或るエホバの証人2世が半生を棒に振った話、決して美談ではない。

人生は今からでもやり直せる

美談にはなり得ないエホバの証人の経験談

現役エホバの証人を名乗る人物のtweet。

さかのぼること30年前、エホバの証人の教団都合で引っ越す先だった平凡な町並みの写真を載せ、それでも「期待に胸を膨らませていた」という本音。

しかし、移動をチラつかせた長老(エホバの証人の中間管理職)本人に実家に留まるよう命じられる。

そして、現在は親を扶養しながらエホバの証人の開拓奉仕(かつて全時間奉仕と言われた活動、現在は月50時間の布教がノルマ)を「楽しく」しているという本人の弁。

この辺りで既に自分を騙しているのだが、「エホバが必ず道を開いてくださるのを実感しています」という盲信者ぶりで思考停止全開。

こんな話は美談でもなんでもない。

親が経済的に老後破綻しているのは、無駄な宗教活動をしていたのが一因になっている可能性が高く、宗教活動の時間を老後の備えに充てていれば、子どもに迷惑をかけることはなく、親が自立できていたかも知れない。

扶養しているのがエホバの証人親なのかどうなのかは不明。しかし、もしも信者親なら、自ら体罰という暴力をふるった子どもに老後の世話をされていることになる。(この人は過去に自ら虐待を告白している。本人は虐待と認識していないが。)

虐待して子どもを支配下に置き、大人になっても依存心を抱かせ、扶養させている。親子で無駄な宗教活動に時間とカネを捧げる宗教一家。こんなモノのいったいどこが美談なのか。

宗教活動が無駄かどうかに議論がありそうだが、エホバの証人の場合はそんな余地はない。エホバの証人は輸血を拒否して子どもを殺す。聖書を拠り所にこの世の終わりハルマゲドンの到来を唱え、人々を騙す。

人々を騙し、人生を奪う。時には直接的に命まで奪う。そんなカルト宗教に親子二代で時間を捧げて美談、はあり得ない。無駄どころか有害なので、美談にはなり得ない。

あのとき、家を出ていたら、決断を他人任せにした後悔

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エホバの証人の信教の自由の大侵害、現役2世信者の2割が信仰を強要されたと回答

信仰を強要される子ども

現役エホバの証人2世の2割が宗教虐待を受けた自覚がある

エホバの証人の自作自演アンケート(JWJ-QS)。

日本のエホバの証人がどの程度改宗を強制されたと感じているか
ほとんどの人(86.5%)は,JWが自分をコントロールしようとしたという記述に同意せず,コントロールしようとしているのを感じた人は10%未満(8.2%)

現役エホバの証人7,193人に聞いて、8.2%の590人が改宗を強制された、エホバの証人が自分をコントロールしようとしていると感じたと回答している。

そう感じていない人の脳内はお花畑で、既にコントロールされているので、コントロールされているとか、信仰を強要されたと回答できる精神状態にない。つまり、この数値はもっと上がる。

エホバの証人の場合というか、日本での信仰の強要は、ほぼ確実に親から子へと行われる。そのため、改宗の強制有無はこの報告書で言うところの第2世代の信者に限定して聞くべき事項。第1世代はトチ狂って、勝手に暴走して人生を放棄、エホバの証人になっただけ。

エホバの証人2世の第2世代に絞って計算し直してみる。

報告書が杜撰でしっかりと数値がとれないのだが、一番多く読み取れる第2世代の人数は3,366人。少し乱暴だが(乱暴というか妥当だろう)、このうちの590人が信仰を強要された自覚があるとする。

590人/3,366人=17.5%

現役エホバの証人2世の2割近くが信仰を強要された自覚があると回答している。これは由々しき人権侵害、宗教虐待。信教の自由を侵害する事項。まあ、現実はほぼすべてのエホバの証人2世が信仰を強要されているんだけど。

「集会行くか行かないか、自分で選びなさい」なんて言う、そんなまともなエホバの証人の親はほぼいない。

エホバの証人の信教の自由の大侵害

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エホバの証人が嫌われる理由、体験したことを話すのをやめるわけにはいかない理由

体験したことを語らずにはいられない理由

エホバの証人が嫌われる理由

エホバの証人の週日の集会テキスト(2024/1/29-2/4)、『神の王国について徹底的に教える』5章前半部。

激怒したカヤファは,イエスの名前すら口にしたくありません

この気持ち、よくわかる。元エホバの証人2世である私にとって、エホバの「エ」すら汚らわしい。

「なぜこんなに嫌われるのか?」と、嫌われている側が真摯に考えないと直しようがない。しかし、そういった自浄作用が宗教にはない。

1世紀の使徒連中も同様。

サドカイ派の人たちが激怒したのはどうしてでしょうか。使徒たちはイエスが復活したと教えていましたが,サドカイ派は復活を信じていませんでした

サドカイ派は、復活をでっち上げて人々をたぶらかす使徒を危険視していただけ。至極真っ当な理由。

さらに、こういう危険な宗教団体は、自分たちが嫌われる理由を都合よく捏造し、自教団の存在理由にしたり、信者の盲信を強めるのに利用する。

私たちはいろいろな宗教の教えが間違っていることを指摘しています。その結果,間違った信条や習慣から自由になった人たちがたくさんいます。(ヨハ 8:32)そのため,私たちはねたまれ,憎まれます

そんなことない。

エホバの証人が、「他の宗教を間違っている」と独善的なことを言っていても、別段、誰も相手にしていない。目くそ鼻くその世界。どうでも良い。

「他の宗教」も、エホバの証人のことなど全く相手にしていない。エホバの証人みたいな異端中の異端に何を言われようと、痛くも痒くもないから。

信者をエホバの証人に奪われようと、大した人数でない。軽微な被害。宗教離れの理由は時代の潮流であって、「エホバの証人」みたいなちっぽけなモノではない。

また、エホバの証人に対して、少なくとも誰もねたんではいない。ねたむような羨ましい要素はゼロ。むしろ、「可哀そうに」と憐れんでいる。

そして、これ以上被害者を増やすなという義憤。さらに、個人的に被害を受けたことに対する憤りと憎しみ。

エホバの証人が責められるのは、エホバの証人組織自身の間違った行いゆえ。

間違った宗教を指摘するエホバの証人、自己紹介になっている

体験したことを話すのをやめるわけにはいかない理由

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エホバの証人の集会、「生物=エホバの創造」というのが浅はか

蝶を見て「エホバガー」は浅はかすぎる

エホバの証人の間違った教育

エホバの証人の週日の集会テキスト(2024/1/22-1/28)から。

『時間を取って創造物を観察する』。「その辺の庭で蝶とかを見て、エホバマンセーってやれよ」という内容の話なんだけど・・・暇かと。

その時,明けの星が共に喜びの叫び声を上げ,神の子たちが皆,称賛の叫び声を上げ始めた

というヨブ記の聖句から

エホバがさまざまなものを徐々に創造していくのを見て,天使たちはどう感じたでしょうか。感動したに違いありません。それで「称賛の叫び声」を上げ始めました

と。だから、我々も創造物を時間を取って観察しなければならない、という展開なのだが、天使が称賛したかどうかなんて、聖書筆者の人間が分かるわけない。妄想だよ。

時間を取って創造物を観察し,よく考えると,エホバへの信頼が強まる

いや、まず自然のモノを見て創造物とか創造主とか考えている時点でヤバいって。非科学的。妄想。

子どもに蝶を見せている写真が掲載されているのだが、蝶や花を指して創造物だと、子どもに教えるなんて教育上良くない。間違っている。

生物がさくっと創造されて、その創造主は無限の存在って、非科学的教育の極地。そんな妄想を事実だと子どもに教える。子どもがバカになるよ。

そして、エホバの証人の設定だと、創造主にすべての生命は生殺与奪権を握られている。そんなことを教えれば、子どもの人生観は歪み、生命に関する倫理観をを失うことになる。

進化論は揺るぎない事実だと、エホバの証人の参考文献が述べている

生物=神の創造物なんてのは、そもそも浅はかすぎる

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元エホバの証人の親の最低限、わが子の人生からエホバの証人を排除する

元エホバの証人の親の最低限

もしもわが子がエホバの証人になりたいと言い出したら・・・

元エホバの証人2世が親になった場合、自分がされたように親の価値観を子どもに押し付けたくない。そう考えるのは当然。

私も、親にエホバの証人というカルトを押し付けられ、信じない自由どころか、輸血拒否で命を危険に晒された。そうはならないように、自分自身、親の価値観を子どもたちに押し付けないようにしたい。

とはいえ、また別の問題がある。

もしも、子どもがエホバの証人になりたいと言い出したら?私の家族親族にはエホバの証人はただの一人もいないので、こんなことは無いと思うのだが、万が一の話。

そもそも、そんな事態にならないようにキッチリ悪いモノと接さないような環境に子どもを置いておくべきなのだが、そうもいかなかったケース。

『NHKスペシャル 宗教2世』、現役エホバの証人に対して家族が取るべき対応

間違った方向へ進む、現役エホバの証人の背中を押すのだけは無しで

元エホバの証人の後遺症と悪癖

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エホバの証人問題支援弁護団の調査報告書、脱会した方が良いって知ってるはずなのに・・・

後世に残してはいけないモノ、エホバの証人

何があっても改善するわけがないエホバの証人組織

エホバの証人問題支援弁護団の調査報告書より。最後に、「良識あるエホバの証人の信者の皆様へ」と題した、弁護団から現役信者への鬼気迫るメッセージ。

良識があったら現役エホバの証人信者をやっていないと思うんだけど、まあ人それぞれ事情はあるし、良識というのも一律ではない。

私が、弁護団からの鬼気迫るメッセージと感じたのは、私自身が脱会済の元当事者だからで、囚われの現役信者には響かないのかも知れない。

同様にエホバの証人組織が、この調査報告書のように外部から理路整然と糾弾されても改善されないのは、書いているご本人も理解されているのだろう。

社会的に通常期待されるべき自浄作用による法令遵守は期待できないと思われる

と、前章で書いている。つまりは、何らかの外圧が必要で、現状の法体制におけるその究極が宗教法人の解散ということになる。

エホバの証人組織が改善されるわけがないのだが、改善されても困る。私的にはエホバの証人組織には消えて貰いたいので、安易に改善されて「正常化しましたー」では困る。

とはいえ、そう安易に改善できないのが、カルトがカルトたる所以なのだが。

エホバの証人の内部文書「会衆へのお知らせ」、カルトに自浄作用はない

エホバの証人の内部文書「S-401」、二枚舌のままブレないエホバの証人組織

「エホバの証人やめろ」と、ハッキリ書けばいいのに・・・

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エホバの証人の指示文書は「感想文」か「独白」、現役2世高校生が受ける不条理

意思表示すらできないエホバの証人2世の高校生

エホバの証人組織の指示文書は、独り言か感想文

昨日の記事の続き。2023/12/4の宗教2世問題ネットワークによる、エホバの証人の大会に関する会見より。

エホバの証人組織は、大会会場の管理者に対して以下のように回答。

  • 大会では、虐待につながる映像や資料は「全くない」 ⇒ あった
  • 子どもは、当人の自由意志で平日に学校を休んで大会に出席している
  • 大会への参加は強制していない。児童の就学や日常生活に支障をきたさない

これらの回答がいかにエホバの証人の欺瞞であるか、ネットワークの会見では以下の2点から示していた。

①大会の内容と、②大会に関する事前の指示文章から。

①大会の内容は昨日の記事にて。エホバの証人の大会で流された腐ったメロドラマみたいな動画で、虐待的な内容があった。さらに、そのドラマで恐怖を煽り、組織の指示に盲目的に従うよう誘導している。

今日はその②、教団が大会前に信者に出した文書から。

3日間すべて、じかに、各自が指定された会場で参加できるように、学校や雇い主に対して事前に調整するように」(下線は原文ママらしい)

指示する手紙が出ている。

こういったのは、エホバの証人組織的には指示ではないらしいのだが、会見でネットワーク代表者に

「ふざけるな」と一喝される。指示でないのなら「感想」なのかとも。

もしくは、「独り言」の類なのか。

いずれにせよ、到底一般常識では通用しない詭弁。

エホバの証人組織は、「学校を休み、教団に指示された期間、指示された場所で大会に参加せよ!」と、指示している。

しかも、その指示は、恐怖で脅し盲目的に従わされる悪質なモノ。強制。

そもそも、エホバの証人の大会に親が行けば、子は連れていかれるのは当然。小学校低学年なら下校時に親は大会ホールにいることになる。大会は夕方まで続くので。

この状態で、小学校低学年の子どもが断る余地はない。これは、私自身の経験でもある。選択肢などなかった。強制参加だった。

この状態で、いったいどうすれば就学や日常生活に支障がでないというのか?理解に苦しむ。

エホバの証人の大会帰りに目撃、けなげな児童の姿に涙

21世紀の日本でまかり通る、エホバの証人の不条理

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宗教2世ネットワーク会見より、叩き潰されるエホバの証人の子どもの未来

叩き潰されるエホバの証人の子どもの未来

普通に児童虐待動画が流される、エホバの証人の大会

宗教2世問題ネットワークによる、2023/12/4のエホバの証人の大会に関する会見より。

昨日の記事の続き。エホバの証人組織が、大会会場の管理者に対して回答した以下の点。

  • 大会では、虐待につながる映像や資料は「全くない」
  • 子どもは、当人の自由意志で平日に学校を休んで大会に出席している
  • 大会への参加は強制していない。児童の就学や日常生活に支障をきたさない

これらの回答がいかに欺瞞的であるか、ネットワークの会見では大きく2点でアプローチ。

①大会の内容と、②大会に関する事前の指示文章から。

今日は、その①大会プログラム内容について。エホバの証人の大会では、腐ったメロドラマみたいのが流される。その中では

  • 「どうせセックスできないんでしょ」
  • 「滅ぼす」
  • 「生きるか死ぬかの問題」

エホバの証人の大会では、このような恥ずかしくて、恐ろしいキーワードが出てくる。エホバの証人は、こういった動画を恐らく全世界共通で子どもに見せている。

恥を知れ。恥を。

普通に、虐待につながる映像や資料が出てくるのがエホバの証人の集会や大会。

エホバの証人大会潜入レポート:児童虐待的な内容と圧倒的カルト感に遭遇

エホバの証人の大会潜入記:動画の中で「滅ぼす」「生きるか死ぬかの問題」

理解のできない指示でも教団組織に従うよう、恐怖で強制する

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宗教2世問題ネットワークによる会見、エホバの証人の大会の裏事情

エホバの証人の大会の裏側で・・・

エホバの証人組織が宗教虐待Q&Aを信者に周知できない理由

2023/12/4、宗教2世問題ネットワークによる、エホバの証人の大会に関する会見。

エホバの証人の児童が平日の学校を休まされて連行された、今夏のエホバの証人の大会について。会見で以下の点が。

宗教2世問題ネットワークは、エホバの証人の大会会場の管理者(自治体や運営会社)に対し、宗教虐待Q&Aなどに鑑みて適切な対応を事前に求めていた。これに対し、半数程度の管理者が何らかの対応に動いたとのこと。

管理者側は、エホバの証人組織側に対して、宗教虐待Q&Aの大会参加信者への内容告知や、留意を要望。

宗教虐待Q&Aには、「いかなる理由があろうと体罰」や「滅ぼされると脅すこと」や「医師が必要とする輸血を受けさせないこと」は、児童虐待だと明記されている。

こんなモノを信者に周知すれば、エホバの証人組織が児童虐待を推奨する組織であることが、明らかになる。

また、信者のコントロールのため絶対的でありたいエホバの証人組織としては、世俗の基準の周知などできはしないのだろう。一般基準と隔絶していることを自ら求める、カルトそのもの。

というわけで、エホバの証人組織はどれだけ求められても、宗教虐待Q&Aを信者に向けて開示することはない。

教団側は、当然のように宗教虐待Q&Aの内容告知要望については黙殺。各会場管理者の要望に対しても、次のような場当たり的ないつも通りの回答でごまかしたとのこと。

エホバの証人の大会潜入記:過去と現在の葛藤、子どもたちの悲痛な叫び

エホバの証人の虚偽は、盲信と狂信のたまもの

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エホバの証人の進学制約、受けて良かった大学教育の経験談

進学制限を受ける、エホバの証人

他人の進路にまで容喙する宗教、エホバの証人

エホバの証人問題支援弁護団のエホバの証人の児童虐待の調査報告書。

エホバの証人の組織的な高等教育の否定。この問題について、この調査報告書内では様々に調査・分析がなされている。

教団が、一時的に高等教育に肯定的な時期があった可能性が示されている。1992年~2011年のこと。

私もこの時期にちょうど進学を経験している。

地方に住んでいた私の身の回りでは、次のような認識だった。

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