をした。批判というより、いまだマインドコントロール下の被害者なので救済対象に近いと書いた。

その被害者たちのカルト擁護の主張は以下のようなもの。

  1. 親が果たして子どもが死ぬまで信仰を強要するのか。自分や自分の周囲はそんなひどい目に遭っていない
  2. ある程度ものごとを考えられる年齢になったら、自分の意思でやめられるはずだという自己責任論

この話の根底にあるのが、マインドコントロールと愛情。

いまだカルトのマインドコントロール下にあるので、人生を奪うカルトを簡単に擁護してしまう。そして、カルト親に対する愛情から、親の信仰するカルトそのものの完全否定ができない。

カルト親は、生死の危険が及ぶ領域まで子どもを追い込む。エホバの証人の子どもの輸血拒否での死亡。複数の事件がそれを証明している。

現在は輸血拒否事案に関しては親権が停止されるから子どもが死ぬことはない。だから生死に危険が及ばない?いやいや放っておいたら、エホバの証人は子どもを殺すから親権を強制停止しているんだよ。

『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』~偶然サバイバルした者の務め

一定の年齢になったら自分の意思で辞められるはずだという自己責任論。そりゃそうだけど、ある程度大きくなるまでの虐待は見過ごすのかという話。

ある年ごろになるまで虐待を受け自主性を奪われれば、自分の意思を行使できる年齢になる頃には自分の意思を失っている。凶悪虐待者が愛する、愛されるべき親であるという矛盾。それにカルトのマインドコントロールが絡む。

たまたま自分の意思でやめられたからって、誰もが同じように脱会できると思うのは大間違い。

それを、いつでも自分の意思でやめられるのだから、とカルトを擁護しているようじゃ、まだカルトのマインドコントロール下にある。カルト擁護者こそ救済されるべき被害者状態から脱却できていない。

カルト2世信者の本質的な救済のために

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大人のエホバの証人も心理的虐待下にある被害者、救済対象

大人のエホバの証人も心理的虐待下にある

昨日の記事で、エホバの証人の「ハルマゲドン」は事実無根の妄想であると、国が認めたと書いた。

カルト教団「エホバの証人」の予言ハルマゲドン到来が事実ではないというのが国の公式見解。となると、子どもだけを心理的虐待や恐喝から守るだけでは足りない。

「事実無根のハルマゲドンで滅ぼされる」と恐喝され、財産や人生を搾取されている大人のエホバの証人信者も救出する必要がある。つまり、

「聖書を無料で学べます」って駅前に立っているエホバの証人たちは心理的虐待下にある。ものみの塔協会により、「信仰しないとハルマゲドンで滅ぼされる、神に殺される」と脅されている。救済の対象。

エホバの証人組織は、信者を「ハルマゲドン」で脅し人生を搾取する集団。お取り潰しされるべきカルト教団。

本日の報道より、エホバの証人の子供を見かけたら児童相談所へ即通報を

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現在の一瞬に全力を費やすことは、未来につながっている

カルトによる洗脳が人生の好転を押しとどめる

昨日の記事で、カルト宗教2世には脱会しても苦難の道のりが続くと書いた。

私もそうで、生まれながらのカルト宗教「エホバの証人」2世という立場を脱しても、簡単に人生は好転しなかった。

エホバの証人脱会後、楽しくは過ごしていたのだが、それは非常に刹那的な楽しみ方だった。脱会後も、洗脳が解けるまではハルマゲトンが来るのは間近だと信じ込んでいたから。神に対する反逆者の私はハルマゲトンで憤死。寿命を全うできないと思っていた。

どうせ明日にでも不条理に死ぬのだからと、私は命や未来を軽視した行動を取っていた。逆に、死ぬことや全知全能の神に逆らうことに恐怖は無かった。時が来れば、潔く死ぬつもりだったから。

私にとってカルト脱会後の恐怖心や失望感は無かったが、カルトによって洗脳された思想や行動がごく普通の人生の発展を押しとどめた。

そして、洗脳が解けた後、激しい失望感に襲われる。全部が全部ウソのカルト「エホバの証人」教理に騙されて両親は人生の大半を失い、私も半生を無駄にしたと否応なく実感したから。

そして、明日にでも悔いなく死ぬつもりだったのが、意外と人生は長く、将来をしっかり考えなければならない、と気付いた。20代も中盤になろうという時に、ようやく。

普通の人たちがしているように、人生とは小さな努力の積み重ねだということ、そして、自分が全く積み重ねてこなかったことに気付く。

「宗教2世」問題というのは、重大かつ深刻な「カルト宗教2世」問題のこと

カルト信者の不幸の方程式、エホバや文鮮明より野良ネコの方がマシ

今の一瞬に対する全力投球は未来につながっている

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脱会しても苦難の道のりが続くカルト宗教2世、ゴールを阻むモノとは?

脱会しても苦難の道のり、宗教2世

『カルトの花嫁』8章。カルト宗教2世の脱会後の予後について。

ハッキリ言って予後は悪い。小さな子どもにとっては、親が世界のすべてで、その親の世界がカルトによってねじ曲げられている。カルト宗教2世のなかには曲がった価値観が養われる。

そこから自由になるのは困難。三つ子の魂百までというやつ。

エホバの証人2世は幼児教育を受けさせて貰えないケースが多い。私も幼稚園や保育園には行っていない。小学校に入るまでの間、接する大人はものみの塔によるマインドコントロール下の両親とエホバの証人信者だけ。

こんな異常な世界で育つと、死生観や物事の価値基準、コミュニケーション能力などが尋常でなくゆがむ。

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『カルトの花嫁』著者は次のように書いている。

長年、恐怖信仰で雁字搦めにされてきた人間にとって、この恐怖心を断ち切ることが、一番の大きな山場であることは間違いありません。この感情に打ち勝つことができれば、リハビリはほぼ成功したと言っても過言ではない

このリハビリは苦難の道のり。

カルト宗教2世の中には、親を宗教に奪われっぱなしな人もいる。カルトの雑な世界観を植え付けられているので、対人関係が苦手な人が多い。すると

精神的に誰にも頼れなかった

という状態に。また、経済的なモノ、学歴、職歴などをカルトは軽視するので、経済的にも困窮する。

『カルトの花嫁』~カルト宗教2世を幼稚さを抱えたまま生きるには

カルト宗教2世の遠いゴール

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水道水に毒を混ぜれば毒になる、ものみの塔の宗教本は毒

ものみの塔の宗教本は毒

連日、ツッコミをいれているエホバの証人の『あなたの家族生活を幸福なものにする』という宗教本。

あなたの家族生活を幸福なものにしないエホバの証人

「体罰必要」だって、21世紀の今も声を大にして言ってみろよ、ものみの塔。

昨日の続きを読んだのだが、全然頭に入ってこない。時おり、当たり前なことをさも特別な知識のようにぶっこんでくる。全否定できれば楽なのだけれど。

とはいえ、子どものウソを許さない、テレビを見せすぎない、子どもとの時間をとるなんて、当たり前なことばかり。そんなことはどんな子育て本にも書いてある。

ものみの塔の宗教本は、こういう当たり前なことのなかに危険なカルト思想を紛れ込ませてくる。

輸血拒否とか終末思想とか、家族より教団内信者や神との関係を優先しろ、何もかもを捧げて献身せよ、なんてのも同じ方法でねじ込んでいるのだろう。

水道水に毒を混ぜれは、その水は毒になる。ものみの塔の宗教本はまさに毒。

ものみの塔が推奨する精神的児童虐待

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「体罰必要」だって、21世紀の今も声を大にして言ってみろよ、ものみの塔。

カルトが子どもの教育を語るな

今も昔も体罰大好きものみの塔

エホバの証人の『あなたの家族生活を幸福なものにする』という宗教本。昨日の記事でも書いたが、要注目は10章「愛をもって懲らしめる価値」。

この有害書籍は、現在もエホバの証人の公式サイトに掲載されている。ものみの塔の日本支部に電話して質問すれば、「公式サイトを見ろ」と言われる。よって、この有害本がエホバの証人の現在進行形教理と考えていい。

ものみの塔聖書冊子協会に電凸した話の続き、体罰推奨協会

家族生活を決して幸福にしないこの有害本は、ツッコミ所満載。とりあえず指摘しておく。

カルトが子どもの教育を語るな、と言いたい。神々しいまでに純粋な子どもに対して、素人がおこがましくも口を出すなと。教育や子育ての研究をしている人がきちんと存在するわけで。そういった人の書いた本を読むとか、話を聞くとか、動画を見るとか。

この有害本の10章、出だしから物言いをつけたい。

すなおで愛らしく行儀の良い子供は偶然の所産ではありません。手本と訓練によって作り上げられるのです。

まず、子どもはすなおで愛らしく行儀が良くないといけないの?そんなの個性であり、子ども一人一人が違うでしょ。

さらにものみの塔は、手本と訓練で子どもを作り上げるつもりらしいけれど、子どもをペットか何かと勘違いしてませんか?

2節目。ここで体罰批判の風潮を真っ向批判。この本は前世紀の本だけど、

21世紀の今も声を大にして言ってみろよ。ものみの塔。「体罰必要」だって。エホバの証人に公式サイト崇拝者さんたちよ。

だって体罰批判は

エホバ神の助言と真っ向から衝突

するんだろ。

ソース不明の引用といい加減表現のものみの塔宗教本

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『カルトの花嫁』~「恨み」の次元を上げて、世界を良くする立場に

恨みの次元を上げる

「恨み」がもたらすマイナスの影響

『カルトの花嫁』8章の終わり部分。

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誰かを、何かを強く恨むことで、心のバランスを取っていた

「人を呪わば穴二つ」。人を恨むことで生じる否定的な負のストレスは、心身を破壊

すると。著者は大学の心理療法室で受けたセラピーをきっかけに「恨む」ことをやめる。

「恨み」は心身に悪影響を及ぼすということだが、私が現在のようにものみの塔(エホバの証人組織)を糾弾しているのは私怨。ものみの塔に家族を壊され、私自身の前半生を汚された。その個人的な恨みが私を突き動かしている。

親だとか、特定の信者ではなく、組織としてのエホバの証人を恨んでいる。エホバの証人という宗教そのものを嫌っている。

人生や精神を破綻させる被害者をこれ以上生まないために、ものみの塔が公益を損ない続けることのないようにと、恨みを昇華し正当なモノにした。

恨みが高次元の良質な意志へ質的な変化を遂げているので、私自身の心身に悪影響を与えていることはない、と思いたい。

『カルトの花嫁』~洗脳信者の内に潜む病巣、カルトの清算

もしも教祖が死んだら・・・生死スレスレのカルトサバイバー

恨みのエネルギーの正負を逆転させる

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エホバの証人の放置容認は、新たなカルトの発生を助長すること

エホバの証人を放置するから、新たなカルトが生まれる

元信者はエホバの証人をやめても別のカルトに捕まる

エホバの証人はカルトなので存在を容認すべきではないと以前の記事で書いた。

対して、次のようなエホバの証人解散に対する消極的意見。

エホバの証人をやめても信者が別のカルトに捕まるだけ。だからエホバの証人を組織として解散させるべきではないという意見。

エホバの証人をやめたら、信者たちは別のカルトに捕獲されるって?

確かに。私もそう思う。しかし、それとエホバの証人の存在を継続させることのあいだに何の関係がある?

「元信者が別のカルトに移行してしまう」というのは、エホバの証人を組織体として存続させるべき理由にはならない。

信者が増えて別のカルトの力が強まるから、エホバの証人を残すべき?それは別カルトと比べてエホバの証人を応援しているだけ。今さらエホバの証人を支持しちゃうんですか?

情弱信者たちが別のカルト的なものに、再度騙されるのは目に見えている。良いカモだから。当然、彼らがまた辛い目に遭わないよう助けの手を差し伸べる必要はある。

しかし、別のカルトに移籍する信者が出るという理由で、エホバの証人の存在を容認するというのは話が違う。

エホバの証人を潰すという現代社会の宿題

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