『ドアの向こうのカルト 九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録』
元エホバの証人2世が書いた絶版本。
洗脳されている側には、「洗脳されている」という自覚が全くない。他のカルト教団を見て、「自分たちはカルト教団でなくて良かった」と強く思うのだ。鏡を見て我が身を直せという言葉はカルト教団には通用しない。鏡を見てもうっとりするだけ
確かに、オウム真理教の事件が世の中を騒がせている頃、エホバの証人たちは、まさか自分たちが同じカルトであるとは思いもしなかった。
「なんでこんなあからさまなカルトに騙される人がいるんだろう」と、首をひねっていた。
いやいや、我々も騙されていたんだけど・・・。
信者の人生が激しく損なわれるという面で、オウムもエホバも本質は同じ。救いに至らないのも同じ。やっていることが不正義である点も同様。
マインドコントロールされている人々が、何とか自分自身を客観的に見つめることはできないだろうか?
エホバの証人が人生の真理にたどり着く方法
“エホバの証人が、人生の真理にいとも簡単にたどり着く方法” の続きを読む