エホバの証人の1914年の教理とは
ネットで見られるエホバの証人解約資料より。第5弾の「1914年と終わりの日」
エホバの証人の重要教理に「1914年にキリストが再臨した」というモノがある。その再臨後にエホバの証人が神から選別されたという設定。この設定ゆえに、ものみの塔だけが真理を知る組織であると自称している。
かつて、ものみの塔は1914年を「ハルマゲドン」が来る年だとしていた。ハルマゲドンとは、目に見える形でのこの世の体制の終焉。ご存知のように1914年は第一次世界大戦が始まっただけ。
1914年にこの世の終わりが来なかった。そこで、ものみの塔は1914年が目に見えない形でのキリストの再臨の年とこじつけて、予言ハズレをなかったことに。目に見えないお人がどこで王座につこうが、人類には一切関係ないのだが。
しかし、エホバの証人にとって1914年の教理は組織の権威付けの元となる最重要教理となっている。
エホバの証人の三段跳び論法
この1914年が計算された根拠は、聖書に書いてある「七つの時」という記述。七つの時は、バビロンのネブカドネザル王が狂人になっていた期間を示している。これは旧約聖書のダニエル書。
もう一つの根拠は、新約のルカ「エルサレムが諸国民に踏みにじられる・・・」「異邦人の時」という記述。これはエルサレムの崩壊をキリストが予言したもの。
「七つの時」と「異邦人の時」をくっつけて、この世の終わりの時の予言だと主張しているのがエホバの証人。ぶっ飛びすぎだろ。
織田信長の「天下布武」と昭和の「所得倍増」をくっつけて、「令和亜細亜共栄圏構想」とか言い出すレベル。まったく関係のないモノを結びつけて、こじつけただけ。
ものみの塔の根拠って、こんなにごく薄0.01ミリくらい(ものみの塔のイラスト的にサブリミナルで下ネタを埋めこんでる・・・)なのに、エホバの証人たちは信じきって疑いもしない。これがマインドコントロールの効果。
エホバの証人のもうひとっ飛び論法
七つの異邦人の終わりの時という三段跳びだけでは、1914年にたどり着かない。もうひとっ飛び必要。
そのもうひとっ飛びが、
七つの時=2,520年というもの。これはヨハネの黙示録に書いてあって、また別の時代に書かれたもの。これは三時半が1260日、倍の七つなら2520日。そこからの1日が1年とか、もういっちょ論理飛躍をかましている。
とある年から2520年経過したのが、やっとの1914年。ここまでだいぶ無理をして、ぶっ飛んできた1914年教理だが、まだ1914年にはたどり着かない。最後にハイジャンプ級の飛躍が待っている。この件は明日。
10 Replies to “エホバの証人の三段跳びからのハイジャンプ、論理飛躍なこじつけ”