ハルマゲドンという最大の脅迫
こども家庭庁の研究事業、「保護者による宗教の信仰等に起因する児童虐待に関する調査研究」報告書。第4章、市区町村調査。前回の記事の続き。
問4、保護者による宗教の信仰等に起因すると推察される虐待の該当事例
について。
交友や結婚の制限のため脅迫や拒否的な態度を⽰す、友⼈等を「敵」「サタン」等と称する
が、1159の自治体から3件報告されている。
これもエホバの証人。エホバの証人の親は、交友関係を指摘しても子どもが正さなければ体罰を振るってくる。また、親に従わないとハルマゲドンで滅ぼされると教えられる。
ハルマゲドンという最大の脅迫。ハルマゲドンなんてバカげた話なのだが、エホバの証人の子どもは哀れなことにそれを信じちゃっている。そういった子どもにとっては、ハルマゲドンは最大限に恐怖心を煽られる脅迫になる。
真理を騙る者を断じるのは当然
エホバの証人は世間一般のことを「この世」と呼び、サタンの支配下にあるとも言う。これまたおバカな話なのだが、信じちゃっている人にとっては、これも脅迫。世間はおっかないサタンに牛耳られているなんて、怖すぎる。
エホバの証人の親は、教団の価値基準と相容れない友達がいれば、「サタン的」だと言いだす。エホバの証人に対し不理解な教師や親族も同様。サタン扱いする。これも児童虐待(宗教虐待Q&A問3-2より)。
そうやって間違った一方的な基準で他人を裁くことこそ「サタン的」だと思うんだけど。
私がエホバの証人を間違っていると断じるのも「サタン的」だって?
そうだよ。エホバの証人が嫌いなモノなら、こちらはウェルカム。
と言いたいところだけど、エホバの証人を断罪するのと、エホバの証人が外を裁くのとはわけが違う。
真理を自称するエホバの証人を真理でないと断じるのは当然。だって真理じゃないから。「ハルマゲドンで世界を滅ぼす」のが真理であっては困る。そんなことは起こさせない。
「輸血拒否で子どもが死ぬけど復活する」なんて冗談を真理だと言って、子どもや情弱な人々を騙すのも困ったモノ。
真理を騙る者を「真理じゃない間違っている」と断じるのは当然。被害が出るし真理でないのは明らかなので。
逆に真理でないくせに真理を騙り、世界中を「サタン」だと裁くなんて行為こそがバカげていて、それこそ「サタン」。ウソつきが何言ってやがる。
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