偽神エホバとものみの塔がまき散らした産物、崩壊家族

神の創造の産物より、ものみの塔がまき散らした産物の惨状を・・・

エホバの証人の住んでいた家は荒れ放題

私の家族は、エホバの証人になったばかりに崩壊してしまった。家族3人がエホバの証人をやめたり、マインドコントロールが解けたりするタイミングがずれたために、家族として必要なモノが完全に失われてしまった。

そのため一家離散し、実家が空き家になっている。その空き家を整理するために久しぶりに実家へ入ったのだが、もう何年も誰も住んでいないので荒れ放題。このお化け屋敷には近所の人も迷惑していることだろう。

両親の部屋にはものみの塔の宗教本が大量に置いてあり、それを見ると嫌な気分になる。きっちり1冊仕入れるごとに寄付金を献上していたはずなので、莫大な金額を喪失したことになる。

エホバを褒め称える詩編は、ツッコミどころ満載

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誕生日パーティーと誕生日ケーキが禁止、エホバの証人2世

誕生日禁止のエホバの証人

エホバの証人2世の最初で最後の誕生日ケーキ

昔のアルバムを見ていて気付いたことがある。私の満1才の誕生日、1才になったばかりの私が、ケーキに立てたロウソクを吹き消そうとしている。

私は、ほぼ生まれながらのエホバの証人だった。

エホバの証人は誕生日のお祝いが禁止なので、誕生日パーティや誕生日ケーキなどは一切許されない。誕生日会を開くのも、他人の誕生パーティーに参加するのも禁止。

エホバの証人2世の子どもだった私は、ケーキにロウソクを立てて祝って貰ったことなど、一度も無いと思っていた。ロウソクを吹き消した記憶もない。しかし、満1才のときには、平凡に誕生日を祝われていたようだ。

私の1才の誕生日の後に、決定的に何かが食い違ってしまった。母が、布教活動にやってきたエホバの証人の毒牙にかかってしまった。ささやかな我が家が、ものみの塔の猛毒に犯された。

元エホバの証人2世がなじめない、誕生日のケーキ

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『ドアの向こうのカルト』~エホバの証人の作るケーキがマズい理由

エホバの証人のつくるケーキがマズい理由とは・・・

『ドアの向こうのカルト 九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録』

元エホバの証人の被害者が書いた本。絶版なので手に入れるなら中古で。

エホバの証人というカルトに洗脳されやすい人

この本の著者の子どもの頃のエピソードで、両親の夫婦喧嘩のシーンがある。空手(からて)に熱中している父親に対して、母親がハサミを持ち出す。

「私と空手のどっちが大事なの!」と言って空手着を切り裂こうとする。著者は、母親が宗教にハマる素養が垣間見えたと書いている。著者の高い観察眼がうかがえるエピソード。

「私と仕事どっちが大事なの?」と似た質問なのだが、実はどっちも大事。この場合の回答としては、火に油を注ぐだけなので不適切なのだろうが、これが事実。

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エホバの証人が、子どもに布教活動をさせるのは児童虐待

エホバの証人の子どもが受ける傷

エホバの証人の奉仕活動とは、カルト宗教の布教勧誘のこと

私の両親はエホバの証人で、私は当然のようにエホバの証人として育てられた。

エホバの証人の布教活動で、自分の学校の学区内を回らなければならないときが、本当に嫌だった。

エホバの証人の布教活動は、ボランティアとか奉仕、伝道などと、信者たちは自称している。これはソフトに言っているだけで、本来はただの宗教勧誘。しかもカルトの。ものみの塔協会は、こんな悪事を子どもにやらせている。

エホバの証人たちは、家を一軒、一軒、徒歩で回り、カルトへの勧誘活動を行う。炎天下の真夏でも、雪の降る真冬でも、徒歩で家々を巡る。

エホバの証人の親が行う、児童虐待

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エホバの証人の偽ボランティア活動で、傷つく子ども

エホバの証人の子どもが負う傷

エホバの証人のボランティア活動とは

エホバの証人は、家々を周って新たな信者を勧誘する行為をボランティアと称している。「宗教活動で新たな信者を集めています」と言っても、食い付きが悪いから。

最近のエホバの証人は、駅前などで立て看板と一緒に立っているのだが、かつては文字通り家から家へ、しらみつぶしに回っていた。住宅地図を塗りつぶしながら回る周到さ。

留守の家があれば、時間帯をずらして夕方などに再チャレンジ。これは留守宅訪問などと呼ばれていた。

この布教活動は、野外奉仕活動、伝道奉仕活動などとも呼ばれる。私がエホバの証人をさせられていた、たしか1980年代後半頃、ボランティアと言い出すようになった。

当時は、ボランティアなどという言葉は、日本では定着していなかった。

エホバの証人の世界本部は米国にあるので、日本ではちょっと先進的とも思える言葉を使ってみたり、奇抜とも思える問題を雑誌で取り上げたりしている。

日本のエホバの証人たちは、自分たちが「ちょっと進んでいる」と言い、これを誇りに思ったりもしている。

エイズとか家庭内暴力とか、テロだとか、当時の日本人にとって、興味の無い、対岸の火事のようなことを、わざわざ米国から輸入してくる。

そもそも、エホバの証人という宗教自体が米国から輸入された余計なモノなのだが。

エホバの証人の子どもに傷を残す、カルト勧誘

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エホバの証人の聖書研究、体系だったマインドコントロール手法

ものみの塔のマインドコントロール教育

エホバの証人のものみの塔研究

私は、ほぼ生まれながらにしてエホバの証人2世として育てられた。子どもの頃、私の家ではものみの塔の教理が最優先だった。

エホバの証人とは、米国発祥の自称キリスト教系の新興宗教。日本では「ものみの塔聖書冊子協会」が、中心的な宗教法人として活動している。2世というのは、親の宗教を押し付けられた子どものこと。

エホバの証人の各家庭では、家庭聖書研究と称してものみの塔の宗教本を使った洗脳教育が行われている。この家庭聖書研究には、聖書ではなく教団の出版物を用いる。このため、

エホバの証人の聖書研究は、正しくはものみの塔の宗教本研究と呼ぶべきものみの塔の宗教本は、教団にとって都合の良いように聖書の記述が曲解されている。

聖書でなく、教団発行の本を使っている時点で怪しいと考えるべきなのだが、マインドコントロール下のエホバの証人にそんなことを言っても全く通じない。

エホバの証人の聖書研究はマインドコントロールの手段

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『解毒』:エホバの証人が持ちえない無償の愛とは・・・

元エホバの証人2世の女性が書いた『解毒』

元エホバの証人2世の女性が書いた『解毒』

元エホバの証人2世の女性が書いた『解毒』。エホバの証人2世の境遇が克明に描かれている。現役エホバの証人が隠れて読むなら電子書籍がおすすめ。

子どもに価値観を強制するエホバの証人の親

「子どもが生きがい」となっている親の場合、子どもにとっては、その期待やプレッシャーが大きな負担となることが多い。子どもは、「親の理想を叶えるための道具」ではない。たとえ親子であっても、それぞれに「自分の価値観」や「自分の世界」を持つことが必要

これはエホバの証人の親子でなくとも、通常の親子でもあてはまる。子どもには子どもの人格、個性、長所がある。親はそれを認めなければならない。自分と違って当然。自分だって、自分の親とは違う一個の人間でしょ。だったら、子どもも親と違って当然。

こういう考え方ができないのがエホバの証人の親。自分がエホバの証人ならば、子どももエホバの証人になって当然と考えている。私も両親によく言われた。「お前が大人になってベテルに入ってくれたら嬉しい」と。

ベテルというのは、エホバの証人の本部に隣接する出版工場+社員寮のような所。ものみの塔の宗教本を製作・印刷しつつ、そこで生活する。世俗の仕事をせず、ものみの塔に全てを捧げるという、若くして人生終えちゃった人が入る所。

エホバの証人だった両親は、こんな所に一人息子を入れたいと、自身の価値観を押し付けてきた。

エホバの証人に欠如している無償の愛

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『解毒』~エホバの証人2世の長い戦い、洗脳解除・脱会後の延長戦

元エホバの証人2世の戦い、洗脳解除後も続く

エホバの証人の洗脳が解けた女性の書いた、『解毒』

元エホバの証人2世の女性が書いた『解毒』。洗脳が解ける瞬間が鮮やかに描かれている。現役エホバの証人の人が読むなら、電子書籍がおすすめ。

私は初めて「エホバ」という存在の異様さを痛感した。それは、三十三年間、一度も感じたことの無い、新しい感覚と意識だった。まるで麻酔から覚めた時のように、私には「痛いこと」を「痛い」と感じる機能が存在していた。

この本の著者は、友人信者の死がきっかけで洗脳が解除された。作者は排斥処分というエホバの証人的村八分になっており、死の床にある友人に会えなかった。そのまま友人は亡くなる。

排斥状態にあったため、エホバの証人の友人と今生の別れが出来なかった。不条理な別れを嘆いているときに、この状態を生む神が果たして「愛の神」なのか?と考える。そして、エホバとは「愛のない神」であり、つまり「存在しない」と気付いた。

組織の掟によって、親友の死に際にも会わせて貰えないという壮絶な経験。作者は「底つき体験」と書いているが、これが著者の洗脳解除のカギになった。

そして、同じ苦しみを味わい、先に旅立っていった数多のエホバの証人2世の「戦友」のために、生存者としての自分の責任を果たそうと決意。だが、これで終わりではなかった。

エホバの証人の戦い

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エホバの証人2世の子ども、悲しい「運動会」や「夏祭り」の記憶

エホバの証人の子どもの辛い記憶

エホバの証人の子どもが禁止される、夏祭り

私は元エホバの証人2世で、約15年をものみの塔というカルト集団で過ごした。両親がフルにマインドコントロールされたエホバの証人だったので、私は生まれてから自分の意思で脱会するまで、エホバの証人というカルト宗教を強要された。

エホバの証人は各種の行事への参加が禁止されている。ものみの塔が他宗教の行事すべてを禁じているため。これが私の苦い記憶になっていて、息子が学校の行事に参加するたびに、過去の忌ま忌ましい記憶を思い出す。

最近だと七夕祭り。エホバの証人は七夕も禁止。夏祭りも禁止。この時期になると、子どもの頃の夏祭りの苦い記憶がよみがえる。

短冊に願い事を書くと叶う理由~七夕禁止のエホバの証人

私が小学校に入る前のこと。同じアパートに住んでいた同年代のトシ君が、お祭りの屋台に誘いに来る。トシ君は真新しい青いハッピを着ていた。

私が家を出ようとすると、母親が「絶対にダメ」だと言い出す。泣く泣くトシくんに「一緒に行けない」と告げ、自宅でしょぼんとすることに。

この頃は、まだエホバの証人の教理が頭に入っておらず、体にも染み付いていなかった。理由も分からない不条理な思い出。

しかし、小学生の高学年にもなれば、宗教色のある行事はエホバの証人には禁止ということが体の隅々にまで染み渡っていく。学校で行われる節分やクリスマスなどの行事のたびに、自ら信仰を表明することを強要され、何度も悲しく恥ずかしい思いをした。

エホバの証人の子どもの悲しい運動会

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『解毒』:すべてのエホバの証人の親は、子育てに失敗する

元エホバの証人2世の女性の『解毒』

元エホバの証人女性の書いた『解毒』

エホバの証人を脱会した女性が書いた『解毒』。著者は1977年生まれのエホバの証人2世信者で、私と同年代。境遇が似ていたので共感するところ多。同年代のエホバの証人2世や、その親世代にもおススメの一冊。

エホバの証人の子どもが下す親の評価

大人になった著者が自分の子ども時代を振り返る。そして、まだ若い両親が、もがきながら自分たちを育てていたことに気付く。

歳を重ね、知恵がついた自分の視点で親の子育てを批評するのは間違っている

著者は、自分の親は与えうる限りの愛情を注ぎ、全力で子育てをしたと評価を下す。

私の両親も若くして、私を育てた。そして、この著者同様に十分に愛情を注がれた。両親には非常に感謝している。ただ、この麗しい事実は、物事の一面に過ぎない。私の両親は、著者の母親同様にものみの塔協会に強烈にマインドコントロールされたエホバの証人だった。

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