現役エホバの証人を4タイプに実体験から分割すると・・・

JWガチ勢と仮面型、人権迫害型

昨日の記事「エホバの証人が探す人生の真理、そんなモン自分で考えろ」で、14才でエホバの証人のバプテスマを受けた私の同級生について書いた。

彼はJW(エホバの証人)ガチ勢だった。今でも現役で信者を続けていかねない。と思ったのだが・・・ガチ勢とは何だろうか。

ガチ=洗脳されている、で良いのか?

神エホバなんているわけないじゃん、ものみの塔の予言なんて当たる訳ないじゃんと覚醒していれば、エホバの証人を「ガチ」で続けるはずがない。

ガチ勢は、洗脳下にあるのは間違いない。下の図でいうところの①

現役JWマトリックス

家族のこと、生活のこと、外界に対する不安、そういった理由で、洗脳解除後もエホバの証人を続けざるを得ないケースもある。ガチじゃなくて、心の底からエホバの証人ではなくて。

このケースは仮面エホバの証人とでも言えば良いのか。洗脳されているふりのエホバの証人。②覚醒仮面型

あとは洗脳から覚醒していて、やめたい。だけどやめられないというパターン。親に強制されているからだったり、信者の家族から忌避されるのが恐怖だったり。これは人権迫害型の④。

問題は、これらの見分けが外見からはできないこと。ガチ勢なのか、仮面型なのか、人権迫害型なのか。このパターンによって接し方、脱会アプローチも変わってくる。

もう一つの仮面型のエホバの証人

私は生まれながらのエホバの証人2世だったので、ガチ勢でスタート。①のところ。

しかし、小学校高学年くらいになると、人生の意味って永遠じゃないと気づく。エホバの証人は永遠の命を貰えるということで釣られている。しかし、永遠の命は、人生の究極の目的にはなり得ないと気づいた。

ところが、天にエホバという神がいることは疑いもしなかった。この暴虐神に対抗して、人間らしく生きて死んでやる。私はそう考えた。あとは性欲を抑え切れなくて、ものみの塔のマスターベーション禁止の無理ゲーを到底クリアできないと考えたから。

ここで仮面型に移行する。親の手前、王国会館というエホバの証人の集会所にも通う。布教活動も行う。神エホバ、終末ハルマゲドン、これらを信じている洗脳状態だったので、仮面型と言えども③の洗脳仮面型。

いち早く仮面を外して叩き割りたいのだが、それでも完全洗脳下のガチ勢である両親を悲しませるのが嫌で決断できない。

あとは、小学生の間に仮面を叩き割ろうものなら、親からこらしめという暴力を受ける。体罰の痛みに屈して、再度仮面をつけざるを得ない可能性もあった。これには④の人権迫害要素も混ざってくる。

そして、親の期待を裏切るという勇気ある決断を出来たのが14才の冬(秋だと思っていたのだが、X-dayがいつだったのか不明、古いアルバムを見ると秋はまだ仮面だった気が・・・)。

ガチと仮面の見分けはつかない

前述の14才バプテスマの同級生だが、彼がガチ勢だったのかも実は謎。見た目はガチ勢で、バプテスマという献身の儀式まで受けたホンモノのエホバの証人。とはいえ、それでもガチ勢なのかは傍目からは分からない。

彼の家は母子家庭だった。母親がエホバの証人。彼と姉の三人家族。姉がエホバの証人をやめたがっているのは明らかだった。宗教活動が徐々に不活発になっていたから。

彼女の場合は、既に仮面をハズしているので、緩い人権迫害型だったと言える。高校生になって全くエホバの証人の集会に来なくなったので、本当に緩い緩い人権迫害型。

そして、問題の同級生。彼は心優しく、一人親の母親を思いやる良心ある子どもだったと思う。多分。同級生のエホバの証人2世同士だったのだが、仲はさほど良くなかったので、本音は不明。

実はガチ勢でなく、仮面だった可能性もある。一人親の母親を思うために献身したふりまでする。または、精神的に親の支配下にあったのなら、人権迫害型。

彼とは20年会っていないのだが、今はどうしているのだろうか?まだ生きているのかとすら不安になる。ガチ勢を続けていると精神を相当に病むか、痛みすら感じない無感覚になるか。

当初から仮面型で、それを今でも続けているとしたら?そうなると仮面を付けている自分が日常、ホンモノになっちゃうよね。もう何が何だか分からない。


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