現役エホバの証人の4タイプ

現役JWマトリックス

JWガチ勢と仮面型、人権迫害型

昨日の記事「エホバの証人が探す人生の真理、そんなモン自分で考えろ」で、14才でエホバの証人のバプテスマを受けた私の同級生について書いた。

彼はJW(エホバの証人)ガチ勢だった。今でも現役で信者を続けていかねない。と思ったのだが・・・ガチ勢とは何だろうか。

ガチ=洗脳されている、で良いのか?

神エホバなんている訳ないじゃん、ものみの塔の予言なんて当たる訳ないじゃんと覚醒していれば、エホバの証人を「ガチ」で続けるはずがない。

ガチ勢は、洗脳下にあるのは間違いない。下の図でいうところの①

現役JWマトリックス

家族のこと、生活のこと、外界に対する不安、そういった理由で、洗脳解除後もエホバの証人を続けざるを得ないケースもある。ガチじゃなくて、心の底からエホバの証人ではなくて。

このケースは仮面エホバの証人とでも言えば良いのか。洗脳されているふりのエホバの証人。②覚醒仮面型

あとは洗脳から覚醒していて、辞めたい。だけど辞められないというパターン。親に強制されているから。これは人権迫害型の④。

問題は、これらの見分けが外見からは出来ないこと。ガチ勢なのか、仮面型なのか、人権迫害型なのか。このパターンによって接し方、脱会アプローチも変わってくる。

もう一つの仮面型のエホバの証人

Continue reading “現役エホバの証人の4タイプ”


2022年、本当の敵は誰?

20才にして、生き直し

私は生まれながらにエホバの証人というカルト宗教の二世信者だった。14才で自分の意思でカルトを脱会。20才を超えてものみの塔協会の洗脳が解けた。ここまでが前回、20年後の日曜日、洗脳からの覚醒

2002年のとある日曜日。「エホバの証人はものみの塔協会に騙されている。教理は全部ウソだ」とスカッと覚醒したのだが、スカッとしないのは気分の方。

14年間も騙されていたとなるとムカムカするし、おかげさまで両親は信条を違えた時期に離婚、家族もめでたく崩壊済。ウソで頑丈に塗り固められたものみの塔の前に、圧倒的な無力感だけが残る。

私は運よく14才で脱会、短大卒まで修了し、就職氷河期の最中に手堅い会社に就職していた。エホバの証人のことは何もかも忘れて、真っ当人として生きていけば良かったのだが・・・

14年間も信仰していた存在、20年間も存在を信じていたモノが、スカッと崩れ去ったため、私は自分の根幹となる「芯」のようなものを失った状態だった。それは、行動の指針であり、守るべきものであり、生きていく目的のようなもの。

私は20才を超えて、生まれたての状態に逆もどり。唯一の行動の方針は非エホバ的であるということ。

  • クジラ=喰う
  • 献血=する
  • タバコ=吸う
  • 酒=大量に飲む
  • 異性=不純に交際する
  • 暴力=OK
  • 法律=守らない
  • ギャンブル=する

エホバの証人の逆を行っていればそれでいいと考えていた。そもそも考えるということをせず、14才脱会後の反動でエホバの証人禁止事項に手をだした惰性のまま、エホバの証人全否定行動を続けていた。

2022年、本当の敵は・・・

Continue reading “2022年、本当の敵は誰?”


20年後の日曜日、洗脳からの覚醒

ハルマゲドン、まだですか?

西暦2002年、「ハルマゲドン遅くね?」の疑問を解消するために、私はインターネットで「エホバの証人 残りの者」と検索した。

ハルマゲドンとはこの世の終わりのこと。私がハルマゲドンの勃発を信じて疑わなかったのは、エホバの証人という宗教に洗脳されていたから。

エホバの証人とは通称JW、正式名称「ものみの塔聖書冊子協会」という米国由来のカルト宗教。信者はハルマゲドンという終末思想に洗脳され、人生そのものを搾取される。

エホバの証人は子どもをもれなくエホバの証人にする。私の両親は、熱心なエホバの証人だったので、私も二世信者として14年間を過ごした。私は14才で自分の意志で脱会したのだが、洗脳が解けた訳ではなかった。

来るハルマゲドンに備え、人生の最期の快楽にふけっていた西暦2002年。

「それにしてもハルマゲドンはまだかいな?」とインターネットでエホバの証人について調べた。

「エホバの証人 残りの者」と検索。エホバの証人の教義では、地上での生き「残りの者」という特別枠が全員死ぬと、瞬時にハルマゲドンが発生することになっている。

使徒とリリスが接触したらサードインパクトが起こるあの感じ(分からない人は気にしないで、たいした話じゃないので)。

「残りの者」には人数制限があり、老人ばかりなので、程なく死に絶えるはずだった。ところが、インターネットで「残りの者」の人数が増えていることを知る。

エホバの証人二世、洗脳からの覚醒の瞬間

Continue reading “20年後の日曜日、洗脳からの覚醒”


エホバの証人の「体質」改善

エホバの証人「体質」とは

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)より。『欠陥翻訳ー新世界訳』の第6章「ものみの塔協会の体質と新世界訳聖書」の末尾部分。

エホバの証人(通称JW)の思考状態について、既に「体質」化していると説明されている。洗脳だとかマインドコントロールと私は書いているが、JW思考は「体質」であるという表現が適切なのかも知れない。

面白い例え話がされている。

現在にキリストが降臨し、ベテルというエホバの証人の本部を訪ねたら。

「私はイエス・キリストです」と言おうものなら、気違いと思われるのがせいぜい

逆に悪魔サタンがJWっぽいスーツを着て、エホバの証人組織上の権威を持ってベテルを訪ねたら、100%受け入れられる。

この理由が、エホバの証人とその組織の体質にある。

現在のものみの塔協会は、真理そのものによって判定するのではなく、組織の権威によって判断するシステムになっている。真理とはすなわち組織なのである。組織の代表者、組織のスタンプ、組織上の特権には 非常に弱い体質

この「体質」問題がいかに根深いか、この資料では繰り返し強調されている。

教義は建前、体質は本音の世界だからである。特定の体質の中で長い間育まれてゆくと、細胞のレベルまでそのパターンがしみついてしまう。変えようとすると、生理的な拒否反応が起きてくるようになる。これは実に強力なもの

体質の改善は難しい。一朝一夕になるものではない。

エホバの証人の洗脳からの覚醒体験

『解毒』~エホバの証人二世の長い戦い

エホバの証人の「体質」改善 Continue reading “エホバの証人の「体質」改善”


エホバと聖書を完全清算する

JW解約のための資料最終章

インターネットでダウンロードできるJW(エホバの証人)解約資料第9弾「聖書の起源」。これがシリーズ最終章。

JW解約-エホバの証人の真理を検証する

第9弾まであることに作者の執念を感じる。ありがたく使用し、エホバの証人の解約者を増やしたい。この最終章が一番長く79ページもあるpdf資料。JW出版物以外の画像が満載で良く集められた資料。見どころが多い。

エホバの証人が異端とする他の宗教が、いかに聖書に影響を与えているか提示されている。ただちにJW解約につながる資料かと言うとそうとも言えない。異教とされる写真が連打なので、洗脳真っただ中のエホバの証人にキツイ資料だし、恐らく避けられて終わり。頭に入ることなく「全てサタンの嘘」と切られて終わる。

洗脳解除→脱会のステップを踏んだ後でまだ迷う人のための資料。ものみの塔はニセモノだが、聖書やキリスト教の正統は何かと迷う人。そんな人が聖書と距離を置くきっかけになる資料。

自身が洗脳状態にあるものみの塔協会

ものみの塔協会からの洗脳状態を解くためにすべきこと

聖書を完全清算する

Continue reading “エホバと聖書を完全清算する”


エホバの証人が使用している聖書の疑義

年老いたエホバの証人にも戻って欲しい

真理真氏作成のエホバの証人(JW)解約資料の第8弾より。

JW解約-エホバの証人の真理を検証する

『自分の妻がJWと研究を始めてしまった時の対策』から。エホバの証人解約のための究極の質問への補足。今日で3日目、3つめの補足。明日で4つめの補足があるので、究極の質問4つに4つの補足。

究極と言いつつ、抜け漏れが4つもあったのだが、それだけエホバの証人の教理がつぎはぎだらけのハリボテだということ。

それなのに何故エホバの証人を続けている人が未だいるのか不思議でならない。エホバの証人は超高齢化していて、お先真っ暗なのは良い。若い人や二世信者が大量に被害を被っていないのは喜ばしい。

であるが、洗脳直下の老人たち、彼らがこっち側に戻ることはもう出来ないのだろうか。エホバの証人でない側、エホバの証人をやめた側。真っ当な側に。

たとえ残り少ない余生であっても、本来の人生をものみの塔から取り戻すことは出来ないのか。人生の大半をものみの塔に搾取され、最後まで騙されて人生を終える。そんな不毛で悲しいことがあっていいのだろうか。

死ぬ直前、家族に「エホバの証人をやっていて申し訳なかった」、「宗教をやったおかげで迷惑をかけてすまないと思っている」と詫びることは出来ないだろうか。果たして家族に恨まれ憎まれ死んでいく人生で良いのか。

後悔だらけ、無念だらけの最期になるだろうが、それが人生。完全洗脳の脳内お花畑状態で死んでいく方が人として不幸。人間らしく苦悩して死ね。

聖書を編纂したのはエホバの証人の言うところの売春婦

Continue reading “エホバの証人が使用している聖書の疑義”


エホバの証人の洗脳を解除する4つの質問

エホバの証人の洗脳を解除する

インターネットでダウンロードできるJW解約のための資料第7弾『番外編』

JW解約-エホバの証人の真理を検証する

『エホバの証人に聞ける究極の質問』の項目より。

この項目の質問の順で議論できれば、相手のJW信者が通常の神経をしていれば解約に至るのは間違いない。とはいえ、完全マインドコントロール下にあるJW信者は通常の神経をしておらず、議論にすらならない。聞く耳を持たない。

ここが課題で何らかの外圧によるショックが無いと、マインドコントロールの鍵が開かない。私みたいにイヤイヤにエホバの証人をさせられていた人間は簡単なのだが、どっぷりエホバの証人組織に依存してしまっている人は、議論のテーブルにつくまでが困難。

そこの前提を取っ払って、JW信者と議論できるとしたらとする。下記の順で質問すれば、一直線で「ものみの塔=カルト」のゴールにたどり着く。そうすればJW信者はおのずと解約に至る。

エホバの証人の洗脳を解除する4つの質問

Continue reading “エホバの証人の洗脳を解除する4つの質問”


エホバの証人の本質に関する質問、カルトの定義とは

エホバの証人に関する究極の疑問

ふとしたことをきっかけに下記の疑問を抱いた。サクッと答えられそうな・・・長くなりそうな・・・。少し考えてみる。

  1. エホバの証人と普通のキリスト教は何が違うのか?
  2. 私はなぜエホバの証人をやめたのか?
  3. そして、なぜ全ての人がエホバの証人をやめるべきなのか?

1.普通のキリスト教とエホバの証人の違いとは何か?

聖書はほぼ共通だけど、エホバの証人の新世界訳聖書はものみの塔仕様に都合よく改ざんされている。三位一体を否定できるように、キリストの神性を否定できるように。キリスト=ミカエルとできるように。

他はエホバの証人の輸血拒否の教義だったり、十字架の不使用。洗礼の形式、クリスマスを行わないことなど。この辺がエホバの証人特殊教義。とはいえ、三位一体や十字架などはささいな問題。本質とはズレる。

そもそも私は普通のキリスト教徒であったことはないし、これから先も健全な一般的なキリスト教徒になるつもりもないので正確な違いなど答えようがない。エホバの証人と普通のキリスト教の違いとは?これは私が回答すべき質問ではないのか。

ものみの塔協会のクリスマス禁止の無根拠

エホバの証人には聖書知識の再インストールが必要

2.私はなぜエホバの証人をやめたのか?

Continue reading “エホバの証人の本質に関する質問、カルトの定義とは”


エホバの証人の洗脳の根源を倒壊する

エホバの証人の矛盾する主張

インターネットでダウンロードできる『JW解約資料⑦番外編』

JW解約-エホバの証人の真理を検証する

真理真氏作成の資料。第7弾の前半は、熱心学という熱狂現役JW信者の設定で背教者に対抗して語られる。

読み物として面白い。現役JW信者の言っていることは矛盾だらけでツッコミどころ満載。とはいえ、かつては自分を含め両親もほぼ同じ思考回路だったことを考えると恐ろしい。

1ページに一カ所は矛盾した現役JW信者の主張が載っている。

  • 背教者は傲慢である。それは常に自分が正しいと言い張るため
     ⇔
  • だがそれはあり得ない。正しいのはエホバの証人に決まっているから

どっちが傲慢なのかと。同じ穴のムジナ。

  • 背教者は過去の出版物から古い教理を引っ張り出してきて、組織がいかにウソをついたか主張する
     ⇔
  • 組織の出版物の記事は本当だが、背教者の根拠はデタラメ

出版物は結局正しいの?

エホバの証人の洗脳の根源はものみの塔への根拠なき妄信

Continue reading “エホバの証人の洗脳の根源を倒壊する”


ものみの塔協会の論理ハイジャンプ

三段跳びからもうひと飛びのハイジャンプ論理飛躍2

ものみの塔の権威はB.C607年から

ものみの塔協会とエホバの証人の統治体、その権威付けの根拠となる1914年の教理について。昨日の記事でものみの塔協会の1914年への論理飛躍について書いた。

聖書の中でバラバラに書いてある「七つの時」「異邦人の時」「終わりの時」を全部くっつけて、終わりの日の預言だとした。これが最初の三段跳び。

そして「七つの時」は2520年を表すと断定したもうひとっ飛び。

これだけではまだ1914年に届かない。1914年の2520年前の「紀元前607年」、起点の年であるとしたのが最後のハイジャンプ。

三段跳びからもうひと飛びのハイジャンプ論理飛躍2

ものみの塔協会の論理ハイジャンプ

Continue reading “ものみの塔協会の論理ハイジャンプ”