エホバの証人解約のための資料最終章
インターネットでダウンロードできるJW(エホバの証人)解約資料第9弾「聖書の起源」。これがシリーズ最終章。
第9弾まであることに製作者の執念を感じる。ありがたく使用し、エホバの証人の解約者を増やしたい。この最終章が一番長く79ページもあるpdf資料。エホバの証人の宗教本以外の画像が満載で、良く集められた資料。見どころが多い。
エホバの証人が異端とする他の宗教が、いかに聖書に影響を与えているか提示されている。しかし、これがただちにエホバの証人解約につながるかというとそうとも言えない。
異教とされる写真の連打なので、マインドコントロール真っただ中のエホバの証人にとってはキツイ資料で、おそらく避けられて終わり。頭に入ることなく「すべてサタンの嘘」と切られて終わる。
マインドコントロール解除→脱会のステップを踏んだあとで、まだ迷う人のための資料。ものみの塔はニセモノだが、聖書やキリスト教の正統は何かと迷う人。そんな人が聖書と距離を置くきっかけになる資料。
聖書を完全清算する
無残にもエホバの証人に堕ちてしまった人が、その後も聖書を調べ続ける必要はない。
私がそう。私は生まれながらにエホバの証人2世信者であることを強要され、14才で脱会。現在41才になるが、聖書やキリストなんかどうでも良い。完全に距離を置いている。聖書・キリスト教という一つの世界があるとしか考えていない。
中国史だったり、マヤ文明、仏教の起源、そういったものと並列。キリストや聖書は数多の宗教思想の中の一つに過ぎない。興味・関心があれば調べるし、聖書から役立つ知恵が得られることも、たまにはあるのかも知れない。そのレベル。
私は洗脳が解けて、ものみの塔&エホバは全部ウソと気付いた。根幹が崩れれば砂上の教理。ものみの塔は全ウソ。さらに聖書にこだわる必要もないと考えた。そこで宗教観は一気にフラットになった。
仏教、キリスト教、イスラム教いろいろあってしかるべき。人種も様々なので。その土地に適した宗教が各地に存在する。自分が何を選ぶか自分の自由意志で決めればばいい。
結果、宗教はもう散々だった私は信心深くない無宗教人へ。建造物が好きなので有名神社や教会へ行ったりする程度。神社で柏手は打つけど、教会では祈らない。一般的な信心薄い日本人。
元エホバの証人で、聖書やキリストと適切な距離がとれていない人にこの資料はおススメ。聖書だけが真理ではないと気付くことができる。
作者は冒頭のあいさつで以下のように書いている。
宗教は抜けても、聖書の解釈や真偽について議論している間は結局宗教の呪縛から逃れられていない
よって聖書そのものを清算しないかぎり、カルト体験を清算することはできない
エホバの証人を完全清算するために聖書を清算せよということ。そんな人におススメの資料。私のように聖書まで完全清算済の人は、読み物として面白く読める資料。
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