エホバの証人の矛盾する主張
インターネットでダウンロードできる『JW解約資料⑦番外編』
真理真氏作成の資料。第7弾の前半は、熱心学という熱狂現役JW信者の設定で背教者に対抗して語られる。
読み物として面白い。現役JW信者の言っていることは矛盾だらけでツッコミどころ満載。とはいえ、かつては自分を含め両親もほぼ同じ思考回路だったことを考えると恐ろしい。
1ページに一カ所は矛盾した現役JW信者の主張が載っている。
- 背教者は傲慢である。それは常に自分が正しいと言い張るため
⇔ - だがそれはあり得ない。正しいのはエホバの証人に決まっているから
どっちが傲慢なのかと。同じ穴のムジナ。
- 背教者は過去の出版物から古い教理を引っ張り出してきて、組織がいかにウソをついたか主張する
⇔ - 組織の出版物の記事は本当だが、背教者の根拠はデタラメ
出版物は結局正しいの?
エホバの証人の洗脳の根源はものみの塔への根拠なき妄信
エホバの証人の洗脳の根源はここにある。ものみの塔出版物への圧倒的妄信。以前にwikipediaの編集についてエホバの証人と思われる人物と論争になったことがある。
そいつがjw.orgから引用してきて、さも自分の主張が正しいと言う。論争になっていたのはwikipediaの「エホバの証人」の項目。出所がjw.orgでは「エホバの証人」に関する批判的内容への対抗引用として意味がない、信用に値しないと指摘すると
「jw.orgの記載は検証可能な信頼できるものです」という回答。
現役エホバの証人の圧倒的妄信。この出版物や組織への妄信を崩さない限り、議論にもならない。
ものみの塔お得意の出版物製作法は恣意的引用。いつもはエホバ、エホバ言っているのに、急に他人の権威を借りる。大学教授とか辞典とか。その上、一部だけを歪曲して引用する。この件は下記記事でも説明した。
ものみの塔協会が存在し続けていることを除けば「世界は良くなっている」
よって、ものみの塔の出版物など一切信用ならない悪書なのだが、信者たちにとっては圧倒的妄信の対象。
今回の資料での現役JW信者の矛盾主張はまだまだある。
- エホバの証人組織の教理は聖書に忠実
⇔ - 聖書だけでは不充分、場合によっては奴隷級が霊感によって受けた出版物の教義の方が優先される
結局、大事なのは聖書なのか出版物なのか?出版物ならば、そのものみの塔出版物が信用に足る根拠は?ものみの塔出版物の素となる奴隷級がホンモノである根拠は?
それはnothing。簡単な論理なのだが。