性悪な神エホバに打ち勝つ方法

『ドアの向こうのカルト 九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録』

元エホバの証人二世が書いた脱退本。絶版になので読むなら中古で。

 

作中に、若いエホバの証人二世信者が脱会してホストになったというストーリーがある。

宗教から離れた二世というのは、常にどこかでエホバを裏切ったという罪悪感を感じている。だからこそ極端に反対の方向に暴走してしまう

私は生まれながらにエホバの証人という宗教を強要された2世信者だった。しかし、14歳の時に自分の意志でこの宗教から脱会。親との決別も覚悟した。

私は14才の脱塔時もそれ以降も、神を裏切ったという罪悪感は全く感じていなかった。親の期待を裏切ったことに対する意識の方が大きかった。

神に対してはもはや確信犯。ハルマゲドンどんと来いという感じ。甘んじて滅びを受けよう。ただ、その終末までは好きにさせて貰うと決めていた。人間として生を受けたのなら、その生を自分の意志で生きる権利があると信じていた。

永遠に生きなければいけない性悪神エホバ

永遠に生きるというのはある意味罰ゲーム。

永遠に存在し続ける神エホバは、その退屈さで発狂し、ハルマゲドンで全人類を滅ぼしてやるとか言い出した。最高に鬱陶しい迷惑な存在。思い通りに行かないのなら、壊してしまえという幼児性。腐った神だ。

人間の生は刹那。それゆえに瞬間を輝きで彩り、その一瞬を永遠に昇華させることが出来る。今という一瞬は絶対に戻ってこない。それゆえにその一瞬で勝負すれば、永遠という緩慢な時間を生きるしかない神に勝てる。

代表的な例で言えば、プロスポーツやオリンピックなど。練習に練習を重ね、本番でたった数秒の演技・競技に挑む。そこで最高の結果が出れば、その一瞬は永遠に変わる。

一般人であってもそう。大恋愛の末に結婚したとか、子供が生まれたとか、傍から見ると些細な幸せも、本人にとっては永遠に変わる瞬間。

この一瞬の輝きがある限り、しょうもない癇癪もちの神エホバなんて恐れるに足らない。

人間は死ねば無。ならば神も怖くない。性悪の神エホバは地獄も作っていて、言うことを聞かない奴らは、地獄で永遠の責め苦に合わせるとか言われた方が怖い。

この一瞬で神を凌駕し、うらやんだ神に滅ぼされるならそれまで。永遠に緩慢な命を貪るなんて圧倒的な退屈はごめんだ。

脱会エホバの証人の現役信者を喜ばせない生き方


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