エホバの証人がマインドコントロールされる原因3つまとめ

エホバの証人がマインドコントロールされる3つの理由

エホバの証人のマインドコントロールとは

エホバの証人たちは、ものみの塔協会によって深くマインドコントロールされている。その手法は以下の3つ。

  1. 恐怖
  2. 反復
  3. 情報統制

エホバの証人の恐怖心を募らせるハルマゲドンとは

1つめは恐怖心を煽ることによるマインドコントロール。ハルマゲドンという終わりの日が近づいている、というのがものみの塔の教理。

当初1914年にハルマゲドンが来ることになっていたのだが、この予言は目下延長中。まあ、ハルマゲドンなんか来ないんだけどね。

ハルマゲドンでは、この世の事物の体制が滅ぼされ、善良なるエホバの証人だけが生き残る設定。その後、地球は健全・清潔なパラダイスに改良され、エホバの証人はそこで永遠の命を享受するというストーリー。

エホバの証人たちは、このハルマゲドンで死ぬのが怖くて、ものみの塔の言いなりになっている。自分の命惜しさに、自分の人生、命そのものを無駄遣いしている。

恐怖で平常心を失い、トンデモ教理を信じ込む。エホバの証人を続けてしまった結果、訪れる未来の方が恐怖なのだが。

ものみの塔の宗教本による反復

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エホバの証人は、ものみの塔の情報統制から自由になろう!

実は娼婦だったのは・・・

エホバの証人2世としての私の経歴

  • 1980年代初頭、狂信的なエホバの証人だった両親の一人息子として誕生
    ※後に発覚したが、私が生まれて1年ほどで両親は信者になった様子
  • 1990年代中頃、両親に対してエホバの証人をやめると宣告するが、ものみの塔の洗脳状態は解けず
  • 2002年~2003年頃、ハルマゲドンの到来時期を予想しようとして、『14万4000人の残りの者』について調べる。そこで、「ラッセルの墓がピラミッド」というネット記事を見つけ、洗脳解除

ネットの記事が要因となり、ものみの塔による私の洗脳が解けた。ものみの塔協会初代会長チャールズ・テイズ・ラッセルの墓がピラミッドになっているという記事。ものみの塔の不義、あやまちではなく隠匿、これを知ることで一気に洗脳から解放された。

元々、疑問に感じていたものみの塔の姿勢や、教理に対する不信感がすべてつながる。ものみの塔は欺瞞に満ちたカルトであると確信した。

ものみの塔の不都合な真実

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元エホバの証人2世の覚醒の瞬間、洗脳解除の理由とは?

元エホバの証人2世の覚醒の瞬間

エホバの証人2世という過去は、人生の恥部

21世紀初めのこと。私は、エホバの証人についてインターネットで調べようとしていた。『14万4000人の残りの者』の人数を調べれば、ハルマゲドンの到来時期がわかるだろうと考えたから。

生まれながらのエホバの証人2世だった私が、教団を脱会したのが14才のとき。1994年のこと。それ以来、意識してエホバの証人を避けてきた。

エホバの証人2世だった過去は、私の人生の恥部だから。

小学校の節分で私だけ鬼のお面をつけられず、豆まきを教室の端から見ていた。あの時の屈辱感。同じ屈辱感を小学校から中学校のあいだ、何度も味わった。

エホバの証人2世だった屈辱的な過去と決別すべく、私は全力でエホバの証人らしくない生き方をしてきた。いつハルマゲドンで死んでも良いように。そのハルマゲドンがいつ来るのか?

ノストラダムスの大予言もはずれ、時代は21世紀になっていた。

増加し続ける、エホバの証人の14万4000人の『残りの者』

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エホバの証人の主の記念式、14万4000人の油注がれた残りの者

エホバの証人(ものみの塔)のカルトイベント主の記念式

エホバの証人の14万4000人の教理とは・・・

エホバの証人には14万4000人の教理がある。その14万4000人のエホバの証人たちは、死後、天に昇りキリストと共に支配層として君臨することになっている。

14万4000人の集団には、エホバの証人組織最上層の統治体メンバーが含まれている。また一般信者の中にも、その昇天組は存在する。

自分が昇天組に選ばれたどうかは、神からの啓示があるという設定で、幻のように天啓を受けることになっている。

統治体のメンバーの中には、確信犯的に自身が天から選ばれたことにしている者が多いのだろう。組織上層部て旨みを吸うために。

逆に、一般信者の中で、自分が14万4000人だと言っている人は、かなり頭がやられちゃっている人。幻覚か何かを見て、自分が選ばれた昇天組だと勘違いしている。

エホバの証人の主の記念式

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エホバの証人に自殺者が多い理由④:その3つの理由

元エホバの証人の自殺未遂

エホバの証人家族の崩壊と父親の出奔

前回は、私の父の自殺未遂から、エホバの証人に自殺者が多い理由を考察した。
父が夜の海に身投げをしようとした前回の話

今回でこの暗い話も最後。お互いにエホバの証人をやめたあと、父から聞いた話。

わが家は、父、母、一人息子の私という三人家族だった。エホバの証人一家として、家族全員がものみの塔のマインドコントロール下に。私が生まれた頃から、エホバの証人をやめると14才の私が宣言するときまで、その状態が続く。

私が成人し、家を出て一人暮らしを始めた後、父、母の順でエホバの証人をやめる。この過程で両親は離婚し、一家崩壊。父親は離婚と同時に行き先知れずとなり、数年ぶりに再会したときの話。

父は離婚した後、一人放浪するように日本中を彷徨っていた。その途中で持ち金が無くなるたびに、死のうと考えた。しかし、その度に最後の有り金で買った馬券が当たったり、これで負けたら死ぬしかないというパチンコで大勝したり。

まるで、何らかの力に生きろと言われているかのよう。ギャンブルの神様か?エホバの証人はこんな話をすると、「エホバが救ってくれた」とか言い出すのだが、背教者に対して一方的に善行を施す神はいないよね。

とにかく、父は自殺する直前で何度も命拾いした。世の中には、道半ばで死んでいく者が無数にいる。一方、自殺願望を抱えたまま、父が生き延びたのには何らかの意味があるのかもしれない。

そんなことは私にとってはどうでも良く、ただ一人の父親が、こうして生き残り、また話ができて良かったと、胸をなで下ろしたのだった。

カルト宗教にハマり貧困し、自殺するエホバの証人

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エホバの証人をやめるときの3つの注意点(正しい脱会方法のまとめ)

人生は生きる価値がある。エホバの証人をやめたなら

エホバの証人をやめるときの3つの注意点

  1. バプテスマを受けない
  2. 排斥されない
  3. 誰も傷つけない

エホバの証人をやめるときに気を付けること3つ。マインドコントロールが解けてエホバの証人をやめる決意をした後の話。

その前の段階の人は、まず自分の頭で考えて、エホバの証人組織と自分の生き方に疑問を感じましょう。そして、教団の外で生きていく決意を固めましょう。

排斥にならないためにバプテスマを受けない

1.バプテスマを受けない

エホバの証人を穏便にやめるためには、バプテスマを受けないことが大事です。

既にバプテスマを受けてしまった場合はどうすれば良いの?と聞かれそうですが、バプテスマとは、ものみの塔という偶像に命をかけると献身する行為です。もう後には戻れないので諦めましょう。

というわけにはいかないので、あとの2つの注意点に気を付けましょう。

バプテスマを受けると排斥されるリスクが高まります。排斥された元信者はエホバの証人信者から村八分の扱いを受けます。家族内でも排斥者に対しては最低限の接触にとどめなければならない、というものみの塔の戒律があります。

エホバの証人をやめたからと言って、ものみの塔のマインドコントロール下にある哀れな肉親と話せなくなるのは嫌ですよね。

バプテスマを受けていない非信者の人は、タバコを吸っていてもお咎めなしなのに、一旦バプテスマを受けてしまうと、そうはいかなくなります。喫煙しているのを目撃されたり、背教じみた質問をして目をつけられると排斥になる恐れがあります。

エホバの証人2世の子どもだと

「あなたと同じ年のあの子は、もうバプテスマを受けている」と、親が羨望のまなざしを向けることがありがち。子どもとしては自尊心を損なわれることになります。

そのため、けなげにも何とかして自分もバプテスマを受けようなどと思います。これが危険。

バプテスマを受けないままなら、年頃になって異性とデートしたりしても、見逃して貰える風潮があります。ところが、なぜか一旦バプテスマを受けてしまうと、異性と話しているのを目撃されただけでも排斥になるリスクがあります。

バプテスマなんて、プールに潜るだけの茶番なのに、おかしな話ですが。

エホバの証人の排斥者に対する愛の欠けた行為

エホバの証人をやめるときの注意点2つ目です。

2.排斥されない

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体罰全面禁止国のエホバの証人、今でもムチを振るっているのか?

体罰を受けるエホバの証人の子ども

体罰が子どもに与える悪影響

体罰は身体的な痛みだけでなく精神的な痛みを伴う。みじめさや恐怖心は子どもの心の成長に悪影響がある。これは科学的な調査によって明らかになっている。米国で2002年に発表された体罰の研究成果がある。

体罰を受けて育った子どもは、その時には親の言うことを聞くという一時的「効用」がある。しかし、長期的には

  • 攻撃性が強くなる
  • 反社会的行動に走る
  • 精神疾患を発症する

などの副作用があることが分かっている。

私は、エホバの証人2世として懲らしめというを暴力を振るわれて育った。上記の体罰の副作用は、まさにあてはまっている。精神疾患は辛うじて免れていると思いたいが、私は攻撃性の強さと反社会的行動で20代を走り抜けた。

体罰を受けて育った子どもは、言葉や社会性の発達にもはっきりと遅れが見られる。体罰には良いことなど何もない。日本は違うのだが、体罰を法律で禁止している国が世界に52ヵ国もある。(2018年6月現在)

日本も2020年2月に体罰が前面禁止になった。全世界で59番目の国として。この記事を書いた2018年から7か国増えた。エホバの証人の王国会館から、子どもの泣き声が聞こえてきたら通報するべき。これは社会的義務。
※2021年8月9日追記

体罰全面禁止国のエホバの証人、ムチの現在は?

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世界がいかに寛容であろうと、エホバの証人を許容してはならない

同期のエホバの証人同級生との思い出

同期入社のエホバの証人2世

私は、生まれながらのエホバの証人2世で、14才のときに自分の意志でエホバの証人をやめた。そして高校へ入学。

私は高校入学時にはエホバの証人を脱会しており、高校デビュー。ところが同じクラスに現役エホバの証人2世がいるという不運。

しかし、そのエホバの証人のクラスメイトは、在学中は仮面エホバの証人で通していた。信仰を表明せず、何食わぬ顔で過ごしている。

我々は、お互いの親から相互のエホバの証人関連情報を聞いていたのだが、どちらからも触れずじまい。そのまま社会人になった。

しかし、そのエホバの証人2世と私は、同じ会社に新卒で入社することになった。在学中の高校とその上級課程、計5年のあいだ同じクラス、なおかつ同じ会社に新入社員として入社。

全く触れ合いのない学生生活だったが、腐れ縁なのか何なのか。彼は、信仰を表明しないし、私のエホバの証人の過去をリークしたりもしない。人畜無害だったので、入社後もただの同級・同期という関係を継続。

その同期エホバの証人は、3年ほどで会社を辞めてしまう。退社後に某巨大運送会社に転職するらしく、退社の理由は、恐らくエホバの証人活動に従事するため。その動物マークの配送便会社で働くエホバの証人は多いらしく、時間の都合がつきやすいのだろう。

彼の退社の際に、2人で飲みに行った。しかし、結局エホバの証人のことは、そのときもそれ以降もそれ以前も、全く話さなかった。こちらからも、あちらからも。そして、この時から15年以上経過、現在に至るまで音信不通。

エホバの証人であるとか、エホバの証人だったというカミングアウトや、その後の深い付き合い、そういった、密接な人間関係がエホバの証人2世は何より苦手。少なくとも、私と同期の彼は。

知っているけど知らないふりをしたり、見えているけど気付いていないふりをしたり、逆にうわべだけで上手く取り繕う人間関係に終始してしまう。

人畜無害なエホバの証人2世

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エホバの証人家族を引き裂くモノ、その正体とは・・・

エホバの証人家族を引き裂くのは・・・

エホバの証人をやめる者と残る者の確執

本ブログに、初めてコメントを頂きました。ありがとうございます。

コメントを確認している過程で気付いたのですが、メールアドレスを登録しないとコメントできない設定になっていました。煩わしそうですのでこの制限をはずしました。コメントやお問い合わせは、批判や中傷でも大歓迎です。

今回コメントを頂いた方はエホバの証人2世として10代までを過ごされたそうです。兄弟の方がいらっしゃって兄弟でエホバの証人2世としての活動を強制されたとのこと。

私は一人っ子だったので、兄弟揃ってエホバの証人2世として育てられるという経験はありません。

家族で同時にエホバの証人をやめるのがベストです。

エホバの証人をやめるタイミングにズレがあると、兄弟関係の決定的な損失につながってしまう可能性があります。これは兄弟だけでなく夫婦や親子、友人関係にも当てはまることです

この方は、エホバの証人をやめてからが本当の地獄だったとおっしゃっています。地獄の要因を自己の外で考えると、教団に残る者と去る者の間の確執があります。

教団に残る者は、ものみの塔の語ることが真理でそれ以外に救いはないと完全に信じ切っています。それならば、肉親が教団を去ることを何としても押し留めたいと思うのは当然のこと。さらには肉親が反対者となれば、愛情が憎しみに似た感情に変化します。

エホバの証人をやめたあとの生き方

エホバの証人家族が見るべき地獄こそが真理

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エホバの証人が見ることを許されないテレビ、その理由とは?

TV禁止のエホバの証人

エホバの証人2世の育つ毒家庭

私は生まれながらのエホバの証人2世だった。両親ともにエホバの証人という毒家庭で成長した。

1980~90年代、学校の友人の家にはたいていテレビゲームがあったのだが、私の家にはなかった。貧乏とかではなく、わが家がエホバの証人だったから。

エホバの証人は各家庭によって、ものみの塔の教理に対する厳格さや忠誠度が異なる。このため、中にはテレビゲームが許されているエホバの証人2世の子どもがいた。私にとっては、うらやましい限り。

私の家にはテレビすら置かれない時期もあった。両親は、テレビから流れる情報のほとんどは悪魔サタンが流している有害な情報だと信じていた。両親は、それほどに深いマインドコントロール状態にあった。

とはいえ、テレビが置いてあった時期もあった。しかし、1日に見ることのできる時間は30分とか1時間と、ガチガチに決められてはいた。しかも、NHKだけしか映らないように設定されていることもあった。

また、見たい番組は事前に両親の承認を得なければならなかった。許しが出た番組でも、一緒に見ていて途中でエホバの証人にとって「ふさわしくない」シーンがあると、テレビを消される。

「ふさわしくない」というのは、不道徳や暴力など。テレビで、未婚のカップルがキスしたり、服を脱ぎ始めたりするとチャンネルを換えられた。そもそも、子どもの大好きな戦隊物やヒーロー物は暴力的という理由で許されなかった。

傲慢エホバの証人よ、自分の頭で考えろ

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