市川一家4人殺害事件とエホバの証人、信仰と悲劇の交差点

子どもを騙すカルト

まるっとエホバの証人に騙される

昨日に続き、『19歳 一家四人惨殺犯の告白』の読後の話。

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この事件の犯人が後戻りできたかも知れない、中学2年生、救いを求めたとき。小学生の時に信奉したエホバの証人的なモノとしてキリスト教を求めた。しかし、当時中学生だった犯人の救いにはならなかった。

小学生時代にエホバの証人に出会っていなければ、中学2年生のときに救いを求める対象が異なっていた可能性がある。その場合、後の凶行に繋がらなかった可能性も考えられる。あくまでエホバの証人を「悪」と捉える私の偏見だが。

しかし、小学生の犯人が見事に心の底までエホバの証人に騙されているので、それが後の人生に影響を及ぼしていることは明らか。

犯人が書いた手紙は

「エホバの証人」へ誘ってくれた友人がいる。その家族の描写は別人かと思えるほど、優しく柔らかくなる。

まるっと騙されているので、ファンタジー感が出ている。単なる幻想。小学生だった頃の犯人が、作り物の、よそ行き用エホバの証人の家族ごっこを見せられていたことが想像に容易い。

手作りのパンやクッキーの甘い香りが漂う温かい部屋。暴力など無縁の、慈愛に満ちた優しいお母さんとお父さん

このエホバの証人家族に限って、体罰が無かったのかも知れないが、時代は1980年頃。エホバの証人がムチでビシバシやりまくっていた頃だ。私も生まれたばかりだったが、もれなくエホバの証人だった両親に体罰を受けていた。

エホバの証人の子どもの勉強会

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責任を転嫁する癖が救いに?エホバの証人からの脱会体験

とある元エホバの証人2世の生き方

エホバの証人2世を救う、「自分の責任ではない」と思うこと

週刊東洋経済2023/6/10号より。エホバの証人の特集ページも見開きで。

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宗教2世支援団体「スノードロップ」代表の夏野氏の言

大人になるにつれて、自分がされてきたことの重大さに気づいた。虐待をされたことによる心身の症状が今も続いている。普通に生きることにも体力が要る。ただ、自分の調子が悪くなったのは、自分の責任ではないと思えるようになった。苦しんでいる人がいたら、自分の責任ではないと思ってほしい

私も一応は虐待を受けて育ったのだが、14才の脱会以降は心身ともにすこぶる健康で、エホバの証人という宗教による後遺症はない。

私は、20才を過ぎるまでハルマゲドンを信じていたおバカさんだったのだが、精神への悪影響はそれくらい。体の不調はない。一度、円形脱毛症になったことがあるが、それは自分の行動で招いた運転免許取り消しになったとき。宗教は直接心身の不調に関係ない。

強靭な心身だからなのか、もしくは鈍感だからなのかと思っていたが、この「自分の責任ではない」と思っていたことが関係しているからなのではないかと考えた。

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「エホバの証人とは、ムチの宗教」、求められる反省と謝罪、責任の所在

エホバの証人の体罰親に求められることとは・・・

近年でもエホバの証人では体罰が行なわれていた

週刊東洋経済2023/6/10号より。

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本号にしっかりエホバの証人の記事が掲載されている。旧統一教会、幸福の科学と並んで掲載。しっかりカルト扱いされていて、元2世信者の私からすると感慨深いモノがある。

世間に正しくカルト認識されたように、現役信者たちにも正しくカルト認識される状況を作る。

記事内で、エホバの証人の10代女性信者が取材を受けている。今でも、強制的に現役信者であることを強要されている。信仰を強制されるって、いったいいつの時代なのか?彼女は、

小学校に入るまでは父親からベルトで折檻されていた

と書かれている。現在の10代の人でも、エホバの証人は体罰を受けている。

現在2023年で19才として、小学校入学は6才なので13年前。2010年には、エホバの証人の親が体罰で暴力を振るっていた。2010年、21世紀ですよ。残虐な宗教ですこと。

エホバの証人(JW)、統一教会と横並びに雑誌掲載

エホバの証人の体罰親、恨まれたまま死にますか?

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行事不参加のエホバの証人生徒に対して、先生ができること

エホバの証人の生徒を抱える先生

宗教虐待を成立させる

昨年2022年末の厚生労働省の児童への宗教虐待Q&Aより。子供が行事参加を望むのに、宗教的理由で学校行事への不参加を強要すると、心理的虐待またはネグレクトに該当する。

本日の報道より、エホバの証人の子供を見かけたら児童相談所へ即通報を

エホバの証人(JW)の禁止事項まとめ~過酷なJW2世の子供の学校生活

エホバの証人生徒を抱えてしまった学校の先生に出来ることは何だろうか?

七夕などの学校行事に参加しないエホバの証人の子供がいたとして、次の質問をしてみる。

「もしも、エホバの証人でなかったら、行事参加するか?」

この質問に生徒は「Yes」と答える。そりゃそうだ。不参加な理由はない。

エホバの証人の子供でも、学校行事に参加するのが当たり前だとは認識している。その当たり前を妨害しているのが、「ハルマゲドンで滅ぼされる」というエホバの証人の歪んだ世界観。

子供が本心では参加が当然と考えている、つまりエホバの証人でなければ、当然のように参加したい、参加すると望んでいる行事を、歪んだ世界観で脅し、不参加に追いやっている。これで宗教虐待成立でしょ。児童相談所へ通報を。

「エホバの証人でなかったら、行事参加するか?」

この質問に対して、子供は事実でしか答えていないので、エホバの証人親に子供が責められる筋合いはない。その筋がエホバの証人親に通るかどうかは不明だが。

エホバの証人の親には、宗教虐待加害者になっていることを、先生、もしくは児童相談所から説明するべきだろう。子供にエホバの証人の歪んだ世界観さえ教えなければ、普通に行事参加していた。子供の当たり前を奪う宗教虐待ですと。

エホバの証人親は、歪んだ世界観という指摘に「真理ガ―」とか寝ぼけたことを言うだろうが、「その真理は世間では通用しません。ハルマゲドンで子供を脅すことは宗教虐待です」とハッキリ言ってやればいい。

教育者になりたいのなら・・・

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エホバの証人の輸血拒否文書「S-55」と「会衆へのお知らせ」の食い違い

食い違うエホバの証人の内部文書

エホバの証人組織の責任逃れ

昨日の記事の続き。エホバの証人日本支部に、児童虐待防止などを求める26,000筆の署名が提出された件。TBS NEWS DIGより。

輸血拒否は“事実上の強制” 「エホバの証人」幹部信者が告発 元宗教2世は「命失いかねない経験を…」

「自分たちの教え方でその人の人生が大きく変わるという認識を」

持ちえない教団の輸血拒否を指示する内部文書S-55。

そこには「子どもの輸血を拒否しろ」「輸血を認めていないと書面に明記しろ」と書いてある。

その文書に対して、エホバの証人日本支部は

「地元の世話役が親をサポートするために作成されたもので、医療に関する決定を下すのは親です」

と。安定の責任逃れ。

輸血拒否で子を殺すのは親であるということにしたいらしい。

S-55と会衆のお知らせとの間の矛盾

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2023/05/22、元エホバの証人2世信者グループが会見

宗教2世団体の記者会見

エホバの証人に蔓延したむちを根絶

2023/5/22に、元エホバの証人2世信者グループが会見を行った件。エホバの証人日本支部が信者に周知した「児童虐待」に関するゼロ回答文書。その不実に対する追求。

テレ朝ニュース
「エホバの証人」元2世らが会見 教団が信者に周知した内容は“不十分”

ここで会見の内容がすべて見ることができた。会見は、三団体が共通で出した声明文や、代表者のコメントなど。

エホバの証人日本支部の不誠実対応を端的にまとめつつ、パワーワードが出てくる。

かつて日本のエホバの証人の間では

むちが蔓延

していたと。「むちが蔓延」って、ヤバい暴力集団でしょ。さすがのカルト教団。

ほとんどの信者の間ではむちが虐待であるとの認識が欠如している

「愛のむち」であると、都合よくマインドコントロールされている。もしくは、幼稚な自己正当化を行い、過去の行いを顧みることのないエホバの証人の精神性からくる惨禍。

むちが根絶される

ことを望むと。こんなあたりまえなことを、声を大にして言っても伝わらないのがエホバの証人組織。

エホバの証人の輸血、建前でなく全面解禁を

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エホバの証人日本支部に完敗、なぜか集会に参加することに・・・

2023年のエホバの証人にはハルマゲドンが来ない?

神エホバのキャラ変更、ハルマゲドンで皆殺しにしないって

エホバの証人日本支部と電話。

エホバの証人のハルマゲドン教理は宗教虐待に当たる。しかし、ハルマゲドンは信者を騙すための重要教理であるため、捨てるに捨てられない。

ハルマゲドンを唱え続ける限り、児童虐待組織になる。しかし、ハルマゲドン教理の撤回は信者に対する求心力を大きく失うことになる。もはやハルマゲドンはエホバの証人のアキレス腱。

だから、ハルマゲドン撤回しろよ、と日本支部に電話したのだが、上手いこと話をすり替えられている最中。

エホバの証人のハルマゲドンがギャグだとしても、宗教虐待には違いない。しかし、日本支部側はギャグだと子どもが判断すれば、当然恐怖に感じないので虐待ではないと言い張る。

それは関係なく、脅した時点で宗教虐待が成立しているのだが、この話のすり替えに見事に乗っかっている愚かな私・・・。

私「たとえば、3才未満の子どもであれば、明らかにそういう(ハルマゲドンがギャグであるかギャグでないかの)判断ができない」

エホバ「その子が分かる範囲の内容を、親が教えていく」

私「では、それくらいの小さな子どもは集会に参加していないのか?集会に行けばハルマゲドンの話は出ると思うが」

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エホバの証人日本支部いわく「信じるか信じないかはあなた次第です」

エホバの証人よ。自分の頭で考えろ

エホバの証人親、よく考えろ

昨日の記事の続き。エホバの証人日本支部と電話中。

エホバの証人日本支部側は、ハルマゲドンで恐怖を煽る可能性のある絵や教えが自らの教団にあることを認めつつも、それをいつどのように子どもに教え、見せるかは各親に委ねられていると回答。安定感のある責任逃れ。

現役エホバの証人信者の皆さん、思考停止していないで、よく考えてみて。

エホバの証人は、子供を赤ちゃんの頃から集会に連れてきて、物心つく頃には宗教本を読ませている。その宗教本には、ハルマゲドンで逃げまどう人々の恐怖と苦悶に満ちた表情が載っている。

ところが、子どもにハルマゲドンで恐怖心を持たせることは宗教虐待なんですよ。そして、そんな恐ろしい絵を、子どもに見せるべきか、何才くらい見せるべきか、それを考えるのは親自身だというのが、日本支部の見解。

そんなこと日本支部は一切、信者向けには言ってないと思うんだけど。

エホバの証人の「信じるか信じないかはあなた次第です」

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18禁の「ハルマゲドン」は、大人のエホバの証人にも・・・

大人も子どもも脅されるハルマゲドン

ハルマゲドン教理が児童虐待

昨日の記事の続き。エホバの証人が「ハルマゲドン」で信者を脅し、宗教活動を強要している件。強要相手が18才未満であれば、児童虐待が成立。それが記載されているのが、厚労省発、宗教虐待Q&A。

エホバの証人が、まるで罰ゲームなカルト活動を行うのは、「ハルマゲドンで生き残って永遠の命を貪れる」と騙されているから。つまり、裏返せば「ハルマゲドンで滅びるのを良しとしていない」から。

それすなわち、ハルマゲドンの恐怖で脅され、罰ゲーム的人生を強制されている。脅している方が、どれだけ「脅しているつもりはない」と主張しても、脅しは脅し。

だから、エホバの証人はハルマゲドンの教理を子供に教えることは許されない。なぜなら、恐怖を喚起し、エホバの証人活動を強要することになるから。それは、宗教虐待Q&A基準で児童虐待に該当する。

18禁教理「ハルマゲドン」は、大人には?

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エホバの証人(JW)の内部文書、内容は現状維持のすすめ

エホバの証人の手紙、現状維持のすすめ

エホバの証人の子供への暴力は、現状維持

3/31に厚労省から出た要請に対する、エホバの証人の対策と思われる内部文書。各「会衆へのお知らせ」、昨日の記事の続き。

内部文書の5項目め。

エホバの証人は児童虐待を容認していません。

神は「暴力を愛する人を憎む」

「聖書中の『懲らしめ』という語は、・・・・主に、教え諭すことや正すことに関連しており、虐待や残酷さとは全く関係がありません」

という記述。文脈を正常な感覚で読めば、

『懲らしめ』は、児童虐待である暴力ではない、と取れる。

しかし、自己正当化に長けたマインドコントロール下のエホバの証人だとどうだろうか?

自分の子どもに『懲らしめ』と称して暴力を振るった者、また、現在進行形で『懲らしめ』と称して暴力を行使している者。これらのエホバの証人は、『懲らしめ』という愛の鞭、体罰は、児童虐待でも暴力でもない、と自己の虐待を正当化しかねない。

昨日の記事でも書いたが、

このエホバの証人の「会衆へのお知らせ」は、信者に現状維持を勧めるモノである。悔い改めや行動の是正を勧めるモノではない。となると、暴力虐待親が変わることはない。

現在、エホバの証人親に叩かれている子供は、引き続き、叩き続けられる。

エホバの証人の子供に対する輸血拒否はアウト

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